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秩父の湯巡り [6] byうつぼ |
■大滝温泉「遊湯館」 |
![]() 「遊湯館」の玄関 |
![]() 「遊湯館」の岩風呂 |
(埼玉県大滝村、2基、7〜22時、カード要現金不可、連絡先:0494-55-0101(村役場)) 源泉は冷たく無色透明塩味無臭。自宅で5.6倍に希釈加熱すると微黄濁し、弱いながら海の香り+タール臭がでてきます。弱いながらもとろみ+ヌルすべ感と食塩泉らしい温まり感があってなかなかでした。成分総計=5347mg/kgとけっこう濃いので、スタンド向きのお湯かと思います。 Na-塩化物泉 |
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■中津川温泉「中津川村キャンプ場」 (埼玉県大滝町、問合せ必須、500円、0494-56-0021) http://www4.ocn.ne.jp/~outaki/sashima.htm 奥秩父最奥の謎の温泉についに入湯。詳細はONKEN21さんレポを...。大滝から中津川へ入り八丁峠を越えて小鹿野へ抜けました。(ONKEN21さんの逆ルート) 紅葉の盛りの中津峡は山道に不慣れな車が多く随所で立ち往生。警察の誘導も出る大混雑。 中津川畔のPに駐車し、吊り橋を渡って左にいくと管理棟があります。河原の一部は茶色に変色し、予想外の鉄泉の気配にびっくり。 浴槽は男女別にあり、女湯は檜風呂、男湯は源内風呂とネーミングされた露天岩風呂です。当日は女湯のみ湯が張られておりこちらに入りました。雰囲気ある木造の湯屋のなかにある檜風呂(6.7人)は、檜枠+ひば製のスグレもの。全体にメンテがいきとどきこざっぱりとしたいい浴室です。 お湯(熱湯)と水のカランがあって湯量調節可。水は透明な源泉、お湯カランも赤変があり源泉かとも思いますが、激熱でチェックできず。底面排湯口から少しずつ自然流下?。オーバーフローがないのは残念ですが、フローすると鉄分でたいへんなことになりそうです。オーナーによると非循環とのこと。カラン6、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。カランもたぶん源泉かと...。 窓を開けると中津川の渓流と鮮やかな紅葉が望める贅沢な檜風呂を連休最終日16時で独占。中津峡やふれあいの森は大混雑だったのに信じられないです。 適温のお湯は、緑がかった黄褐色のにごり湯で、金気味+薬草?味、金気臭+薬草?臭の個性的な味臭がします。たいへんに強いキシキシ感は、これまで体験したなかでも最強レベル。浴後はよくあたたまり、粉っぽい不思議なコーティング感が肌に残ります。 秩父でこれほどの個性ある鉄泉に出会えるとはオドロキ。規定泉のようですが、鉄泉の療養泉なみの浴感は十分にあります。風呂の佇まいやロケーションもすばらしく、これはおすすめです。ただし、泊まり客がいないとお湯を沸かさないようなので、事前確認は必須。夏場や連休中はだいたいOKみたい。営業は4〜11月までです。 脱衣所に別表のみ掲出 その後、八丁峠経由で帰りました。マイナーなルートですが、景色は中津峡より上です。荒れた舗装路なので山道に慣れた方におすすめ。峠からの眺望や両神山の特異な岩峰も見事です。その後、秩父駅近くのそば処「武蔵屋」に寄り20時半すぎに帰宅。渋滞はなしでした。 |
![]() 中津川温泉の湯小屋 |
![]() 中津川温泉の男湯 |