山陰温泉めぐり前編 byONKEN21 |
■伊根温泉リゾート「桜泉閣」(京都府伊根町) 3日日11/19(土)の日程です。 福井県大飯町の休憩施設を出発、すぐに隣町の京都府舞鶴市へ入ります。まずは日本三景の一つ宮津市の天橋立へ。<A HREF="http://www.nariaiji.jp/">成相寺</A>に参拝の後、傘松公園で股のぞき。天橋立は2回目ですが、股のぞき発祥地の傘松は初めてで、さすが迫力が違いますね。 天橋立から丹後半島・経ヶ岬へ向って北上します。30分くらいで舟屋で有名な伊根町に入ります。舟屋とは港町の海岸縁から海上にせり出した家屋のことで、家屋(1階船揚場)から直接舟へ出入りできるようになっているわけです。道の駅から舟屋の街並みを展望します。 道の駅から国道に戻りさらに北上、山を越えると「桜泉閣」や「油屋」の看板に従い、海岸方向へ右折。さらに右折して別荘地を上り詰めた山の中腹にめざす宿泊兼温泉施設の「桜泉閣」がありました。どうやらロケ的に別荘地で掘った温泉のようです。 駐車場から更に階段を登ると玄関があります。下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替え、フロントで入浴料・休日700円(平日600円)を払います。脱衣ロッカーキーを受け取ります。浴室はフロントすぐ向いにありました。指定された脱衣ロッカーに服を脱ぎ、浴室へ。なお、写真撮影は絶対禁止で撮影された場合テープを没収するとの厳しい張り紙があるので注意。温泉分析書も分析値入りはなく、リゾート地・別荘地ゆえか相当ガードが堅いです。
次に屋外へ。階段を下りるとまだ新しい「万葉の桧の館風呂」があって、窓のない半露天タイプとなっています。中は2、3人位しか入れない小さな桧風呂が2槽あって、木の香しく、外の樹林を眺めながら、清々しい気分で浸ることができます。ここも浴槽内に弱い吸込・噴出があって、循環です。 桧の館風呂の下には大きな屋根付・岩組の露天風呂があります。まわりは樹木に囲まれ、山の中の雰囲気抜群。桧の館風呂脇からせせらぎとなって温泉が注がれて、パンフに謳う府下最大の湯量を感じさせます。(でも現在は後でレポする久美浜温泉湯元館の方が多いのでは?)ただし、強烈な吸込と湯面が盛り上がる程の噴出が各3ヶ所くらいあって強力に循環しています。 温泉分析書の日付を見るとリゾート開発ブームの時代に作られたセンター系施設として大規模志向になってしまったせいか、循環がきつく、アル単で浴感があまりないのが残念。まだ塩素消毒をしてないのは危なっかしい反面、マニア的にはまだマシかなと思います。それにしても、伊根温泉のもう一軒の宿「油屋」(食事付のみ日帰り入浴可)は、泉質もナトリウム-炭酸水素・塩化物温泉と違い、しかも掛け流し(加温・一部循環)ということもあってちょっと気になりますね。いつか泊まってみたいものです。 奥橋立伊根温泉第2号源泉の成分 奥橋立伊根温泉第3号源泉の成分 ※温泉分析書は別途保管のため、脱衣所内への掲示なし。 ○成分に影響を与える項目-理由(○レ式) ○桜の湯[温泉保養施設](パンフより) ○営業案内 京都府与謝郡伊根町六万部465-1 (参考)名湯・秘湯・立ち寄り湯300 |