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伊豆−箱根9湯巡り[3] byめがね |
■早雲足洗いの湯「和泉」 入浴料1200円を払い浴室へ。浴室は「早雲の湯」と「権現の湯」の2種類あり、男女交代制。この日は「早雲の湯」が男湯でした。 浴槽には内湯が槽内投入、多量のオーバーフローあり、洞窟風呂が槽内中心から槽内投入、浴槽縁上面スリットからの溢流、露天が木造り湯口から源泉7本投入とコンクリ湯口からの投入、浴槽縁上面排水口に排水。全槽槽内で軽く引いている感じがあり。ただし、お湯の鮮度からいってもゴミ取り用の循環程度かと。館内張り紙でも「濾過はしている」とあります。シャワー、カランも温泉使用。 お湯は無色透明、露天のみ僅かな浮遊物あり。全槽で微細な泡付きがあります。中程度のつるすべ感があり、大変肌に馴染む感じの優しいお湯です。ガツンとくるお湯ではないですが、心が落ち着けるような柔らかい感じはなかなか。浴後もほこほこと温まる感じがあります。 ガツンとくるお湯ではありませんが、佇まいといい、なかなかの良い施設で満足できると思います。 単純泉 pH8.1 46度 成分総計 0.623g/kg Na^+ 150 Ca^+ 34.65 陽イオン計 188.5 Cl^- 160.5
So4^- 151.8 Hco3^- 46.62 陰イオン計 359.7 H2sio3 52 HBO2 22.81 (元湯9.7.41.48.55.81.110号混合泉、分析表では5本になっていましたが、館内案内には7本になっていました。) |
![]() 早雲足洗いの湯「和泉」の外観 |
![]() 早雲足洗いの湯「和泉」の内湯浴槽 |
![]() 早雲足洗いの湯「和泉」の洞窟風呂 |
■箱根底倉温泉「函嶺」 入浴料700円(休憩料込み1500円、個室利用は3500円)を払い浴室へ。日帰りは露天のみの利用となり、受付から一端庭を周ってのアプローチとなります。洋風の外観なのになぜか露天のある庭先には和風の待合と鯉が泳ぐ池があります(^^) 浴槽には岩湯口からの投入で浴槽縁上面切れ込みを中心としたオーバーフローで掛け流し。お湯は無色透明、浮遊物なし。微細な泡付きあり。意外にもつるすべ感のある浴感で入り心地の良い湯になっています。強烈なパンチはありませんが、深みがあり、滑らかな感じの肌にフィットする浴感はなかなか良いです。 箱根料金でやや高めですが、この近所で自然を存分に満喫したい所の中では休めなので、フィトンチットを大量に摂取してリフレッシュしたい方にはお薦めできる所です。 ナトリウム−塩化物泉 pH8.4 72.4度 涌出量記載なし。 成分総計 1.052g/kg Na^+ 277 K^+ 21.9 Ca^+
18.4 Cl^- 371 So4^- 61.7 Hco3^- 119 Hsio^- 7.05 H2sio3 143 HBO2 18.6 |
![]() 底倉温泉「函嶺」の外観 |
![]() 底倉温泉「函嶺」の露天風呂浴槽 |
■芦の湯温泉「松坂屋本館」 (箱根町 0460-3-6511 時間問い合わせした方が良いでしょう) http://www.nxsco.com/matsuzakaya/ 箱根7湯のひとつ「芦の湯温泉」。箱根の中では江戸時代からダントツの人気のある温泉で、今でも2軒の湯宿、「松坂屋」、「きのくにや」ともに絶大な人気があるようです。そのひとつ「松坂屋」に今回は入浴。 その和風で威風堂々とした佇まい、きちんとメンテされ大変綺麗な和風庭園、古き良き時代を感じさせる内装など、温泉マニアだけではなく、旅行マニアにも支持される理由が良く分かります。「循環になりがちな露天風呂はあえて作らない」という湯守精神にも頭が下がります。みしゅらん、かわさんのレポあります。 入浴料800円を払い浴室へ。普段は1時間半の料金ですが、この日は宿泊で団体が入っていたため、1時間以内という条件付で入浴。浴室は長い廊下を行った先にあります。この日は広い浴室が男湯でラッキー。 浴槽には大理石風の湯口から一度プランターに溜めてそこから浴槽壁面の湯口からの投入、適温槽の方がややリーチが長くこれで温度調節していると思われます。洗い場側へオーバーフローによる掛け流し。 お湯は薄い緑色を混ぜた白濁で透明度は10〜15cm程度、白色の沈殿物多数沈殿。弱いぬるすべ+とろみ+キシキシ感を伴った印象ですが、とろみが前面に出ている感じで肌に染み込んでくるような大変、優しい浴感。非常に濃厚な感じで、スペック以上の何かを感じさせるお湯です。非常に良く温まりますが、あまり後を引かない上品な感じ。浴感、浴後とも品の良さを実感できる秀逸な温泉かと思います。 以前はやや敷居の高さを感じたものですが、今回はスタッフの方も非常に親切で好印象。時間制限があってもやはり又、寄りたくなる(できれば宿泊したいけど・・^^;)そんな旅館でありました。やはり老舗宿強しという感じでしょうか? 含硫黄−カルシウム−ナトリウム−マグネシウム−硫酸塩泉(硫化水素型) pH7.3 62.5度 湧出量記載なし 成分総計 1.182g/kg
Na^+ 89 K^+ 12.5 Mg^+ 43.8 Ca^+ 108 陽イオン計 255 Cl^- 5.2 Hs^- 5.85 So4^-
514 Hco3^- 157 陰イオン計 683 H2sio3 227 Co2 13.3 H2S 3.31 |
![]() 芦の湯温泉「松坂屋」の浴槽 |
![]() 芦の湯温泉「松坂屋」の霧に曇る外観 |