栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯 [3] byうつぼ |
■粟野横根温泉「前日光つつじの湯交流館」 農水省・林野庁の補助を受けて建設された総木造の館内は、高い天井、暖色系の照明など改めて見てもやはりいい出来で、木を活かした関東周辺のセンター系施設では、群馬南郷「しゃくなげの湯」、山梨丹波山「のめこい湯」とならぶものかと思います。 食事処、休憩室などは無料ゾーンで、浴室に入るときに自販機で購入した入浴券を渡します。脱衣所は施設規模のわりに狭くごった返していますが、広い窓に高い天井の浴場のつくりは秀逸。内湯(檜+赤みかげ石枠タイル貼15人位)と露天(岩組石敷15人以上、ジャグジー付、半分くらい浅湯ゾーン)の2槽を配置。 内湯は、石の湯口からの投入+側面注入で底面排湯口からの自然流下?でオーバーフローなし。露天は湯滝投入+パイプ投入+側面注入+ジャグジー注入?で、こちらも自然流下?でオーバーフローなし。 内湯は、やや熱めの無色透明で明瞭なヌルすべのあるやわらかなお湯で、すこぶる入り心地がいいです。ほぼ無味ながら甘いイオウ臭が湯面でも香ります。露天は、ややぬるめの微白濁で白い湯の花あり。ヌルすべは内湯より弱くややなまり気味で、湯面ではごく弱いイオウの残留臭。 浴後、食事処で蕎麦を食べました。この日は地粉の手打ち蕎麦を出していて美味でした。(栃木はさりげに蕎麦どころで、アプローチ途中のあちこちで蕎麦の白い花が満開でした。) *以前、見当たらなかった分析書が掲示されていました。 |
![]() 「前日光つつじの湯交流館」の外観 |
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