山梨の湯巡り10 [9] byうつぼ |
■豊富温泉「豊富村健康福祉センター」 男女別の浴室には、内湯(黒みかげ石枠タイル貼7.8人、ジェット付、あつめ)とジャグジー槽(同3人、ややぬるめ)。浴室は中庭に面していますが全体に暗くて無機質なイメージ。カラン10、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。お盆時期の11時で2人〜独占。 内湯は石の湯口からの大量投入+ジェット注入?で底面吸湯あり、ジャグジー槽は石の湯口からの大量投入で底面吸湯ありでともにオーバーフローなしの循環仕様。 お湯は、無色透明無味弱カルキ臭(内湯の湯口でかすかな石膏臭?)で、弱いヌルすべとキシキシ感がありますが浴感は薄めのもの。残念ながら、成分総計=1.495g/kgのアルカリ性含石膏芒硝泉のすぐれもののスペックから想像される浴感は楽しめませんでした。 湧出地住所からすると敷地内湧出で338L/min自噴という恵まれた条件(「シルクふれんどりぃ」に分湯しているとしても)なので、湯づかいが改善されれば甲府エリアでも屈指の名湯になるのではないでしょうか。 Na・Ca-硫酸塩泉 33.9℃、pH=9.6、338L/min掘削自噴、成分総計=1.495g/kg、Na^+=250.8mg/kg (51.39mval%)、Ca^2+=206.1 (48.42)、Cl^-=72.0 (9.56)、SO_4^2-=903.2 (88.56)、CO_3^2-=8.7、陽イオン計=458.5 (21.23mval)、陰イオン計=987.6 (21.24mval)、メタけい酸=48.5 <H5.3.16分析> 〔2004年10月レポ〕 |
![]() 「増富村健康福祉センター」の外観 |
![]() 「増富村健康福祉センター」の男湯 |