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続みちのくの温泉めぐり byONKEN21


第2部 津軽・函館の旅

正月とゴールデンウィークに引き続き、またもや青森へ行ってきました。今回入浴した温泉は少なく、1.酸ヶ湯温泉、2.谷地頭温泉、3.森田温泉、4.黄金崎不老ふ死温泉という4話構成で行きます。

第1章 酸ヶ湯温泉旅館

まず第1日目8月10日の日程は以下の通りでした。

自宅3:13→佐野藤岡IC4:03→<東北道>→那須SA5:02〜18(141.4km)→鶴巣PA(宮城県/吉野家で朝食)7:10〜45(335.0km)→紫波SA9:00〜07(469.5km)→岩手山SA9:35〜43→津軽SA10:50〜11:18(626.6km)→黒石IC11:25(633.9km)→青荷温泉12:15→酸ヶ湯14:15→八甲田ロープウェー14:50〜16:15→酸ヶ湯温泉入浴17:15〜18:30→青森市内泊21:15(775.7km)

自宅を出て東北道を快調に北上します。GWは青森県黒石市まで下道ONLY+温泉入浴でマル3日かかったのに高速では半日もかからないことに驚き。やっぱ高速は便利ですね(^^)。

黒石IC近くのGSで給油、まずは温湯温泉と青荷温泉の下見。本当は入浴したいのですけど、1日1湯主義の同行者のきつい制止が…^_^;。温湯温泉共同浴場は新しくなってましたね。青荷温泉は本当に深い山の中で良さそう。今度絶対泊まるぞ!(半分ヤケクソ)途中には「百薬の清水」があって少しペットボトルに頂いてきました。アプローチにある看板は笑わせますね(^^)。津軽方言のものはほとんど意味不明。

次に八甲田ロープウェーで頂上の八甲田ゴードラインを散策するも霧で何も見えず。田茂萢(たもやち)湿原がうっすらと見えました。この後、田代平で雪中行軍遭難記念像を見て酸ヶ湯に戻ります。

酸ヶ湯に着いたのはすでに夕方。酸ヶ湯はガイドブックでは20時頃まで日帰り入浴できるとあったのでのんびり構えていたら、何と今は18時で終了とのことで大急ぎで酸ヶ湯温泉旅館に行きます。

まず玄関口の券売機で600円の入浴券を買います。五千円札や一万円札はフロントで両替が必要です。以前は400円だったようですが、値上がりしてますね。入浴時間は別浴の小浴場の「玉の湯」が17時まで、混浴の「千人風呂」が18時まで。中は宿泊客と日帰り客で大混雑です。
みしゅらんレポあり。クマオさん、入浴料と営業時間の訂正お願いします。

浴場入口で入浴券を従業員に渡します。実は18時前だったので「玉の湯」は宿泊者専用だったのですが、女性の同行者の混浴はまずいと思い、玉の湯へ行っても良いかお尋ねするとどうぞと入れていただきました。これは後で正解だと気付きます。というより、係員もその辺の事情は理解しているのでしょう。

我々男性は由緒ある「千人風呂」の方へ行きます。内部は撮影禁止。浴場に入ると、温泉ファンとして長年憧れていた広々とした総ヒバ造りの浴室に感激します。入浴は初めてでした。手前に「熱の湯」(左男性区画)、中間に「冷えの湯」の掛け湯、奥左手は「湯滝」(鹿の湯)奥正面から右手が「四分六分の湯」(左男性区画)です。なお、右手には衝立があって、そこは女性用脱衣所の出入口となっています。

お湯は白濁していて四分六分の湯の投入口には飲泉用のコップが置いてあります。飲むと日本有数の酸性度のせいか、すさまじく酸っぱいです。後で腹をこわしたのですが、ちょっと飲みすぎたかな(^_^;)。

四分六分の湯は湯船全体からオーバーフローの掛け流し、熱の湯は排出口からの排水だと思いました。湯に入ると火照ってきてすぐにダウン。さんない温泉湯の沢温泉同様の強烈なお湯です。浴槽の縁でへたり込んでいました。

しかし温泉ファンとしてガッカリする光景が…。四分六分の浴槽と壁の縁で女性脱衣所出口を注視する男性ウォッチャーが隙間なく数人、居座っています。ぜんぜん湯に入る様子もないです。あれでは特に若い女性は入れないですね。東北に多い混浴温泉ですが、そんな古き良きおおらかな温泉文化を壊しかねない行為だと思います。

このままでは男女別浴化の動きが出てくることは必至です。酸ヶ湯も地に落ちたなと感じました。今の状況では女性は8〜9時及び21〜22時女性専用時間帯を利用するか、別浴の玉の湯を利用するのが懸命かと思います。

温泉分析書ですが、千人風呂にはありませんでした。でも、らくださんのHPにきちんと掲載されているので、探せばあるのかも知れません。(NASさんによれば、フロントにあるそうです。)以下、らくださんのHPの分析書の一部です。らくださん、貴重なデータありがとうございますm(__)m

源泉名:熱の湯
泉質:酸性−含二酸化炭素・鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸・塩化物泉(硫化水素型)
泉温:52.3度 pH1.9 成分総計:5.112g (昭和62年3月3日)
http://www1.odn.ne.jp/~sukayu/

この後、青森市内で食事して泊まりました。



(8月19日MASさんからコメント)

昨晩は電波が届かず、書き込みできませんでした。 只今、酸ヶ湯温泉旅館の部屋で寛いでいます。

平日だと言うのに、ほんと大盛況ですね。泊まるのが湯治部屋ってことなので、相当ボロイ部屋を覚悟していたのですが、思った程ではありませんでした。景色は皆無ですが・・・
# 窓を開けると隣の湯治棟が見えます。

とりあえず男女別の方に浸かってきました。千人風呂は未だ入っていません。23時頃見に行ったら、お湯抜かれていたので…(^_^;) で、千人風呂に入らず、何をやっているかというと、明日の宿を探すため、宿泊ガイドと睨めっこしています。

(以下省略)

 



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