栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯 [8] byうつぼ |
■平家平温泉「御宿 こまゆみの里」 地元の自然木をふんだんに使ったという館内は、居ごこちがよさそうです。浴場は3ケ所あってハダカ移動不可。この日はフライング気味の時間に突入したので、大露天風呂と内湯に入れました。(他にお湯の張られていない小露天風呂あり) 混浴露天風呂は、岩組石敷12人位のメイン露天と、その周囲に栃の丸太をくり抜いた1人用の入り心地のいい湯船が3つ。鬼怒川の流れを見下ろす高台にあって、とくにいちばん右の丸太風呂からの眺めは絶景です。 太い木の柱が見事な内湯にはタイル貼半円形10人くらいの浴槽がひとつ。金属パイプから注いだお湯を岩づたいに流し込み、湯口まわりはなぜか木枠で囲まれています。槽内排湯はなく、オーバーフローがあるようなのでかけ流しかと。カラン8、シャワー・シャンプー、ドライヤーあり。 各浴槽ともほぼ似たようなイメージのわずかに白濁したお湯で、白い硫黄系の湯の花が舞っています。微塩味+焦げ味、焦げ臭+弱めのしぶ焦げイオウ臭+僅微ドクダミ臭。弱いながらとろみのある繊細な浴感で、入り応えのあるなかなかにいいお湯です。 ここは日帰り入浴時間が短いので、泊まりでじっくりと味わうのがいいかもしれません。温泉分析書は各浴場に掲示されていますが、内湯にのみ違うスペックのものがありました。 <内湯脱衣所掲示−源泉名:まゆみの湯> <その他浴場脱衣所掲示−奥鬼怒温泉:奥鬼18.25.43.48混合泉> |
![]() 「御宿 こまゆみの里」の外観 |
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![]() 「御宿 こまゆみの里」の混浴露天風呂の丸太風呂 |