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秩父の湯巡り [5] byうつぼ |
■千鹿谷鉱泉 浴室は男女別内湯のみ。ともに1.5人位のタイル造のこぢんまりした浴槽は、木のフタを自分で外して入ります。岩の湯口から30〜40L/minほども投入していますが、オーバーフローなし(入ったときのみ少量あり)。側面の排湯口から排湯のようですが、吸引はしていません。泉温も低く、ときおりボイラーの作動音がするので当然加熱でしょう。カラン1、シャンプーあり、シャワー・ドライヤーなし。土曜15時で独占。 事前に分析表をチェックしましたが、鉱泉で湧出量も少なくpHもさほど高くないので、期待薄モードで突入。熱めのお湯は、やはり無色透明無味無臭でした。 が...! なんとこれがかなりのヌルすべ湯なのです。おまけに、あつ湯&こもり気味のせいもあるでしょうが、相当な温まり感があります。 鉱泉 |
![]() 「千鹿谷鉱泉」の外観 |
![]() 「千鹿谷鉱泉」の男湯 |
(埼玉県小鹿野町、時間要問合せ、600円、0494-75-2272) 窓の広い明るい浴場は、内湯(石枠タイル造6.7人)と露天(岩造2.3人)。女湯の露天はレンガ造4.5人で、男女入れ替え制です。 適温のお湯はかすかに白濁し、無味で露天のみ渋いイオウの残留臭のある温まるお湯です。お湯はヌルすべ感のある露天の方がいいです。露天湯口の湯温は変動し、ヌルいときは源泉の投入量が増えているようで、たまご味+甘いイオウ臭が出ます。 単純硫黄冷鉱泉(Na-HCO3型) |
![]() 「宮本荘」の外観 |
![]() 「宮本荘」の男湯内湯 |
![]() 「宮本荘」の男湯露天 |
あまり話題にならないですが、秩父にもけっこう日帰り温泉があります。小規模な旅館が多いですね。 日野温泉郷「鳩の湯」と大滝温泉「遊湯館」を攻めてきました。 ■日野温泉郷「鳩の湯」 (埼玉県荒川村、時間要問合せ、800円、0494-54-1190) http://www.chichibu.ne.jp/%7Ee-yado/ryokann/okutitibu/hatonoyu/hatonoyu.htm 初入湯です。「道の駅あらかわ」から数百m山側。国道からでも1q弱ですが、山深いたたずまいの「秩父七湯」に数えられる歴史ある湯宿。日本秘湯を守る会会員宿。 「秩父七湯」とは、どうやら新木の湯・鳩の湯・柴原の湯・千鹿谷の湯・鹿の湯(白久)<以上現存>・梁場の湯・大指の湯を云うらしいですが、和銅や不動の湯が入っていることもあり定まってないみたいです。 10室のこぢんまりとした和風宿。手入れのいきとどいた落ち着きのある館内。浴場は、露天と内湯(それぞれ男女別)でハダカ移動不可です。土曜昼で男女とも独占でした。 窓の広い明るい内湯は石+タイル造4〜5人でカラン4、シャンプーあり、ドライヤーなし。白いハトがいる岩の湯口(若干の白い析出あり)から投入。側面&底面排湯で浸かると少量オーバーフロー。たぶん循環。熱めのお湯は微白濁無味かすかにイオウ臭で弱いヌルすべ感。 単純硫黄泉 |
![]() 「鳩の湯」の玄関 |
![]() 「鳩の湯」の男湯内湯 |
![]() 「鳩の湯」の男湯露天 |