みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報

続みちのくの温泉めぐり byONKEN21


第2部 津軽・函館の旅

 

第3章 森田温泉(岩木山登山)

8/13、珍しく好天です。旅は4日目、函館から津軽へ戻ります。お岩木さんさー登って、森田のすんげーお湯に浸かって、深浦さー行きました(^^)。

函館FT0:30発〜(東日本フェリーびなす号)〜青森FT4:10〜5:05(988.2km)→<R7>→弘前城公園散歩7:00〜35(1044.6km)→<県道3号・岩木山スカイライン>→岩木山(リフト乗車・山頂登山)9:13〜11:35(1073.5km)→森田温泉12:45〜13:35→道の駅森田〜14:45→<R101>→深浦・八森山町民の森公園キャンプ場200円17:15(1178.9km)

青森FTから弘前を通って岩木山へ。この日は天気がよく、日本百名山の岩木山全体がきれいに望め、登山日和を予感させてくれます。麓の岩木山神社の立派な社殿で参拝、百沢温泉・嶽温泉を下見。

岩木山スカイラインの1780円(障割半額)と驚くほど高い通行料を払って、八合目までつづら折の道を登っていきます。途中の「ブナの泉(しつこ)」でペットボトルに汲みます。八合目の岩木山頂駅からはリフト(往復800円障割なし)に乗り、九合目の鳥ノ海噴火口駅へそこから歩いて30分以上で標高1625Mのお岩木さんの山頂へ着きました。山頂は少し霧が出ていましたが、雲の間から見える津軽平野は広大で感激です。

岩木山スカイラインを下る時は疲れが出たのか、酔っ払ってしまいました(^_^;)。森田温泉へは岩木山スカイラインと県道の交差点を鰺ヶ沢方面に右折、途中県道30号を鰺ヶ沢プリンス方面に右折、プリンスの先、県道39号を左折、五能線手前を右折、陸奥森田駅方面の交差点のちょっと先の左手に森田温泉があります。

陸奥森田駅からも徒歩5分と近いです。岩木山の登山の汗を流すことと酔い冷まし?を名目についに入浴。ここは温泉銭湯としては新屋温泉・さんない温泉と並ぶ津軽ベスト3とウワサされるお湯。絶対外せませんでした。


森田温泉は昔は旅館として宿泊できたようですが、今は日帰り入浴のみです。民家みたいな感じで一瞬躊躇します。津軽にはこういう個人宅にあるような温泉が多いのでしょうね。中へ入ると左手から若い女将さんが出てきて、入浴料240円払います。激安ですね。入ってすぐのところに浴室があります。

廊下には模造紙に手書きで「泉質=含重曹弱食塩泉(緩和低張温泉)PH=6.6」と適応・禁忌症※が書かれています。もっと詳しい成分表がないか、おばあさんにお尋ねすると昔は立派なの(掲示表)があったけど、壊れてしまった。だけど書いてある内容はあれと同じだと言ってましたね。
※浴用の適応症
慢性関節リュウマチ、神経痛ことに坐骨神経痛、神経炎、痛風、腰痛、創傷および火傷、皮膚掻痒症および角化症、虚弱児童、尿酸素質慢性皮膚病、慢性湿疹、婦人科疾患(炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症、月経障害)ヒステリー、更年期障害、運動器障害

※飲用の適応症
慢性消化器疾患、慢性肝、胆道疾患、慢性胃カタル、胃腸アトニー、糖尿病、肥満症、痛風および尿酸素質、貧血症、慢性尿路疾患、便秘、肝臓病、肝炎、じん麻疹
脱衣所で脱衣籠に服を脱ぎ、浴室へ。浴槽は4人位で一杯な小ぶりなもの。窓は曇っていて、ちょっと薄暗い感じがします。お湯をなめるとサビと炭酸と塩が混じったような複雑な成分の味。伊香保飲泉所の味に似てますね。湯船や床は茶色っぽく染まっています。ほぼ透明、温度はぬるめで今回入浴した4ヶ所の中では珍しくあっさり系ですね。

特筆すべきは評判の炭酸成分。温泉の投入口はお湯の中へ潜り込んでいて、ボコボコと炭酸の気泡を吐き出しながら注がれています。カランも温泉で蛇口を捻るとと気泡がシューシュー唸ります。入浴していると肌に細かい気泡がビッシリ付きます。肌をさすると浮いてきておもしろいです。でも泡付の量自体は群馬の平治や福島のマルナカの方が上、山形の石抱と同程度と少なめでしょうか。

お湯は人が入ると湯船全体から溢れて、床全体に流れるほど豪快なもの。普段も溢れた湯が溝にゴウゴウと流れています。文句なしの豪快な掛け流しです。お湯はぬるめですが、非常に火照ってきて長くは入っていられないです。浴後はさっぱりとした爽快感、炭酸泉の冷えの湯ですね。

帰りがけには埼北の熊谷ナンバーの車の方が入浴されていました。我が地元まで知れ渡っているとは驚きました。私に似たマニアが近くにいるもんですね^_^;。なお、温泉の成分表はないはずですが、どこにあるのか郡司さん、熊谷さんのHPによると
源泉名:森田温泉2号泉? 泉温:41℃ pH6.6 成分総計:6165・6294mg/kg、炭酸成分:431mg
及び未使用源泉(1号泉?)として「食塩泉51.5℃、成分総計14470mg※」
となっています。  ※郡司勇著「一湯入魂温泉」(山と溪谷社)p.117より

参考HP:郡司さん熊谷さんなっちゃん</a>、おかざきさんの当掲示板レポ(9/10)

この後、鯵ヶ沢町から日本海へ出て、千畳敷を散策して、深浦町でキャンプ場泊となりました。


もどる目次すすむ