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山梨の湯巡り10 [6] byうつぼ

■増穂町「まほらの湯」

(増穂町、10:00〜22:00、500円(町外3h)、0556-22-7227)
http://www.town.masuho.yamanashi.jp/shisetu/mahora.htm

増穂町営の日帰り施設。以前2回ほど入ったことがありますが再訪です。R52富士川街道「公民館北」信号から少し東に入ったところで微妙にわかりにくく、観光周遊コースからも外れたエリアなので地元指数が高いようです。

外観やエントランスはこぢんまりとしていますが、館内は思いのほか立派で浴場も広め。ちなみに「まほら」とは「すばらしい場所」の意味だそう。少しはなれたところに温泉スタンドもあります。

男女別の浴室は、内湯(石造25人以上、打たせ湯2本付、熱め)、源泉槽(鉄平石造4.5人、39℃)、ジャグジー槽、歩行浴槽、寝湯×3、サウナ、水風呂に露天(石造10人、屋根付、42℃)と多彩。カラン10、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。GW中日の15時なのに10人以下の空き具合は信じられません。

内湯は、石の湯口からの間欠投入+槽内注湯+打たせ湯投入+源泉槽からの流れ込みで、オーバーフローはなく、大きめの底面排湯口からの軽い吸引か自然流下。源泉槽は、黄土色に変色した石の湯口からの源泉投入で、槽内注排湯はなく内湯へ流し出しのかけ流しでここが一番人気。露天は、石の湯口から投入し大きめの底面排湯口からの軽い吸引か自然流下で、軽くオーバーフローもあります。

うす茶色透明のお湯は、微塩味+微苦味に淡い温泉臭(内湯と露天には弱いカルキ臭)。当たりのやわらかなお湯でよくあたたまります。何といっても源泉槽がダントツで、鮮度感が高く、量は多くないもののアワつきがあって、アワつきのぬるぬる感も楽しめます。空いていたのでほとんどここにいました。

内湯は広くつくりすぎたかと思いますが、源泉槽を設置したのは快挙。ここは釜無川と笛吹川に囲まれた”甲府盆地ゴールデントライアングル” ^^) の南端に位置し、やはりモール?泉系の特徴が出ているお湯に思えました。

お湯は甲府盆地でみると標準的なものですが、正直ここは穴場です。施設もいいし全体にゆったりとしているので、ファミリーにもおすすめです。

Na-塩化物・炭酸水素塩泉 38.9℃、pH=7.8、445L/min掘削自噴、総計=1072mg/kg、Na^+=246.9mg/kg (78.11mval%)、Fe^2+=0.8、Cl^-=302.0 (60.43)、HCO_3^-=339.0 (39.43)、陽イオン計=308.3 (13.75mval)、陰イオン計=308.3(たぶん記載ミス) (13.75mval)(同)、メタけい酸=101.5 <分析年月日不明>

〔2004年6月レポ〕


「まほらの湯」の外観

「まほらの湯」の男湯内湯

「まほらの湯」の男湯露天

「まほらの湯」の温泉スタンド


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