雪の松之山レポート [4] byうつぼ
掲示板独占状態ですみませんです。今日の「いい旅夢気分」で松之山が出てましたね〜。
■松之山鷹の湯「和泉屋」
(新潟県松之山町 02559-6-2001)
http://www.info-niigata.or.jp/~izumiya/
温泉街の中ほどにある木造3層10室の鄙び系老舗宿。内部はけっこうきれいで木の感触が優。家庭的な接客も好感がもてます。鯉料理が名物ですが、苦手なので他の料理に替えていただきました。(わがまま!)素朴な家庭料理で味も良くボリュームも十分。特に松之山産こしひかりは絶品。粒が小さくつやつや輝いてます。おひつを空にしまくり
^^;) 熱燗は大潟町の「越後自慢」。
2000年リニューアルの風呂は、男女別の内湯と露天。男湯内湯はタイル造4.5人。カラン3。温泉臭が立ちこめる浴室は大きくはないですが渋いつくりです。竹の源泉口(異常に熱い)と石の湯口(ぬるめ)の2ケ所から注湯。源泉は飲泉可ですが、熱湯なのでコップで冷まさないと飲めません。
オーバーフローは多いですが、排湯口らしきものもあります。一部循環? でもかけ流し量も多くお湯はかなり新鮮な感じです。男湯露天は、配湯管破損で無理かも?との連絡があったのですが入れました。岩造6.7人。源泉は岩の隙間(灰白色のコケのような析出がたくさん)のようなところから注湯。すごい温泉臭。別にぬるめの竹の湯口もあり。
上面排湯を雨水桝へ放流。底面排湯もあり。旅館に囲まれ開放感はいまいちですが、坪庭のような風情があります(周りは2M以上の雪の壁)。女湯には2つの内湯があり、ひとつは源泉槽とのこと。露天は男湯より狭そうです。
お湯は、淡緑色微濁、強烈な塩味+苦み、墨のような独特の強アブラ臭(喜連川第二に似ている)。薄茶色の湯の花あり。いかにも効きそうな攻めてくる感じの浴感で、長湯すると相当に疲れます(何故か川原湯を連想)。1・2号井混合の鷹の湯共同配湯を使用。お湯は全体にぬるめでやはり配管事故による源泉量不足が影響している様です。それでも十分な浴感。さすがに日本三大薬湯です。
<1号井>
Na・Ca−塩化物温泉 84.0℃、中性、自噴、成分総計=14.75g/kg、Na+=3412.0mg/kg、Ca2+=2013.0、F-=2.3、Cl-=8656.0、Br-=25.7、I-=4.4、陽イオン計=5565.2、陰イオン計=8831.6、メタけい酸=79.3、メタほう酸=242.0、遊離炭酸=36.0
<分析日不明>
<2号井>
Na・Ca−塩化物温泉 92.4℃、弱アルカリ性、成分総計=15.70g/kg、Na+=3496.0mg/kg、Ca2+=2097.0、F-=2.8、Cl-=9367.0、Br-=27.5、I-=3.3、陽イオン計=5752.7、陰イオン計=9534.8、メタけい酸=67.6、メタほう酸=349.5、遊離炭酸=3.2
<分析日不明>
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