クチコミ 情報
2002年9月11日〜9月20日


ここで一息 投稿者:めがね  投稿日: 9月20日(金)23時44分45秒

>やませみさん
確かに「鳴子周辺」においては「お〜っ、凄い!」というお湯にいくつか出会いました。
やはり関東とちょっと何か(感覚的なものかもしれませんが)違うようなお湯が多かったですね。
ちなみに観光方面では一番面白かったのは「鬼首」の吹上げ沢の地獄。森の中に涌き出る温泉群
迫力がありましたが、あれはほとんど未利用でしょうか?

>うつぼさん
おっしゃる通りであらゆる泉質のデパ―トです。(^^)放射能泉と正苦味泉、二酸化炭素泉以外
はなんでもありとの事。
ただ、共通して言える事はアブラ臭混じり硫黄臭の温泉が多かったですね。
たぶんうつぼさんなら大満足されるのでは?


草津の本 投稿者:すなっち  投稿日: 9月20日(金)22時57分55秒

< ムックのご紹介 >

おそらく新刊だと思いますが、「草津温泉がまるごとわかる本」というムックがおもしろそうです。

 一冊まるごとひとつの温泉郷のみで構成する雑誌 OR ムックは、私は初めて見ました。草津の共同浴場の紹介から、旅館、食事処、草津駅の職員さんのインタビューまで。タウン誌的な側面を持った温泉ガイドといえるかもしれません。「シリーズ2」はどこになるのでしょうか? 今思いつきましたが、分冊百科(「週間日本百名山(朝日新聞社)」とか、「週間世界の美術館(講談社)」とかいうのです)で温泉をやればおもしろそう。でも、中味は薄くなるかな…。

 竢o版ってどこかで聞いたことがあると思ったら、「RIDERS CLUB」の出版元だったんですね。

☆「草津温泉がまるごとわかる本 温泉郷シリーズ1」
 1300円/竢o版

>ONEKN21さん

 図書館って希望すれば本を買ってもらえるのですか? 私も試してみようかな?


<大島鉱泉> (群馬県富岡市) 投稿者:うつぼ  投稿日: 9月20日(金)22時52分06秒

つづきです。清流荘のあと、鏑川温泉「福わ家」に向かいましたが、鏑川を渡る旅館への橋が閉鎖されておりアプローチ不明のため断念、大島鉱泉へ。

<大島鉱泉>(群馬県富岡市、時間要問合せ、360円、0274-62-1490)
鏑川支流野上川沿いに佇む一軒宿。それほど山奥ではないですが行き止まりのような立地にあるので、のどかで落ち着いた雰囲気。花頭窓のある山寺のような鄙びの外観。
やませみさん温泉三昧さんのレポあり。

事前にTELしてから行きましたが、気さくなおばさんに「あら!早いじゃない、お湯おとす(?)からちょっと待ってね」といわれ鄙びまくりの帳場横でしばし待機。

玄関正面にある浴室は男女別内湯のみでタイル貼り4.5人。
ピンク色のタイルの壁面には派手な富士絵があって銭湯的な雰囲気。
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーなし。土曜15時で独占でした。

お湯は、無色透明無味、秩父の鉱泉によくある渋めのイオウの残留臭?がかすかにあるので真湯ではないような感じもします。
分析表では、HS^-=11.0、硫化水素=0.1とかなりの硫黄泉ですが、宿のパンフにも「無臭で無色透明」とあるのは不思議です。
沸かしの溜め湯ですが、白い析出の出たカランもあって微鉄味のあるお湯と水が出ます。
洗い場のカランにも微鉄味がありました。
pH=9.2、HCO_3^-=329、CO_3^2-=102ですからかなりのヌルすべ湯になるはずですが、とりたてて特徴のある浴感は感じられませんでした。
カランのお湯は熱湯で湯船も熱く、かなり加熱が効いているようです。
やませみさんもいわれてましたが、やはり源泉に触れてみたいところです。

単純硫黄冷鉱泉 17.1℃、pH=9.2、湧出量不明、成分総計=0.99g/kg、Na^+=314mg/kg、Fe^2+=0.06、Cl^-=159、HCO_3^-=329、CO_3^2-=102、HS^-=11.0、陽イオン計=319、陰イオン計=653、硫化水素=0.1 <H8.10.31分析>

>やませみさん
淡酸味 → 炭酸味でした。すみません ^^;)
ところで「A」ですが、そういう事情でしたか...。
でも、国道に面しており目立つせいか、けっこう混んでますね。

>めがねさん
やはり鳴子恐るべし! あらゆる泉質が大集合って感じですか。


国民宿舎「ホテル瀧島」 投稿者:めがね  投稿日: 9月20日(金)22時11分02秒

連続投稿すいません。今回の遠征の基地としてお世話になった民営の国民宿舎です。
日帰り入浴可能で、しかも素晴らしい自噴源泉を持っているのでレポします。

<国民宿舎「ホテル瀧島」>(0229-83-3054 時間要問い合わせ 日帰り休憩込み1570円)
今回、どこに泊まろうか迷い、駅の観光協会に聞いた所、1泊2食付き6650円という安いという事
でここにしました。R47号鳴子バイパス沿いにあります。

(男女別内湯)
この浴室はベ―シックな浴室で「瀧島3号泉」という源泉を使用しています。浴槽は3人位が入れる
小規模なもの。シャワ―、カランは3、ボディ―ソ―プのみ完備。ドライヤ―あり。
湯口は最初分かりませんでしたが、よく見ると白色に変色した岩からちょろちょろと出ています。
浴槽縁や床も多少の堆積物オブジェ+変色あり。

お湯は加水溜め湯方式のようですが、ぬめりがあり、なかなか重厚感。やや黄濁してるよう
です。臭いは草とシンナ―を足したようなアブラ臭。薄アブラ味。なかなか湯ですが群馬あたりの湯に入っていると「正直この位か?」と思ってしまいましたが、これで終わらないのがさすが
鳴子の国民宿舎。ひいてはこれが「鳴子ワ―ルド」のはじまりを予感させる湯だったのかも
しれません。

瀧島3号泉 ナトリウム-カルシウム-炭酸水素塩泉 pH7.9 68.2度 湧出量記載なし
Na^+ 153.9 K^+ 12 Mg^+ 23.1 Ca^+ 45.8 陽イオン計 236.8
Cl^- 67.2 So4^- 96.1 Hco3^- 422.4 陰イオン計 592.6 H2sio3 240.3
HBO2 7.7 溶存残留物 1077.4 蒸発残留物 739.4

(薬湯)
このホテルの名物風呂です。完全入れ替え、貸切制で「瀧島1号、2号」の混合泉です。
半地下になっていて、シャワ―付きカラン1、カランのみ2、やはりボディソ―プのみ。
浴槽はカランの湯口からの投入で任意に投入量を調節できます。排水は完全オ―バ―フロ―
掛け流し。
このお湯はともかく凄い!色は内湯と同じ薄黄濁透明ですが、とろぬめりが強く、体にガンガン
攻めてくる浴感。気泡付着あり。とにかくほてります。この攻められるような浴感とほてりは
いったい何事?成分計はそれほどでもないのに「相間川」や「百観音」並かそれ以上!
臭いも「喜連川早乙女」を彷彿させる強烈シンナ―系アブラ硫黄臭がブンブン。もう嬉しくて
湯口のお湯が嗅ぎまくっていました。(^^)味は薄アブラ味
ただし、浴室の設計でしょうか?上部に臭いが滞留する傾向にあり、浴室全体でこの臭いを存分に嗅げないのは残念(TT)今回の中ではベスト賞のひとつのお湯です。

国民宿舎でこのお湯が味わえるのですから、鳴子恐るべし!「鳴子マニア」はこういう所に
ひかれるんだな〜と感じました。

瀧島1、2号混合泉 ナトリウム-塩化物-硫酸塩-炭酸水素塩泉 pH7.0 86.5度
Na^+ 447.1 K^+ 10 Ca^+ 31.2 陽イオン計 489.9 Cl^- 351.3
So4^- 358.3 Hco3^- 347.1 陰イオン計 1057.7 H2sio3 186.8
HBO2 40.4 Co2 70.4 溶存残留物 1775.4 蒸発残留物 1700 

http://www.iijnet.or.jp./HDS/takisima/

http://www.hds-net.co.jp/takisima/


共同浴場「早稲田桟敷湯」 投稿者:めがね  投稿日: 9月20日(金)21時10分59秒

今回の旅の第二段はこちらです。実はあまり時間がなかったのですが、できるだけ特徴を捉える
ように努力しました。

<共同浴場「早稲田桟敷湯」>(0229-83-4751 8時30分〜22時まで)
昭和23年に早稲田大学の学生がこの地で温泉を掘り当てたのにちなんで「早稲田湯」と名づけられた共同浴場です。掘削から50年目に当たる平成10年に同じ早稲田大学の「石山研究室」の設計で
全面的にリニュ―アルされたそうです。
現代の「早稲田桟敷湯」は一言で言って群馬の「沢渡温泉街」に「星野温泉トンボの湯を持って
来ました」と言わんばかりの周囲とのミスマッチ(^^)これが逆に又、いいんですが・・
黄色一色の外観は硫黄をイメ―ジしてるそうです・・。
館内はコンクリ打ちっぱなしのお洒落な内装。恐らく温泉熱を利用した床暖房でポカポカ快適。
(行った日は秋雨の寒い日だったので)
入浴料500円を払い浴室へ。

浴室は内湯と貸切の露天という構成。(露天は未確認です)内湯は2つに仕切られていて左深めの
(80cm)5人位の浴槽、右手浅めの通常浴槽(7〜8人位)シャワ―、カランは8、アメニティ―
は完備。浴槽は3本の木の湯口からいったんミニミニ糟に溜めて浴槽に投入しています。
排水は浴槽縁排水口からの排水で恐らくサイドの木のテラス(ゴロ寝用?)下に流下してるものと
思われます。

お湯はほぼ無色透明やや濁り、やや熱め。人差し指かそれ以上にデカイ白い浮遊物がバリバリ浮いています。(これは凄い量)
浴感は重厚な感じで程良いキシキシ感、ぬめりがあり、よく温まるお湯で結構ほてります。
臭いは焼いたような薄硫黄臭+薄金気臭+薄土臭(?)味は無味のようでした。
浴感や臭いなど、群馬の「沢渡」、「川原湯」から少し硫黄臭を薄めた感じの湯でした。
よく、いい感じで温まる湯なので冬には最高のお湯だと思います。やや湯疲れしますが・・

後でパンフを見るとなかなか良い雰囲気の露天があったり、洒落た休憩室があったりと、次回は
もう少しゆっくりしてみたい所だなと思いました。雰囲気的には「星野トンボの湯」と
ダブります。あれに休憩室を付けた感じかな?

ナトリウム-硫酸塩-塩化物泉 pH7.3 98度 湧出量記載なし。
Na^+ 358.6 K^+ 11.2 Ca^+ 20.5 陽イオン計 391.6 Cl^- 236.7
So4^- 414.8 Hco3^- 187.9 陰イオン計 843.2 H2sio3 197.1
HBO2 115.7 Co2 41.2 H2S 0.6 溶存残留物 1548.6 蒸発残留物 1322   


Re:鳴子温泉共同浴場「滝の湯」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月20日(金)14時34分13秒

>めがねさん 鳴子遠征よいですね。
あちこちで「うぉ〜! すげ〜!」とか絶叫しながら
沈没・撃墜されている様子が目に見えるようですな。
「滝の湯」は混合でおとなしめの湯になっているようで、
元の源泉はこの2倍くらいの濃さがあるそうです。

以後のレポも楽しみです。うつぼさんがヨダレ垂らして読むでしょう。(^.^)


Re:下仁田温泉 「清流荘」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月20日(金)14時32分27秒

>うつぼさん PCとの格闘ごくろうさまでした
> 淡酸味もあって新鮮な感じなので、酸化鉄による赤味ではないような気がします。
H8.10の分析ではFe(II)=3.34mg/kgで、性状に「茶褐色の沈殿を生じる」
とありますから、水酸化鉄でしょう。
浴槽では加熱前に濾過して使用しているのだと思います。

> それにしても西上州には面白いお湯が多いですね。
ついでに、
強塩泉のはずなのに?という疑問がたびたび出る、近所の「A」ですけど、
源泉にヒ素が多いので(HAsO2=81.4)、排水基準まで希釈して使用しているとのこと。
温泉排水は通常の環境基準からお目こぼしになることが多いですが、
この地区は過去に鉱山の排水で騒動になった経緯があるので厳しいそうです。
で、掲示の分析表(温泉三昧さん2001/7/9)は、希釈後のものです。
条例の排水基準がAs=0.1mg/Lですから、何倍の希釈率かはいうまでもない(^.^;
事情はいたしかたないことですが、その旨はきちんと表示してほしいですね。


Re:循環式お風呂について 投稿者:やませみ  投稿日: 9月20日(金)14時30分13秒

> 福永良明さん こんにちは
同様の記述は、松田さんの「温泉ゼミナール」64pにもありますね。
全国を調査された松田さんの著述ですから、なかにはそのような施設も存在するかも
しれませんが、ごく少数ではないかと思います。
高度な濾過装置になると洗剤成分も除去できるのかと思いますけど、
ちょっとした化学工場か汚水処理場なみの設備が必要で、
そこまでする必然性があるとは考えられないです。
水道水を使ったほうがよっぽど安上がりですから・・・

> 温泉不振で最近お湯といわれてもうれしく反応できませんがみなさまのご意見下さい
「温泉不信」ですかね。
掲示板では、みなさんが良い温泉施設をせっせとレポしてくれてますから、
ぜひ追っかけ訪問して不信を払拭してくださいませ。まだまだ捨てたものではありませぬ。


循環式お風呂について 投稿者:福永良明  投稿日: 9月20日(金)11時16分45秒

楽しくない話題ですがある旅行業者から聞いた話ですが最近の温泉、銭湯、ゴルフ場の風呂などは
浴室は無論ボディーシャンプー、シャンプー、石鹸等ノ洗い流しもいっしょくたんにろ過、殺菌して循環され当然シャワーも同じタンクより使われているとのこと、ほんとうでしょうか安全管理や検査はちゃんとなされていねのでしょうか、温泉不振で最近お湯といわれてもうれしく反応できませんがみなさまのご意見下さい


鳴子温泉共同浴場「滝の湯」 投稿者:めがね  投稿日: 9月20日(金)01時50分30秒

さて・・今回の旅の第1段はこちらです。

<鳴子温泉共同浴場「滝の湯」>(電話なし 7時30分〜22時まで みしゅらんレポあり)
鳴子を代表する共同浴場です。後でレポする「早稲田桟敷湯」に比べると古い佇まいですが、
たぶんリニュ―アルされて比較的綺麗です。

入浴料150円を払い浴室へ。
浴室は共同浴場にありがちな狭苦しさはなくキャパは15人位でなかなかの広さ。手前6〜7人位の
大浴槽、奥に打たせ湯2本付き2〜3人位の小浴槽という構成。シャワ―、カランなどはなくアメ
二ティ―もなし。大浴槽も滝のような湯口からドカドカ注水ですが、こちらでは「打たせ湯は
しないで」の張り紙あり。大、小浴槽とも全量オ―バ―フロ―の掛け流し。
この打たせ湯と大浴槽湯口から分岐するようにかけ湯用のミニ糟も用意されています。

お湯は完全白濁で透明度10cm程度、フル―ティ―硫黄臭+弱金気臭、白い浮遊物に沈着物とこの手のお湯のお約束のセットは揃っています。しかし、浴感は意外にもサラリとしたもので入り心地の良い湯に仕上がっています。もちろんピリピリ感やぬめりもありますが、「万座」、「草津」程ではないように思いました。大浴槽は熱めですが、奥の打たせ湯小浴槽はぬるめでついつい長湯になってしまいます。泉質を見てもっとスパルタンかつ複雑なお湯を想像してたのでちょっと不意を
つかれたか(^^)ただ、サラリとした中にも染み入るような感じがありやはり「名湯だな」と。

混んでなければ広々浴室でゆったり感もあり好感が持てました。共同浴場が苦手な方でもここならいけるのでは?

酸性-含硫黄-ナトリウム-アルミニウム-カルシウム-鉄2-硫酸塩泉 pH2.8 57度
Na^+ 105.1 K^+ 7.6 Ca^+ 50.2 Al^+ 34.2 Fe^+ 24.4 
陽イオン計 224.8 Cl^- 61 Hso3^- 56.3 So4^- 522.8 陰イオン計 640.3
H2sio3 136.4 HBO2 5.1 Co2 505.5 H2S 2.7 溶存残留物 1006.9
蒸発残留物 1088 


下仁田温泉 「清流荘」 投稿者:うつぼ  投稿日: 9月19日(木)23時11分59秒

亀レポですが...。前々から気になっていた下仁田温泉にようやく行きました。

<下仁田温泉「清流荘」>(群馬県下仁田町、時間要問合せ、800円、0274-82-3077)
上信越道下仁田ICから10分程度ですが、まわりに民家もない清流沿いの一軒宿には秘湯の趣があります。12室(内6室は離れ)の小規模な宿ながら6万uという広大な敷地をもち、風情豊かな日本庭園もあります。自家食材使用の猪鹿雉料理や無農薬野菜など、料理にも定評があるようです。

日帰りは男女別露天のみ。本館から離れた湯屋のなかにあり、石のトンネルをくぐって入るなかなか野趣あふれるもの。清流に面していますが、竹垣に遮られ眺望がきかないのは残念。
カラン2、シャワー・シャンプー・ドライヤーなし。土曜12時で男女湯とも独占でした。

岩造り6.7人の露天には、岩組から20L/min程度のお湯が注がれています。
この湯口はクリーム色の見事な石灰華に覆われ、裾野は千枚田状態に。
女湯湯口には目立った石灰華はなく、赤茶に変色しているのみとのことで不思議です。
男湯と女湯は竹垣を隔ててつながっており、男湯には排湯口もオーバフローもないので、女湯湯船底からの排湯のようです。
川沿いなのでアブがいました。かなり凶暴なやつが3匹、タオルで撃墜に成功 ^^)

お湯は、淡緑黄色ささ濁り、ほぼ無味でわずかに葡萄の皮のような甘渋味があります。
キシキシ感のある適温のお湯はよく温まり、浴後にしっとりペトペト感が出ます。

洗い場の横に金色のカランがあり、捻ると人参ジュースそっくりの強烈な色の水が吹き出してきてびっくり(源泉??)。鉄サビか?と思ったが、いつまでたっても透明にならない。
恐る恐る口をつけてみると、甘渋金気シビレ炭酸味のなんともくせのある味(滝沢に似ている)。泥臭+金気臭。湯おけに注ぐとすぐにオレンジ色の細かい沈殿物が溜まりました。
淡酸味もあって新鮮な感じなので、酸化鉄による赤味ではないような気がします。
これを湯船にためると凄いことになりそうです。温泉ファン以外は躊躇すること必至?
群馬でも屈指の泉質ときいたことがありますが、この個性あふれる源泉?に思わず納得です。
それにしても西上州には面白いお湯が多いですね。

Ca・Na-炭酸水素塩冷鉱泉 15.1℃、pH=6.2、湧出量不明、成分総計=1.75929g/kg、Na^+=142、Ca^2+=140、Mg^2+=32.0、Fe^2+=0.02、Cl^-=54.8、HCO_3^-=842、陽イオン計=319.54、陰イオン計=901.25、メタほう酸=9.1、遊離炭酸=484 <S61.11.11分析>

PS 10/19.20のオフ会楽しみです。くらぶち相間川はクセになる個性的なお湯ですね。


鳴子周辺に行ってきました。 投稿者:めがね  投稿日: 9月19日(木)22時12分37秒

遅い夏休みを利用して宮城の鳴子周辺をぶらついてみました。

(鳴子温泉)
・共同浴場「滝の湯」
・早稲田桟敷湯
・国民宿舎「ホテル瀧島」(宿泊)
・ゆさや旅館
・西多賀の湯
・東多賀の湯

(東鳴子温泉)
・高友旅館
・阿部旅館

(鬼首温泉)
・スパ鬼首の湯
・神滝温泉旅館

いずれも個性的なお湯で楽しめました。又、「鬼首間欠泉」や「吹上げ地獄巡り」など
温泉マニアにはたまらないスポットも多かったです。
デ―タ整理でき次第、書きこみさせて頂きます。ちなみに今回もデジカメ忘れました。すいません
m(−−)m


オフ会においでませ 投稿者:やませみ  投稿日: 9月19日(木)17時18分15秒

ちょっとご案内が遅れたので、すでに計画のある方もおいでかと思いますが。
静かな山村の温泉で、鍋でも囲みながらゆっくりと語らいましょう。
 (掲示板ROMの方でも大歓迎です)
ログハウスは2棟で12人くらいまで泊まれるそうです。
あ、ご近所の方は日帰りでも結構でございます。

「なべ奉行」募集中 我こそは鍋名人という方、クマオさんまでご連絡を!


Re:千古温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月19日(木)17時14分09秒

素泊まり3500円か朝食付き4500円なら対応できるそうです。
「ふだん着の温泉」には年中無休とか書いてますけど、
毎月20日が定休日なのでご注意。


群馬県オフ会 投稿者:クマオ  投稿日: 9月19日(木)07時38分35秒

だんだん涼しくなって、温泉を楽しむのにとっても良い季節になってきましたね。TOPページでお知らせしましたように10月19日(土)に1泊2日でオフ会を開催しますので、ぜひご参加ください。「くらぶち相間川温泉」のログハウスは一応予約を入れてあります。「みしゅらん」読者で楽しく温泉を語りあいましょう。

「みしゅらん掲示板」はちょっと専門的な書き込みが多いので、温泉の知識がないと参加できないと思われそうですが、そんなことはありません。普通の温泉ファンに気軽に参加してもらいたいと思っています。

オフ会会場の「くらぶち相間川温泉」は「温泉の科学」のやませみさんに選んでもらいました。なかなか良いお湯です。車で行くのが便利ですが、バス便は以下のとおりです。

高崎駅西口発 倉淵・権田行き(1310 1410 1510)約50分
十一屋前または倉淵中前 徒歩20分

19日は「くらぶち相間川温泉」の前に、掲示板で評判になった上増田温泉「砦の湯」に入ります。20日は時間の都合がつく人で、近くの良い温泉を数箇所めぐります。

クマオは北海道のお土産を持っていきます。みなさん、ぜひいらしてください。


Re:千古温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月19日(木)00時44分57秒

>やませみさん
 温泉の科学方面のお返事でなくてすいません。千古温泉は未だ未湯なんですが…
たぶんやませみさんもご覧になられていると思いますが、1999年12月放送の「ふだん着の温泉」
と言う番組で千古温泉を見て印象に残っています。ここはたぶん私と同年代くらいと思われる
若主人が料理屋で修業して、祖父から受け継いだ宿らしいですね。
放送では将来的には宿泊の方もやりたいとのことでしたが、やはり3年たった今も
宿泊の方の再開の目途は立たないのでしょうか?
是非、将来の温泉を担う若い経営者には頑張っていただきたいと願っています。
実は入浴はしなかったのですが、加賀井温泉の帰り千古温泉を上の駐車場からのぞいていたら、
その若主人さんが外へ出てお仕事中だったみたいで、姿は拝見したことはあります。

>やますなさん
「死急(しにいそぎ)温泉」(宮城県)「湯気蒸(ゆげむし)温泉」(福島県)
の楽しい(オソロシイ?)お話ありがとうございます。想像するだけで、スゴイ光景が頭に
浮かびますね。現実の温泉ですが、秋田県の玉川温泉あたりを連想してしましました(^_^;)


広河原温泉 投稿者:川古温泉  投稿日: 9月19日(木)00時29分46秒

先にお話のありました広河原の湯についてです。この温泉は当川古温泉から500m程下流に位置しておりますが、同じグリーンタフ型温泉とはいえ硫化水素臭が顕著で硫黄分が認められます。この近くに高原千葉村温泉がありここもやはり硫化水素臭がします。
実はこの広河原の湯を利用するに際しては泉温が低いために加熱する必要があり、またそのために硫黄を除去する装置を設置したものの(詳細は不明)、すぐに壊れてしまい、高額の上にメンテも大変だったので、後に当館の温泉を引いて利用するようになったのです。
現在広河原の湯のほとんどは河原に捨てているといった状態で、湯の花が白く残っているのでそれとわかる程度です。

前回の当館へのHPのリンクが不備でした。以下の通りです。

http://www3.kannet..ne.jp/~kawafuru/


室賀温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月18日(水)16時24分41秒

室賀温泉「ささらの湯」 
http://www.city.ueda.nagano.jp/norinka/m-top2.htm
 上田市上室賀1232-1 TEL/0268-31-1126
 木曜休 10-21時 400円(朝風呂6-8時 200円) 温泉スタンドあり

のどかな山間の室賀集落の一角に建つ大型の公営施設です。正式名称は「上田市農林
漁業体験実習館」。月並みのセンター系の不粋なコンクリ建築ではなく、渋い木調の棟
がでこぼこに繋がっている様子は東北の湯治旅館のようです。温泉棟は学校の古材を
使用したような暖かみのある内装で、湯小屋共同湯をでっかくしたような良い雰囲気
があります。浴室は内湯と露天、サウナに水風呂。石組み浴槽のと木枠浴槽のが男女
月替わりになっています。今月の男湯は石組みのほう。

3x8mほどの内湯には湯口から30 L/minの熱い源泉が投入され、浴槽底にも注入・吸
引口がいくつかあって全体が熱めに調整されています。システム上は半循環ですが、
溢流量も多いので掛け流しとみて差し支えないかと思います。同サイズくらいの露天
も似たような湯使いのようです。
湯口付近は透明で新鮮な湯で、明瞭なタマゴ風味の硫黄臭にやや強いつるすべ(3.5)
がありますが、離れるとちょっと落ちます。薄いとはいえ個性がはっきりした泉質
なので、誰でも「温泉に浸かった」という満足感を得られる佳品かと思います。
日曜の午後だったのでけっこう混んでいましたが、みなさん温泉のベテランらしくプ
ラ篭の入浴セット持参の方ばかりです。いつもながら信州の人の整然とした入浴スタ
イルには感心します。(2002.9.8)

<掲示> 受付横に分析表掲示
 室賀温泉(H9.3)
  単純硫黄泉(Na-HCO3・Cl) 50.7℃ pH=8.99 湧出量記載なし(92年資料389 L/min)
   成分総計=333mg/kg
   Na=94.9(97.8) Ca=1.1
   Cl=45.8(30.28) SO4=1.9 HCO3=104.6(40.14) CO3=28.8(22.54) HS=6.2
   H2SiO3=43.7 H2S=0.07 mg/kg (mval%)


千古温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月18日(水)16時23分43秒

千古温泉「千古温泉」 
 真田町長字横尾6395 TEL/0268-72-2253
 20日休 10-20時 入浴のみ500円

四年振りの訪問になります。渓流にそって佇む秘湯風情は、上田の市街からちょっと
離れただけとは思えないほどひっそりしています。浴室はちょっと改装して若干きれ
いになっている感じですが、狭いのは相変わらずです。すぐに湯気がこもってしまう
ので常連さんは窓を開放にして浸かっています。外の道から丸見えなので連れがたい
へん驚いていました。女湯には簾がかかっているので窓を開けても大丈夫です。

4人入ればぎゅうぎゅうの小浴槽に、淡い緑色の加熱湯が20 L/minほど掛け流されて
います。湯口46℃といささか過加熱気味で、源泉にたっぷりある桃のような甘めの硫
黄臭が、焦げた感じになって大部分飛んでいるのはちょっと残念です。泡付きも少な
くなっています。浴槽内に黒い粉状物質がびっしり沈殿していて、足の裏やお尻が真
っ黒になります。マンガンだと書いてありますが、たぶん硫化鉄でしょう。(2002.9.9)

<掲示> 玄関横に分析表掲示
 千古温泉源泉(H11.3)
  単純硫黄冷鉱泉(Na・Ca-Cl) 24.4℃ pH=8.6 湧出量記載なし
  成分総計=568mg/kg
  Na=139.4(74.9) Ca=38.7(23.9) Fe(II)=0.7
  Cl=193.6(54.5) SO4=54.0 HCO3=60.4 CO3=4.2 HS=12.8
  H2SiO3=43.9 H2S=0.3 mg/kg (mval%)


「秘湯中の秘湯」4 投稿者:すなっち  投稿日: 9月18日(水)09時16分23秒

[お詫びと訂正]

「秘湯中の秘湯」1の「ノンフィクション」は、「フィクション」の誤りです。訂正するとともにお詫び申し上げます。
失礼いたしました。


「秘湯中の秘湯」3 投稿者:すなっち  投稿日: 9月17日(火)21時38分13秒

「湯気蒸(ゆげむし)温泉」(福島県)

 湯の里というものは、遠目にも白い湯気が立ちのぼって情緒のあるものであるが、ここだけは別である。情緒などとは言っていられないほどの湯気に、街中がすっぽりと包まれていて。ほとんど何も見えないのだ。とにかく湯量が多く、しかも九十度以上の高温である。道路工事をするとその穴から湯気が噴き出し、カナリアのお墓を掘ると湯気が噴き出し、傘の先で地面を突くとそこから湯気が噴き出すという土地なのである。

 従って、街は常に白い靄の中に包まれていて、一寸先は白い闇である。土地の人間は体中がふやふやにふやけて皺だらけである。ただし、豊富な湯量のおかげで、土地の人が恩恵を受けていることも大である。煮炊きはすべてお湯によって行われ、電気もガスも水道も電話も、全部温泉エネルギーによってまかなわれているのだ。そのためこの地の電話は、さらさらと水の流れるような雑音がはいる。

 この温泉の発見者については、伝説がいろいろある。一番古いのは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東北の熊襲を征伐に来たときに発見したという説。東北に熊襲は変だと思う人がいるかもしれないが、三鳥大学の佐治教授は東北に熊襲がいたという説を発表している。

 その他、役の行者が発見した説、弘法大師が発見した説、武田信玄が発見した説、高橋お伝が発見した説などいろいろあるが、一番大胆不適なのはマホメットが発見したという説であろう。

 湯気蒸温泉には六軒の宿があるが、全部離れており、それぞれ一軒宿の感じである。どれに泊まるかは、行ってみて、白い靄の中でたどりついたところにするしかないであろう。

交通 東北本線舌心駅からバス20時間(冬季運休)。
泉質 とにかく湯気だらけ。
効能 ふやける。
宿  6軒。
◆鉄面皮ホテル Bランク。収容20人。ヤング向け。
◆小丸旅館 Bランク。収容60人。所在地不明。


 ほか、骨壷温泉(北海道)、風呂湯温泉(秋田県)、迷子谷温泉(山形県)、空中温泉(群馬県)、極道温泉(山梨県)、泥沼化温泉(長野県)、恥曝温泉(愛知県)、湯雨温泉(大分県)、オユ湖温泉(シベリア)の詳細な紹介あり。


「秘湯中の秘湯」2 投稿者:すなっち  投稿日: 9月17日(火)21時37分05秒

「秘湯中の秘湯」:新潮文庫 440円
 清水義範

 秘湯とは何か。その定義はむつかしい。

 人にあまり知られてなくて、宿屋や風呂の立地や形式が珍しく、湯の成分が異色である、というようなものを秘湯と呼ぶのだろうが、とにかく秘湯の第一条件は、人外境にあることであろう。

 ところが、テレビの温泉ガイドなどで秘湯を紹介するから、一種の秘湯ブームというものが起こってしまい、多くの人が押しかけることになる。そうなれもう、そこは秘湯ではない。我も我もと人が集まる秘湯など、言葉の上でも筋が通らないわけだ。

 また、かつて秘湯であったところが、自ら秘湯たることをやめるケースも沢山ある。つまり客を呼ぶために、宿を近代的なものに改築したり、送迎バスを走らせたり、モノレールを設置したりするのだ。モノレールで行ける秘湯というようなものはない。

 そういうわけで、本当に秘湯だと呼べる温泉は非常に少なくなった。そこで、ここでは今もなお、秘湯と称して間違いがないもの、そういう秘湯中の秘湯を紹介してみた。日本中の温泉を歩きまわった私が折り紙をつけるのだから、この情報は本物である。

 ただし、これを読んだ人は、ここに紹介されている温泉へは絶対に行かないでもらいたい。あなたが行けば、結局そういうことが積み重なって、そこが秘湯ではなくなってしまうからである。

 行ってはいけませんよ。


「死急(しにいそぎ)温泉」(宮城県)

 温泉には、様々な成分が溶けこんでいて、それが健康にもよいのだが、中には成分があまりにも強烈で、注意しないと体に悪いような温泉もある。この死急温泉はその代表的なものである。

 岩風呂にたたえられたお湯は、ちょっと見ただけでは何の変哲もないきれいな湯である。ただ、よく見れば湯面に、羽虫や小動物の死骸が浮かんでいることに気がつくだろう。そして、鼻をつく強烈な臭い。

 ここの温泉は、硫酸をかなりの濃度で含んでいるので、長時間入っていると体が溶けてしまう。慣れた人で一分。初心者は十秒くらいつかるだけにするのが安全であろう。

 東北本線黒勝田からバスと、電車で乗りついでくるこの死急温泉は、その名の通り地獄の一丁目のような恐ろしいムードのところである。馬車を降りると、そこにはポツンと、一軒の古びた宿があるだけ。宿のすぐ横は墓場で、時々火の玉がふわふわ漂っている。

 そんなところまで来たのは、あなた以外にひとりもいない。そこで宿の扉を開け、ごめん下さい、と言う。三度ほど叫んだところでやっと奥から、
「ふはーい」
 と言って前歯が一本もない皺だらけの老婆が腰を曲げて出てくる。
「今晩泊めてもらえませんか」
「えっ。そしだらもしかすっど、おめえは、お、お、お、お客さんだばや」
「そうです」
「そうか」
 
 なぜか急に老婆は無口になる。ジロリ、とあなたを見つめて、小さな声でこう言ったりするのだ。
「死んでも、知らんぜよ」
 背中に冷たい水をあびせかけられたように、ゾーッとするであろう。

 しかし、私はこの死急温泉へ何度も行き、その卒塔婆館を経営する老夫婦をよく知っているのだが、そのお婆さんは小蛭井巻ミチといって、本当はとても親切な人である。

(中略)

 宿の裏手に、露天風呂がある。前述したように、初心者は十秒くらいしか入ってはいけない湯なので、岩などにつかまってすぐにあがれるように身構え、ちゃっと入って、十数えたらすぐ出るようにしよう。その時体のバランスを崩して湯に頭から落ち、強い酸を飲んでしまい、げぼっ、とむせたりし、我を忘れて暴れまわり、足をすべらせて掴みどころを見失ったりしていると、足元のほうから、ジューッと体が溶けていくので大変な悲劇となる。そういう意味では、恐ろしい温泉である。

交通 東北本線黒勝田駅からバス25分で死出路へ。死出路から乗合馬車で1時間。車で行ける道はない。
泉質 硫酸。55度。
効能 機敏性を養う。度胸試し。
宿  1軒。
◆卒塔婆館 Cランク。収容10人。経営者が不気味。


「秘湯中の秘湯」1 投稿者:すなっち  投稿日: 9月17日(火)21時34分59秒

 ONKEN21さんが長野の新・日帰り温泉を紹介されているので、私は清水義範さんという作家の方の著書、「秘湯中の秘湯」を一部紹介いたします。どうぞご賞味ください。

 ミシュラン掲示板に参加さている方は、アイロニーや冗談が通じる方ばかりだと思いますので、心配はないかと思いますが、あくまでノンフィクションですので、記述に対しては余裕のある対応をお願いいたします m(__)m 

 私は、この文章を初めて読んだときはおかしくて、ずーっと笑ってました (^ ^)

「秘湯中の秘湯」は、ほかにも「非常識テスト」「痩せる方法」「取扱説明書」「恐怖のニッポン食べ物ガイド」「周到な手紙」「ジャポン大衆シャンソン史」などからなる短編集ですが、ちょっと元気がなくなったときに読むと元気百倍、私にとっては「ほうれんそう」のような読み物です。

 それでは、清水義範さんの世界をお楽しみください。


川古ダムの影響 投稿者:やませみ  投稿日: 9月17日(火)17時07分15秒

> 川古温泉さん こんにちは
> 以前ご利用されたことがあるということですが、中止になった川古ダムの調査の
> 関係だったのでしょうか。
はるか昔になってしまいましたが、ご推察のとおりです。
基礎地質調査の段階で、川古の奥の方から法師にかけて調査しました。
当時、浜屋さんはまだ新館造営中で内湯には入れず、露天でふるえていました。
私はここでぬる湯の良さに開眼したのでありました。
その後も2回ほど利用させていただきました。
自然がとてもよく残っているところなので、ダムなんか出来ないでほしいな〜
と思いながら歩いてましたが、平成12年に中止が決まってほっとしました。

ダムが出来た場合の影響ですが、プラス・マイナスの両面あると思います。
源泉の上流に大きな湛水域ができたときの地下水の変化が原因です。
 1) 地下水位が上がる場合
  源泉の周囲の地下水圧が上昇し、湧出量が増えます。
 2) 地下水位が下がる場合
  源泉の湧出量が減り、替わりに冷水が侵入します。 
どちらになるかは、ダム域の岩盤と源泉域の地下水との関係がわからないと
どっちともいえません。
ちょいと忙しいので詳しく書けなくてすいません。


箱根の日帰り貸し切り 投稿者:やませみ  投稿日: 9月17日(火)17時05分36秒

>温泉玉子さん

手抜きですいませんが、箱根の日帰りはDONDONさんのHPが詳しいです。
ほとんど網羅していて見やすいので参考にしてください。
貸・源といったマークの付いているところは、ほぼ間違いないように思います。

「DONDONの湯〜ほどう」
http://www.min.to/~dondon/


金原温泉「大田区休養村とうぶ」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月17日(火)17時02分15秒

金原温泉「大田区休養村とうぶ」 
http://www3.ocn.ne.jp/~sorao/ootaku.htm
 東部町大字和字入山神6733-1 TEL/0268-63-0261
 無休 11-20時(要確認) 入浴のみ650円

東京都大田区が運営するスポーツ研修保養施設です。
宿泊棟は世界的に有名な建築家の設計だそうで、緩い斜面に三日月を置いたような変
わったスタイルです。館内もまたモダンで、現代美術館かウルトラ警備隊の基地(?)
という印象。うまく表現できませんが一見の価値はあるかと思います。浴場は棟の山
手の端っこ、いちばん高いところにあります。平日の11時だったので宿泊客は全部引
けて貸し切り状態でしたが、週末はほぼ満室なので夕方は不可になるかもしれません。

大きな内湯のみのシンプル構成で、脱衣所や洗い場も広くとられていて非常に清潔。
浴室の片側全面ガラスで眺望は大きく開けていますが、下半分にフィルムが貼られて
いて浴槽内からは何も見えないのが残念です。建物が弧状なので向こうの客室から覗
けてしまうせいですが、これはいささか設計ミスでしょう。浴槽は3x10mの横長特大
サイズ。10 L/minほどの湯口と1.5mおきにある多数の槽内注入口から大量に注がれ、
窓際の側溝へ全面的に溢れ出しています。弱い吸引口が2カ所ありますが、あまり働
いていないように思えます。こう書くと大量掛け流しのようですが、お湯はちょっと
なまっている感じもするので、オーバーフロー式の循環なのかもしれません。浴槽は
緑褐色に染まっているので強い濾過はしていないようですが、源泉が熱いので加水は
しているようです。淡黄緑色で透明、ほとんど無臭ながら温泉らしい淡い匂いはあり
ます。カルキ臭は全くありません。微塩味と薄い重曹味、弱いつるすべ(2)という月
並みな湯です。(2002.9.9)

<掲示> 脱衣所に分析表掲示
 金原(かなばら)温泉(H9.4)
  Na−Cl・HCO3(低張性) 59℃ pH=7.89 湧出量記載なし
   成分総計=2453mg/kg (mval%)
   Na=790.5(93.7) Ca=17.9 Al=7.7 Fe(II)=4.7
   Cl=967.8(76.7) SO4=12.3 HCO3=480.8(22.1) CO3=3.0 Br=3.1 HS=0.1
   H2SiO3=44.1 HBO2=93.3 CO2=10.4 mg/kg (mval%)


お返事です。 投稿者:すなっち  投稿日: 9月17日(火)12時10分30秒

>MASさん

渋・湯田中、流れっちゃったんですね。残念ですね。ガッツで湯破しましょう。
ご指摘の通り、「明石の湯」→「明石温泉」です。
ちょっとつられちゃいました (^_^;)

>うつぼさん

 塩原元湯温泉は総じて強力な温泉ばかりですね。「かんたんの湯」は、私が入ったときは入浴者が一人もいませんでした。いちばん人気があったのは別棟の露天でしたが、湯がなまっている感じがしたので、つかる程度にとどめました。木造の建物の内湯は入られましたか。

>めがねさん

 おぉ、うらやましいですね。寝てしまったとは、余程めがねさんに合ったお湯なのだと思いました。別扉から入るわけにもいかず、かといって、更衣室のある正面から入ることもできず、さみしくペットボトルのお湯を飲みましたが、よさそうなお湯だということが飲んだことでよくわかりました。まぁ、伝統のある温泉はしょうがないですが、少々工夫をしていただけるともっとお客さんが増えるかも (^.^)


教えてください! 投稿者:温泉玉子  投稿日: 9月17日(火)11時46分09秒

箱根辺りで日帰り温泉をやっていて,貸切露天風呂のあるところ!
是非是非,お薦めがありましたら情報ください!!
よろしくお願いします.


長野市周辺の新規温泉施設 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月17日(火)02時00分26秒

 連休中は天気が悪かったので、本屋の日帰り温泉本で新規オープンの温泉施設を調べました。
長野市の南部の近隣市町村などで以下3軒の新規温泉施設を発見しました(^^)V

地蔵温泉「十福(じっぷく)の湯」(TEL0268-75-3855 真田町真田町大字傍陽9097-70)
アルカリ性単純温泉37.6℃、10〜21時、入浴料600円、第2・4水曜日休、H14/5/3オープン
 ここは角川書店「Tokai Walker 東海ウォーカー」No.19号を読んで知りました。
 場所は千古温泉などのある真田町と加賀井温泉がある長野市松代町を結ぶ県道沿い、地蔵峠より
真田町側へ車で1分下った分譲地「真田いずみの森」の中にあるそうです。最寄のインターは
上信越道の長野・上田菅平・東部湯の丸各インターとなります。
 ここの温泉の売りは「北信濃最大級の露天風呂」。景色重視派の方におすすめできると思います。

大室温泉「まきばの湯」(TEL・FAX026-278-5687 長野県長野市松代町大室4108)
午前10時から8時(受付)、入浴料500円、第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日)、H13/12/29オープン
弱アルカリ性等張性、カルシウム・ナトリウム塩化物温泉
 ここと大岡温泉はJTB発行の「るるぶ首都圏日帰り温泉'03」で知りました。
 ここの売りは上記HPにも書いてある通り、
>循環ではなくかけながし温泉です。
と言うこと。掛け流し温泉派と景色重視派に両方におすすめできそうです。おまけに
「長野電鉄河東線大室駅から徒歩5分」と言うことでローカル私鉄ファンにもおすすめできるかな(^^)
最寄のインターは長野インターです。

★大岡温泉(TEL 026-266-1088 大岡村中牧1142)
午前11時〜午後7時、入浴料350円、12/1・1/1休、H13/12/15オープン(以前は仮設営業)
メタホウ酸・メタケイ酸泉20.8℃、pH8.18
 公式HPは見当たらないが、ここが詳しい。
露天風呂はないようがだが、窓から北アルプスの眺めが抜群なようだ。最寄は長野道・麻績インター。
入浴料350円は銭湯料金以下の安さで料金重視派にもおすすめできそうだ。

温泉主義No.3発売!
 松田忠徳著「温泉主義No.3」(くまざさ出版社、950円税別、ISBN4-938546-38-8 C0326)
が9/10に発売されたのを発見。年4回発行のはずが、今回はずいぶん遅れましたね。
今回は由布院温泉と乳頭温泉を中心に取り上げているみたいです。


式根島の温泉 投稿者:オヤジ28号  投稿日: 9月17日(火)01時45分44秒

是非一度取り上げていただきたい温泉が有ります。
それは、式根島にある地鉈(じなた)温泉、足つき温泉です。
かれこれ、15年程前に行ったのですが、非常に良かったです。
特に、地鉈温泉は露天風呂ONLYで地元の方が入浴に来られますが、非常に素朴で良い温泉です。泉質は鉄分が多い温泉である事だけは覚えております。(真茶色でタオルが染まります)
温泉の上までは車で行けますが、そこからは地面を鉈で割ったようなV字型の谷をひたすら降りていきます。そうすると、泉源ににたどり着きます。そこから海までに自然の湯船がいくつもあり、
その時間帯の海の潮の満ち干でちょうどよい温度の湯船につかります。
更衣室は、女性用に簡易トイレほどの掘っ立て小屋があるだけです。
実際には、水着で入る人が多いですが、地元のおじちゃんやおばちゃんは裸で入ります。
漁師の人が、目の前の海に潜って、ウニを取って来てくれたのが良い思いでです。
是非、近況が知りたいので、ご存知の方、よろしくお願いいたします。


今9泊10日の西日本旅行から戻ってきました! 投稿者:ガウス  投稿日: 9月16日(月)23時39分24秒

 やっと、今9泊10日の西日本旅行から戻ってきました。高速道路が大渋滞していたから、下道を走ってきたので遅くなってしまいました。
 今回は、1泊目が岐阜県羽島市のビジネスホテル、2日目は須賀谷温泉、長浜太閤温泉「国民宿舎豊国荘」と入って、泊まりが滋賀県大津市の南郷温泉「つぼた屋」、3日目は太陽温泉、有馬温泉「銀の湯」、「有馬ビューホテル別館」と入って、泊まりが有馬温泉「MIHNT」、4日目は湊山温泉、須磨温泉「ホテル延命」と入って、泊まりが岡山県の湯郷温泉「梅田屋」、5日目の泊まりが島県の湯来温泉「湯来ロッジ」、6日目は芸北温泉「芸北オークガーデン」、大朝鳴滝温泉、旭温泉「あさひ荘」、美又温泉「温泉会館」と入って、泊まりが島根県の有福温泉「わたずや旅館」、7日目は小屋原温泉「熊谷旅館」、立久恵峡温泉「ホテル御所覧場」、湯の川温泉「湯元湯の川」、関金温泉「湯命館」と入って、泊まりが鳥取県の三朝温泉「旅館中屋」、8日目は浜村温泉「浜村ビューホテル」、吉岡温泉「温泉会館」、七釜温泉「共同浴場」と入って、泊まりが京都府の丹後温泉「宿房漁火亭」、9日目は天橋立岩滝温泉「クワハウス岩滝」、坂下温泉「やすらぎ」と入って、泊まりが岐阜県の夕森温泉「夕森荘」、10日目は信州たかもり温泉「御大の館」へ入って戻ってきました。詳しくは後日報告します。
 近畿から瀬戸内そして山陰を巡る大旅行だったのですよ。全部で26ヶ所の温泉に入ったし、すばらしい、三瓶山、芸北高原、帝釈峡、三段峡などの高原や渓谷を散策し、鳥取砂丘や丹後半島の海岸では波と戯れながら多くの写真を撮ってきました。
 美味しいものも、海近くでは、松葉カニや新鮮な魚介類、山では各種山菜に、川魚、そして松茸まで食べてきました!
 これで、すっかりリフレッシュできたけれど、明日からの仕事がどうなるか、ちと心配...。


色々と 投稿者:めがね  投稿日: 9月16日(月)22時43分40秒

>川古温泉様
お〜っ!!まさかお出ましになるとは思いませんでした!感激!
そうですか、「広河原の源泉」は使用してないのですね。泉質はやはり同じような感じなんですか?でも、引き湯してもあのお湯の良さはかなりのポテンシャルで素晴らしいと思いました。
ちなみに紅葉シ―ズンにでも泊まりで行こうとたくらんでおります。

>うつぼさん
「遊亀温泉」、「住吉温泉ランド」、「石和深雪」のレポ、特に楽しみにしてます。

>すなっちさん
「ゑびす屋」の「梶原の湯」で30分位居眠りをしてた大馬鹿者です(^^)


Re:山梨県の「明石の湯」 投稿者:MAS  投稿日: 9月16日(月)22時30分25秒

>すなっちさん

どこら辺にある温泉でしょうか?

混浴ということは、もしかして「赤石の湯」(現:赤石温泉)?


はじめまして 投稿者:川古温泉  投稿日: 9月16日(月)22時04分39秒

はじめまして。川古温泉浜屋旅館です。
名前が出ましたので、お知らせいたします。
別館「峰」の温泉ですが、現在は当館の温泉を輸湯管にて送っております。ですからうちの温泉と同じなのですが、人によっては微妙に違うとおっしゃる方がいらして、500M程の距離で多少変質するものなのか気になっております。
従来からの広河原の温泉は温度が低いことなどもあって現在は利用しておりません。
なお、当館の温泉についてはHP上に平成10年時の分析表の内容を載せておりますので、参考にしてください。
めがねさんへ
ご利用ありがとうございました。現在給湯用ボイラー故障のためご不便をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
やませみさんへ
以前ご利用されたことがあるということですが、中止になった川古ダムの調査の関係だったのでしょうか。もしよろしければダムが出来た場合、温泉に対する影響はどのようなことが考えられるかお教えいただければ幸いです。将来的にはダム計画が復活しないとも限りませんので。


http://www3.kannet.ne.jp/~kawafuru/


復活しました 投稿者:うつぼ  投稿日: 9月16日(月)20時46分44秒

実に2週間ぶりにWindowsクラッシュからPCが復活しました。
Cドライブのデータ救出が完了したのが今日の昼、すぐにWindowsの再インストールとデバイス&アプリ再インストールに入り、夕方にはひととおり終わりました。
上書きインストールはやはりダメで、バックアップCDにあったWindows全面書換インストールというのを実行したら、何とCドライブの殆どのファイルは生き残ってました。
2週間にわたるMS-DOSとの苦闘はいったい何? ^^)。
今更ながらWindowsの有り難さを実感しています。
アドバイスいただいた皆様、どうもありがとうございました。

ところで、連休前半、またしても山梨に出撃してきました。
1.すみよし温泉ランド / 2.遊亀温泉 / 3.ほったらかし温泉 / 4.石和「深雪温泉」/ 5.信玄温泉 / 6.笹子鉱泉
とめがねさんの追っかけ的ラインナップですが、おいおいレポします。

>すなっちさん
<元泉館>
おととしの早春泊まりました。
うつぼも、実は「かんたんの湯」が気に入り、ここに一番入りました。
緑白濁で炭酸まじりの間欠泉は、湯量は少ないですが、何ともいえない染み渡るような浴感がありました。

>めがねさん
<小平天然温泉「テルメ小川」>
東京近郊にしては料金も良心的だし、なかなかいい施設だと思います。
露天のお湯の行方は謎ですね。


連休中の草津は? 投稿者:MAS  投稿日: 9月16日(月)15時29分42秒

この3連休、草津は、どの位、混んでいたのでしょうか?
# 連休だもん、誰か行ってますよね。

来週の連休に草津に行きます。皆さん連泊してる中、しょぼく1泊ですが(^^;)

本当は、渋・湯田中(2泊程度)→草津(2泊程度)のはずだったのですが…
夏休みが流れに流れて、渋・湯田中温は無理っぽいです。(来月以降になりそうです。)
#今回、草津に行くことで、渋・湯田中に行くときは、そこに集中できます。
#皆さんのアドバイスにより、集中しないと巡り切れない事が判明してることだし、
#丁度良いかな?


塩原元湯温泉2 投稿者:すなっち  投稿日: 9月16日(月)01時48分54秒

< 元泉館 >

 鉄筋3階建ての本館にある「かんたんの湯」、木造2階建ての建物の中にある内湯、離れの浴舎にある露天と内湯の計7浴室。うち「かんたんの湯」(混浴)は飲泉もできる自然湧き出しの源泉掛け流しだが、宿泊者のみ利用が可能となっている。4畳くらいの大きさの浴槽が緑色のお湯をたたえ、湯口からは15ml/minくらいのお湯が流れるが、匂いもなく、鮮度は多少劣るように思う。しかし、42度の源泉を加水なく掛け流しできるのは貴重である。

 離れの浴舎は6畳くらいの内湯と3畳くらいの露天で構成され、露天から真下に見下ろす赤川の流れが素晴らしいので、入浴客のほとんどが露天の方に集まっていた。この内湯と「かんたんの湯」で内湯の方に軍配をあげたくなるのは、単に浴室のこぎれいさによるものなのかも、と思うが、何故そう思ったのかは自分でも不明である。

[元泉館data]

含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉内湯
(男2、女2、混浴1)、露天風呂(男1、女1)
TEL*0287−32−3155
入浴のみ*800円(08:00〜20:00)

< 大出館 >

今回は時間が間にあわず入浴できなかったので、連絡先のみ書き出しします。
レポートは、

☆温泉ミシュラン
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/siobaramotoyu/siobaramotoyu.htm

☆ガウスさんのHP(「温泉めぐり」掲示板)
http://8018.teacup.com/2001gauss/

をご参照ください。

[大出館data]

炭酸泉?
TEL*0287−32−2438
入浴のみ*600円(10:00〜15:00)


< 塩原温泉郷湯めぐり手形 >

 塩原温泉協会で温泉めぐりの便宜をはかった「湯めぐり手形」を発行していますので、塩原温泉郷で2湯以上を訪ねる方は是非ご利用ください。この「湯めぐり手形」は各旅館、ホテルで購入することができます。

特典1 発効日から一年間有効
特典2 無料入浴券を利用すると、1施設の日帰り入浴料金が無料になります
特典3 指定の旅館、ホテルの日帰り入浴料金が半額になります
特典4 物産店、飲食店、観光施設での買い物、食事、入場料金などが割引になります
特典5 「湯めぐり手形」掲載のすべてのホテル、旅館のスタンプを集めると、1年間有効の印籠型入湯フリーパスがプレゼントされます。また、スタンプ20個で塩原温泉オリジナル手桶がプレゼントされます

塩原温泉観光協会
http://www.shiobara.or.jp/


塩原元湯温泉1 投稿者:すなっち  投稿日: 9月16日(月)01時47分44秒

 塩原元湯温泉に行ってきました。パンチのある温泉ばかりで、少々湯あたり気味ではありますが、温泉の恵みに感謝しつつレポートします。

(温泉レポートは今年3月16日に温泉三昧さんのレポあり)

< 塩原元湯温泉の歴史 >

 塩原元湯温泉は11湯(A)ある塩原温泉郷の発祥の地であり、開湯は今から約1200年前の834年(承和元年)。以降1659年(万治2年)まで約900年間の歴史を持つ宿場街でありながら、1659年の大地震によりその繁栄が寸断されるという悲劇的な一面を持つ。大地震のあと200年以上にもわたって閉鎖されていた塩原元湯温泉を再興し今に伝えるのが、1884年(明治17年)に再興した元泉館、七つ(B)あった源泉のうち唯一残った「梶原の湯」を護るゑびす屋、大出館の三つの旅館である。現在は「元湯千軒」(実際は、50軒ほど)といわれた往時の面影はなく、谷あいにこの三軒の旅館がひっそりと静かにたたずむのみだが、喧騒から離れ、お湯本来の持ち味を楽しみたい温泉ファンがひっきりなしに訪れる名湯の宿が確かに塩原の歴史を受け継いでいる。

< ゑびす屋 >

 混浴の「梶原の湯」と婦人用の「弘法の湯」の二つの浴室があり、「梶原の湯」は浴槽が二つ、「弘法の湯」は浴槽が一つで、泉質がそれぞれ異なる(「梶原の湯」の小さい浴槽が、含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、大きい浴槽と「弘法の湯」が硫黄泉)。有名な「ラムネの湯」は「梶原の湯」の小さい方の浴槽に流れるお湯のことで、これは源泉掛け流し。ほかのふたつの浴槽に流れるお湯が6〜7分おきに流れ出る間欠泉。湯桶20杯くらいのお湯が流れ出るので、結果掛け流しとなっている。

「梶原の湯」は、戦前は煮つめて「長寿丸」「妙効丹」などの胃腸薬を販売していた経歴があり、当時の警視庁が発行した売薬免許証が額に入れられて廊下の壁に飾られている。古くから口コミで知られたこのお湯は、1kg中1157mgの炭酸水素イオンをはじめとする溶存物質合計量3000mgが含まれる療養泉であり、湯治を目的とするお客さんも多いとのこと。ペットボトルに汲んで飲んでみたところ硫黄の味と海洋深層水の味が混ざったような、なんともいえないえぐい味だが、水で割れば安易に飲めないこともないように思う。

 山梨県の「明石の湯」と同じく、建物の設計が女性が混浴に入浴するのにまったく無理があるので、湯治を目的に来る女性客のためにも、このような構造の浴室は、時間帯を分けて入れ替え制にするなどの工夫を望みたい。

(A)塩原11湯…大網温泉、福渡温泉、塩の湯温泉、塩釜温泉、畑下温泉、古町温泉、中塩原温泉、上塩原温泉、新湯温泉、元湯温泉の11湯で、それぞれ泉質が異なる
(B)御所の湯2か所、橋本の湯、中の湯、姥の湯、川原の湯、梶原の湯の7か所のうち、北に位置していた「梶原の湯」のみが山津波を免れたという

[ゑびす屋data]

含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、硫黄泉
pH6.4
内湯(男1、女1)
TEL*0287−32−3221
入浴のみ*500円(10:00〜17:00)


お返事ありがとうございます。 投稿者:すなっち  投稿日: 9月16日(月)01時40分00秒

>やませみさん

 いろいろとフォローをありがとうございます。小本温泉は半循環ですか。湧出量20mlですものね。でも源泉口があるようなので、やはり興味をひかれます。

 温泉保存の件は、やはり最後は冷凍保存しかないのですね。ペットボトルを1本冷蔵庫で1週間保存し、1本を冷凍庫で保存、2週目に冷蔵庫へ移動させる、という段取りですね。山梨に住めば、と友達に言われましたが(この人はいつも適当なことを言うんですよ〜)、やはりまめに通うしかないですね。源泉って貴重ですね。

 東信の温泉めぐりを楽しく拝見しています。星野温泉、変わっていましたでしょう。聞くところによると、軽井沢銀座の通りのあたり(茜屋珈琲店のある通り)も以前の面影がまったくなくなってしまって、昔からの軽井沢ファンは少し興ざめという感じらしいです。私は軽井沢は特に特徴のある街だと思ったことはないのですが、逆にアウトレットや星野温泉のリニューアルで、20〜30代を対象とした解放区といった特徴が出てきたように思います。

>皆さまへ

 お返事ありがとうございます。そして、誤記についてのご指摘もありがとうございました。3連休、東京は天気が悪いようですが、お休みの方は風邪などひかぬよう温泉めぐりを楽しんでください。


小平天然温泉「テルメ小川」 投稿者:めがね  投稿日: 9月15日(日)22時58分00秒

先日の休みに久しぶりに近所の温泉を攻めてみました。

<小平天然温泉「テルメ小川」>(042-344-1126 10時〜23時まで うつぼさんのレポあり)
旧青梅街道沿い、小平市のはずれにある温泉施設です。周辺部はまだ武蔵野の雑木林が残る閑静な
場所に突然現れる近代的な洋風の建物。この雰囲気はある種異様(^^;)かも・・。

入浴料800円(3H、休日は1000円)を払い浴室へ。今回浴室は和風(再訪ですが、洋風の方に入った事がありません)が男性用でした。
浴室には15人位はいけそうなジャグジ―付き大浴槽、寝湯、サウナ、水風呂、岩造りの15人位の露天、打たせ湯2本、蒸し風呂(別料金か?)というなかなかの内容。シャワ―、カランは15程度。
アメニティ―は完備。

浴槽は内湯がコンクリ製の湯口からの大量注水、底面吸水口作動の循環式ながら吸水量は少ないようです。浴槽縁排水口に大量排水でかなりの量を掛け流している?露天は2つに仕切られており
岩の湯口から40L/min程度(もう少しあるかも)の注水、岩陰の排水口からの排水。露天には
底面吸水口はなし。

お湯は濃紅茶色透明。ややカルキっぽい感じはしますが、全浴槽でつるすべ+中程度の気泡の
付着がありお湯の鮮度は保たれてるようです。うつぼさんの指摘通り特に露天の方がお湯がいい
感じがします。ただ、一番お湯の質が良かったのが露天の打たせ湯。スイッチで出てくる方式ですが、色も一番濃く、カルキもあまり感じられませんでした。
臭いはこの辺りの温泉にありがちな甘い感じの温泉臭(?)打たせはこれにややアブラをまぶした
ような臭いがします。味は未確認です。露天に出る時に一瞬、薬品臭を感じますが、どうやらこれは「蒸し風呂」から臭ってきている印象。お湯には直接関係ないように思いました。

個人的には近所では「深大寺」の方が濃い印象を受けますが、コストパフォ―マンスの面とお湯
の良さとのバランスを考えるとこちらでしょうか?

ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉 pH7.8 34.8度 210L/min掘削動力汲み上げ
Na^+ 686.3 K^+ 7.3 Mg^+ 4.4 Ca^+ 17.5 Fe^+ 2.1 陽イオン 718.6
Cl^- 757.3 Br^- 3.2 So4^- 14.4 Hco3^- 589.5 陰イオン 1370
H2sio3 33.1 HBO2 34.2 Co2 21.2 蒸発残留物 1846 成分総計 2177


武石温泉「うつくしの湯」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月15日(日)15時06分29秒

連休でみなさんお出かけなのか掲示板が空いています。で、連続投稿しちゃいます。


武石温泉「うつくしの湯」 
http://www.vill.takeshi.nagano.jp/utsukushi/
 武石村上武石1454-3 TEL/0268-85-3900
 水曜休 10-2130時 入浴のみ350円

こちらも非常に立派な建築の大型センター系。
武石温泉からごく近いですが、対照的にこちらは地元常連さん主体で賑わっています。
大きな休憩広間にたくさんの人が溜まっていますが、カラオケはないのでわりと静か。
高台なので眺望は開けていますが、武石村の家並と低い尾根が見えるだけで平凡です。

やはり完全循環の内湯と露天ですが、カルキ臭はぜんぜん匂いません。
ほぼ無色透明、石灰のような粉っぽい苦味が強く、サラサラ・キシキシした浴感は
塩化物泉というより濃い石こう泉に近い感じで、このあたりではかなり異色。
数値からは僅かにあるはずの金気も硫黄臭もなく、湯がなまっているのが残念です。
(2002.9.8)

<掲示> 脱衣所に分析表掲示
 武石温泉源泉(H11.1)
  Ca・Na−Cl(低張性) 40.3℃ pH=8.13 55.9 L/min(パンフより)
   成分総計=5996mg/kg
   Na=909.4(39.5) Ca=1205(60.0) Sr=11.4 Fe(II)=1.4
   Cl=2971(83.4) SO4=781.2(16.2) HCO3=12.8 Br=10.5 HS=0.2
   H2SiO3=39.0 CO2=2.7 mg/kg (mval%)


長門温泉「やすらぎの湯」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月15日(日)15時05分02秒

長門温泉「やすらぎの湯」 
http://www.nagato.ne.jp/yasuragi/
 長門町古町「マルメロの駅ながと」に隣接 TEL/0268-68-2601
 2・4月曜休 10-22時 入浴のみ500円

霧ヶ峰・美ケ原の佐久側入口になるためか、日曜日はけっこうな混みようです。
ドライブ客が大半のようで、入浴スタイルがあまり堂に入っていない方が目につきます。
いろいろ設備のセンター系の浴場で、例によって完全循環の内湯と露天。カルキ臭は
かすかに感じる程度なのが救いです。HPには露天の眺望が絶景とあるのですが、
あいにく道の駅側に向いているので高い仕切で邪魔されています。
ほぼ純粋なボウ硝泉で、食塩分をほとんど伴わないのはけっこう珍しいのですが、湯
は微々ささ濁りの無色透明、淡い薬臭があるだけで、浴感の特徴は乏しいのであまり
面白味はありません。とはいえ、ぬるめに調整されているのに温もり感はけっこうな
ものがあり、浴後はなかなか汗が引きません。うかつに長湯するとへばりそうです。
(2002.9.8)

<掲示> 脱衣所に分析表掲示
 長門円通寺温泉(H8.2)
  Na−SO4 37.5℃ pH=8.0 湧出量記載なし
   成分総計=1530mg/kg
   Na=408.1(82.7) Mg=14.8 Ca=44.6(10.4) Fe(II)=1.4
   Cl=18.4 SO4=862.5(83.6) HCO3=172.1(13.1)
   H2SiO3=28.8 CO2=5.0 mg/kg (mval%)


布施温泉「布施温泉」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月15日(日)15時04分03秒

布施温泉「布施温泉」
 望月町布施1228 TEL/0267-53-0181
 水曜休 10-22時 入浴のみ350円

布施小学校のちょっと手前にある公営温泉です。カーナビに出てこないので共同湯み
たいなものかと思ってましたら、たいへん立派な施設で驚きました。ベージュ色のち
ょっとお洒落な外観で、ロビーや休憩所も広くとられなかかな贅沢です。このあたり、
似たようなセンター系施設がたくさんあるので、競合しないものかと思いますが、
平日の昼間なのにどこもけっこうな入れ込みです。農家さんが多いからでしょうか。

浴室は標準的で、ぶくぶく付きの大きな内湯と露天。どちらも完全循環に近いですが、
12時と16時の2回に湯の半量入れ替えがあるそうで、けっこう新鮮な感じです。
内湯の湯口から30 L/min投入の湯には弱い油臭があるのでこれが源泉と思われます。
弱塩味を感じるだけで個性はほとんどない湯です。ちょっと驚いたのは湯色が明瞭な
黄緑色をしていることで、イオウも鉄もほとんどない分析値からは全く予想できず
不思議に思いました。露天のほうが色が濃く草蒸したような匂いがあるので、藻類の
クロロフィルの着色かもしれません。湯の殺菌ではなく入れ替えで衛生保持している
ように思えます。(2002.9.10)

<掲示> 浴室入口に分析表掲示
 布施温泉源泉(H9.3)
  Na-Cl(低張性) 46.4℃(使用位置41-43℃) pH=8.03 湧出量記載なし
   蒸発残留物=3011mg/kg
   Na=*221.6 Ca=122.2 Fe(II)=0.3
   Cl=1569 SO4=82.2 HCO3=134.9 CO3=1.2 Br=6.1
   H2SiO3=68.1 CO2=4.3 mg/kg
  *注)mval計のバランスが合わないので921.6の書写ミスか? その場合、成分総計=2992


補足 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月14日(土)23時49分47秒

>やませみさん
> クチコミ温泉情報リストからは漏れておりますが、
>あ、すいません。他にも漏れがあったら指摘してください。

いやぁ、あれだけの膨大な温泉情報を整理するのは大変だと思います。ご苦労様です。
お言葉に甘えまして気付いたところだけ
休暇村温泉こがねの湯「休暇村 磐梯高原」(福島県) 投稿者:ONKEN21  投稿日:10月24日(水)
★姥湯温泉「桝形屋旅館」(山形県) 投稿者:ONKEN21  投稿日:10月24日(水)
これは昨年10月ですから、クチコミ温泉情報リスト1になりますね。
お忙しいと思いますので、ヒマな時にでもよろしくお願いします。

 あと私事ですが、リンクで使用した画像の登録先のImageStationと言うアルバムサイトが
リニューアルとなり、以下の画像はアドレスが変更となりました。
下記リンク先が新しいURLです。
・阿波踊りの旅(8/11〜14)
http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewfrontcover.jsp?album_id=49757a7562f3
・温泉写真集2002(8/25〜):四万温泉・養老温泉

http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewfrontcover.jsp?album_id=5c32c254aada


猿ヶ京温泉交流公園12/1オープン 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月14日(土)23時19分09秒

 本日、本屋で温泉の本を見ていたら「まっぷるマガジン 首都圏からの日帰り温泉’03」
新発売されているのを発見。
 早速、お楽しみの新規オープン施設をチェックしていたら、群馬県新治村の猿ヶ京温泉に新たに
日帰り温泉施設「猿ヶ京温泉交流公園」が12月1日にオープンすることを知りました。
インターネットで猿ヶ京温泉関連のHPをチェックしてみたら、「猿ヶ京温泉旅館協同組合」のHP
の新着情報にイメージ図入りで紹介されていました。そのページから引用すると、

★猿ヶ京温泉に新名所誕生。平成14年12月オープン予定
>2002年12月,猿ヶ京温泉に新名所がオープンします。
>赤谷湖の高台に立つ眺めのいい展望露天風呂。眼下に
>広がる赤谷湖、目にもまぶしい大自然、そして透明感あふ
>れるお湯が三位一体となって見事な調和をつくりだします。
>広い湯船でゆっくりお湯につかれば気分も体もリフレッシュ。
>身も心も癒される至福の時が静かに流れることでしょう。

それにしても猿ヶ京温泉は日帰りできる施設が増えましたね。これまでも、以下の通りたくさんあります。
猿ヶ京温泉センター:10〜21時1,000円、一部木曜休
テルメ国境:9〜22時 4時間700円
・いこいの湯:10〜22時 300円
ホテル湖城閣:8〜20時 1時間800円(みしゅらんレポあり)
・にいはる会館仙人の湯:11〜21時 700円
・上越観光ホテル:8〜20時 2時間800円
 さらに赤谷湖カッパ公園(関所)そばには「湯島オートキャンプ場」に露天付天然温泉があり、
4月上旬〜11月下旬の間は14〜19時まで大人300円 子供(小学生まで)200円で入浴できる
ようです。
 また奥平温泉の近くには自動改札扉方式の「入須川温泉地蔵の湯」(6〜24時、大人100円、
アル単)もありますし、新治村内は安い日帰り温泉でも気になるところがたくさんありますね。


更に「ゆに−いく」 投稿者:めがね  投稿日: 9月14日(土)21時47分56秒

>ONKEN21さん
補足しておきます。私が訪れた時は平日午後4時頃だったのですが、男湯7〜8人程度と意外に
いましたよ。少しずつ看板なんかも出してるようで浸透してきたみたいです。
それから、分析表は脱衣所に掲示してありました。「高温泉」という事でしたが、お湯は
適温のようなのでやや加水してるのかな〜とも思いましたがどうでしょう?
湧出量も未記載なのでこの二つが判明すれば全て分かる!お湯の状態は悪くないように感じ
ました。
お湯の色については分析表において「やや黄濁」とありましたが、多少の黄色濁はあったように
思います。


鹿沢温泉「紅葉館」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月14日(土)17時34分01秒

鹿沢温泉「紅葉館」 
 群馬県嬬恋村田代681 TEL/0279-98-0421
 無休 10-17時 入浴のみ500円

谷間の道路脇に旅篭風の数棟の建物がひっそりと佇む。けっこう萎びた外観。総木造
の古びた狭い廊下をギシギシ降りていく。湯小屋は母屋の一段下にあり、道路向かい
にある源泉枡の直下であることがわかる。浴室まわりは入念に磨かれており、温泉を
大事にしている姿勢が受け取られ好感。
浴場は男女とも同じつくりで、仕切壁にあるレリーフも同じ。脱衣所に手書きの配置
図が貼ってあり、浴槽(雲井の湯45℃)、打たせ湯(竜宮の湯35℃)とある。英文で
書かれた入浴心得もあって国際的。
総木製の湯によく馴染んだ2x2mの深めの浴槽に、パイプ湯口から熱い源泉が40 L/min
ほど投入され、浴槽縁全体から豪快に溢れている。
緑灰色半濁(50cm)の湯は鉄臭味がたいへん新鮮で、寿司屋のお茶みたいなちょっと苦
めの大人の味。粘土っぽい土類臭もぷんぷん香る。このタイプの湯は個性があってと
ても好きなのである。さらさらキシキシした感触で肌によく馴染む浴感。42℃のやや
熱めなのですぐに温まってくるが、湯上がりはとても爽快でわりと早く冷めてしまう。
打たせ湯はほぼ不感温度で、雲井の湯よりは成分がかなり薄く、弱い金気臭味がある。
横ちょの冷たい湧水もうまい。
狭いながらも合理的な浴室構成で、これ以上に何が必要かと思ってしまう。(2002.9.9)

<掲示> 浴室前に分析表掲示(雲井の湯のみ)
 *鹿沢温泉・雲井の湯(H9.10) 
  Mg・Na・(Ca)−HCO3 44.5℃ pH=7.0 37 L/min 自然湧出
   成分総計=1395mg/kg
   Na=127(39.2) Mg=69.8(40.7) Ca=53.7(19.0) Fe(II)=1.62
   Cl=35.6 SO4=0.95 HCO3=790(92.5) CO3=0.6
   H2SiO3=226 CO2=79.7
<資料より>
 竜宮の湯(H1.12) 
   Mg・Na-HCO3 35℃(使用位置) pH=6.9 自然湧出 蒸発残留物=0.72g/kg
*)源泉より1.8km矢源沢橋横にて採水とあり、休暇村のあたりであろう。
 文献によれば鹿沢温泉は源泉3(利用2)で総湧出量486 L/min。
 このうち約9割が休暇村と新鹿沢に引湯され、残りを紅葉館で使用している。


高峰温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月14日(土)17時31分48秒

高峰温泉「高峰温泉」 
http://www.takamine.co.jp/
 小諸市高峰高原 TEL/0267-25-2000
 無休 11-14時 入浴のみ600円

標高2000mにある有数の高所温泉です。立ち寄り時間帯が短く、宿泊もなかなか空き
がないのでこれまで未訪問でした。
建物は新築のものなのでピカピカ、質の良い木材をふんだんに使った館内は明るく温
もりが感じられ快適。ネイチャーガイドも努めるスタッフはみな若く、いつも笑顔で
きびきび対応する様子が気持ちよいです。温泉にこだわりのない方にも薦められる、
新秘湯の宿の代表格といえるでしょう。

浴室は2カ所ですが、玄関ロビー奥にある「ランプの湯」が断然おすすめ。
4人いるとストレスを感じるほどの狭い浴室なので、こちらに漬かりにくるお客はあ
まりいませんが、ここだけ鄙びた雰囲気があって好ましく思います。
1.5x2.5mの古い木製浴槽が、加熱湯と源泉冷浴に仕切られています。加熱槽のほうに
は30 L/minの加温湯と5 L/minの源泉が投入され、41℃くらいに調整。けっこうドバ
ドバの湯量に見えますが、溢流はわずかで半循環になっています。
青味のある半白濁(50cm)で、石灰臭のあるサラサラした浴感。温もり感はあまりなく、
浴後は涼しさのほうが強く出てきます。登山後の身体にはなかなか快適な湯です。

お気に入りは隣の源泉浴槽。「飲泉水」と書かれたパイプ湯口から10 L/minくらい投
入の掛け流しになっています。淡黄緑色透明の美しい湯で、重曹系ダシ味にほんのり
タマゴ風味がとても美味しく、温泉というより上等の玉露を飲んでいるような気分。
湯温は冷たいプールくらいなのですぐに身体が慣れ、無理せずに漬かれます。
じっとしていると細かい気泡も薄く付き、ふわふわした感触になっていきます。
加熱槽との交互浴がやみつきになるほど気持ちよく、浴後は芯からほかほか温まります。
個性は控えめなのですが、いつまでも記憶に残る品のよい湯だと感じました。

宿泊者専用に新設した浴室は2階の一番奥で、展望は確かに良いのですが、
半循環の加熱槽だけであまり面白味はありません。一般客向けでしょう。
休憩所には立派な飲泉コーナーが設けられています。壁には以前の素朴な山宿時代の
写真が展示してあり、こんな頃に来てみたかったと思うような鄙び風情です。
旧施設はずっと谷の下の方に建っていました。温泉もそこから引き上げています。
(2002.9.9宿泊)

<掲示> 浴室入口に分析表掲示
 高峰温泉(H6.11) 東部町大字滋野字北山4162
  Ca・Na・Mg−HCO3 *26.2℃ pH=6.6 湧出量記載なし
   成分総計=1522mg/kg
   Na=85.5(23.3) Mg=40.2(20.7) Ca=175.5(54.9)
   Cl=7.4 SO4=125.0(16.0) HCO3=819.7(82.6) HS=0.3
   H2SiO3=67.2 CO2=177.5 H2S=0.9
   *注)源泉井は深度135m、孔底では42℃あるが途中の地下水混入で低温になるという


小諸温泉「ブルースカイ」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月14日(土)17時30分04秒

小諸温泉「ブルースカイ」 
http://www.kanko.komoro.org/kaiin/bluesky/
 小諸市古城1-1-5・小諸グランドキャッスルホテル4F TEL/0267-22-8000
 無休 11-2130時 入浴のみ500円

懐古園駐車場の前に建つ大きなホテルの上階にある浴場が一般に開放されています。
受付は4Fにあり、磨りガラスのドアを一歩入ると甲府の銭湯のような地元密着型の
雰囲気が濃厚に漂っています。昼下がりでしたから常連のお客さんがちらほら。
畳敷きの休憩広間もあって食事もとれるので、街中の日帰り湯としてけっこう親しま
れているようです。
浴室は小旅館サイズで10人も入れば狭く感じ、内湯とサウナだけのシンプルな構成。
大きなホテル浴場を想像していたので嬉しい意外。洗い場の天井がガラス張りになっ
ており明るい。青空が仰げるところで「ブルースカイ」、ふむふむ。
窓際にぴったりくっついた2.4x4.5mの浴槽には湯がたっぷり張られており、湯口から
は40℃の源泉が50 L/minもドボドボ投入され、洗い場へ大量に溢れ出しています。浴
槽内壁には対の吸引・注入も作動していますが、ゴミ除去と軽い加温調整用とみられ
ます。淡緑色透明のごく薄いサッパリ湯で、浴感は弱いつるすべ(1.5)のみ。湯の鮮
度を感じられるのがなによりで、はんぱな塩類泉を上回る温もり感があります。
「茹でゴボウ」のような淡い匂いはモール臭でしょうか。
わざわざ遠くから来るほどの個性ある湯ではありませんが、小諸散策のついでに気軽に
ひと風呂というのにはお薦めできます。(2002.9.10)

<掲示> 浴室入口に分析表掲示
 小諸温泉ブルースカイ源泉(H14.1)
  アルカリ性単純温泉(Na−HCO3・Cl) 40.0℃ pH=8.54 湧出量記載なし
   成分総計=480mg/kg
   Na=120.7(94.0) Cl=48.6(24.4) HCO3=249.0(72.5) CO3=4.5 mg/kg (mval%)


Re:Re:地蔵温泉スパリゾ―ト「ゆに―いく」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月14日(土)13時17分08秒

>ONKEN21さん
> クチコミ温泉情報リストからは漏れておりますが、

あ、すいません。他にも漏れがあったら指摘してください。


Re:地蔵温泉スパリゾ―ト「ゆに―いく」 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月14日(土)01時18分38秒

>めがねさん
群馬県沼田市の<地蔵温泉スパリゾ―ト ゆに―いく>へ行かれたのですね。
私も昨年11/19に入浴しています。クチコミ温泉情報リストからは漏れておりますが、
下記の掲示板にレポあります。
SPA-RESORTゆにーいく(地蔵温泉地蔵の湯)他 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月20日(火)
 実際、平日の午前中に訪れたのですが、本当にすいていました。入浴客が私1人だったことも
あり、気味悪いほどでした(^_^;)。土日とか、平日の夜は訪れたことがないんで利用客がどれ程
いるか、わかりませんが、あのままでは経営的に問題が出るのではと考えてしまいます。
温泉超激戦地帯なので致し方ないですが。立派な仮眠室があるので終夜営業を行ってほしいです。
>湯口からの大量注水。
これは温泉を投入と言うことですね。加水はしてないと思うので。
お湯が黄色っぽい気がしたのですが、あれはタイルの色かな?
それから分析表はあったんですか?当時は脱衣所等には成分の掲示はなかったので。
泉温については謎ですね。


地蔵温泉スパリゾ―ト「ゆに―いく」 投稿者:めがね  投稿日: 9月14日(土)00時01分22秒

だいぶ遅れカキコになってしまいましたが、「川古、広河原」の帰りに立ち寄りました。

<地蔵温泉スパリゾ―ト ゆに―いく>(0278-60-1126 9時〜23時まで、受け止め22時まで)
沼田のR17バイパスに近い、利根川の地蔵橋のたもとにできた新鋭の温泉施設です。
橋のたもとを入るのですが、かなり分かりにくい(というか細い路地を入る)ので注意が必要。

入浴料630円を払い(時間によって料金が異なる、ガイドには2Hとなっていましたが3Hだった
ような・・)浴室へ。

浴室には内湯は半円状の浴槽が二つに仕切られ、左が7人位の通常浴槽、右が6人位のジャグジ―機能付き糟、サウナ、水風呂、10人位の岩造りの露天、休日のみのジャグジ―糟という構成。シャワ―、カランは10程度、アメニティ―は完備。
浴槽にはここのイメ―ジキャラクタ―である鯨をあしらったかわいらしい湯口からの大量注水。
浴槽縁からの排水口からの排水、浴槽底面吸水口からの吸水で循環、ただし循環量は少ないようです。露天も同様な感じ、ただし、こちらは浴槽入り口階段付近からオ―バ―フロ―あり。

お湯は感触的にはあまり特徴はありません。ややカルキ臭はありますが、不快な感じはなし。気泡の付着もまずまずあるので源泉の投入量は多いようですが・・ややぬめりがあるかな?程度。
臭いはカルキに邪魔されましたが、ややアブラ臭があるようです。甘い感じのアブラ臭で浴感と
合わせると「高山温泉、いぶきの湯」を薄くした印象です。飲用は不可ですが、カルキとは違う
薄塩味は感知できます。

まだ、新しい施設なので、今後に期待といった所でしょうか?激戦区でもありますし、利用者の
声をすくい上げてくれれば良い施設になると思います。

ナトリウム-塩化物泉 pH8.5 湧出量、泉温記載なし(高温泉との事)
Na^+ 1330 K^+ 10.6 Ca^- 248 陽イオン計 1589.82 Cl^- 2.360
So4^- 241 Hco3^- 8.8 Co3^- 9.89 陰イオン計 2621.81 
H2sio3 35.9 HBO2 28.4 総計 4275.75mg

http://www.yik.co.jp/




星野温泉「トンボの湯」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月13日(金)17時43分15秒

星野温泉「トンボの湯」 
http://www.hoshino-area.jp/
 軽井沢町星野 TEL/0267-44-3580
 無休? 受付時間10-22時 1200円(8月・GWは1500円)

掲示板初出はTABIさん(200.6.6)、めがねさん(2002.8.1)の詳細レポあり。

ホテル進入路の入口あたり、以前は運動広場があったところに建てられている。川沿
いに遊歩道ができて、野鳥観察小屋が撤去されてしまったのは悲しい。広い芝生のな
かに建つグレーの倉庫風の外観はとてもお洒落で軽井沢チック。若い年齢層を対象と
した独特のコンセプトを明確に打ち出した異色の日帰り施設で、周辺のセンター系施
設とは来客の年齢層が明らかに異なる。軽井沢駅南口からシャトルバスがあるせいか、
平日午前なのにるるぶ系お姉さんグループや子供連れ夫婦でけっこう賑わっている。

男女別の2棟が受付から水路で隔離しているのは不思議な設計。湯上がりにロビーで
待ち合わせというのが出来ないので冬はちと辛いかも? 大きい建物だが浴場のみが
占めており、ロビーや休憩スペースは一切ない。つまりは共同浴場の超拡大版といっ
たところである。入浴だけに徹した姿勢は共感できるが、これで1200円は割高感があ
りはしないかい? ホテルの旧立ち寄りも1000円だったけど・・・
浴室は広いスペースを充分に活かした大型の内湯と露天風呂からなる。10m四方はあ
るかという巨大な浴槽は深さが90cmもあり、たっぷりとした湯量が実感できてとて
も良い。思わず泳ぎたくなってしまう(^.^) 
中央に丸石の湯口が置かれて熱めの湯が30 L/minくらい出ているが、メインは底部の注
入で全体が41.5℃の均等に保たれている。吸入口はいくつかあるが作動していない。
窓際の側溝全面に溢流があるから大量掛け流しに見えるがどうであろうか?
露天は巨大な花崗岩がでこぼこにいくつも配置されていて庭園風。全体に浅くてぬる
め(39℃)。端っこの大岩から30 L/minほど湯滝で注がれるが、やはりメインは底部
注入。溢流は一部外の池に出ているが、大半は露天洗い場(男湯のみ)のスノコの下
に流下している。
淡く青みがかった微々ささ濁りの湯。灰・褐色の湯花が大量に舞っている。塩類泉ぎ
りぎりの薄めの湯はあまり特徴はないが、クセのない肌触りは優しい。ほんのりとし
たキャベツ様の重曹味で、湯口で淡い硫黄臭を感じるのみ。ホテル浴場のほうがしっ
かりとした温泉らしさがあったように思うが、源泉の構成が違うためかもしれない。
(2002.9.10)

<掲示> 脱衣所に分析表掲示
 星野温泉トンボの湯源泉[星野1・星野新6・志賀1および共同井戸の混合泉](H14.2)
  Na−HCO3・Cl 50.6℃ pH=7.53 湧出量記載なし(パンフでは400 L/min)
   成分総計=1142mg/kg
   Na=215.4(72.8) Mg=22.5(14.38) Ca=20.7
   Cl=107.4(23.61) HCO3=560.9(71.62) SO4=28.1 HS=0.04
   H2SiO3=119.4 CO2=30.4 H2S=0.01 mg/kg (mval%)


塩沢温泉「高林閣」 投稿者:やませみ  投稿日: 9月13日(金)17時41分41秒

塩沢温泉「高林閣」 
http://www.karuizawa.or.jp/~korinkaku/
 軽井沢町塩沢273 TEL/0267-46-3000
 無休 10-20時(土曜・夏季-22時) 入浴のみ800円

うつぼさん(2002.2.3)のレポがあるので、全体の詳細はそちらをどうぞ。
大浴場、サウナ+露天付き「ふゆうの湯」、宿泊専用の露天風呂など多彩であるが、
本日の目的は源泉槽のみ。玄関受付の横に浴場配置図が貼られています。

源泉槽は2.5x2mほどのコンクリ浴槽で風情は皆無。赤褐色の析出でコテコテになった
一角にパイプが無造作に突き出ており、飲泉用と書かれている。バルブを全開すると
気液混合の透明な源泉がプシューと20 L/minほど噴き出してくる。36℃くらいの不感
温度なので浴びるには絶好。炭酸気泡のはじける清涼感がまことに心地良い。
NaCl=8.6、NaHCO3=4.5g/kgなので、みそ汁くらいの塩味に重曹ダシ味かついてけっこう
美味しく飲める。金気のノリ味もついて炭酸お茶漬けといった感じ。
浴槽にはいちおう湯口はあるが、ぽたぽたくらいしか出ておらず、ほぼ溜め湯状態で
鮮度は低い。緑褐色の半濁り(30cm)で濃さそうに見えるけど、飲泉口に比べるとやや
塩味が少なく加水あるかも。サラサラした肌触りの湯は、うつぼさん御指摘のように
重曹泉の浴感が強く出ていてさっぱり系。サウナ冷浴にはいささか湯温が高いので
源泉ファン専用といったところでしょうか。隣のジャグジーが真湯なのでこちらを
水風呂にして、源泉槽は常時掛け流しで鮮度を保持してほしい。(2002.9.10)

<掲示> ロビーおよび各浴室脱衣所に分析表掲示
 塩沢源泉(H1.2) 
  Na−Cl・HCO3 自噴30.6℃・動力37℃ pH=6.75 湧出量記載なし 600m・動力
   溶存成分計=13979 成分総計=14820mg/kg
   Na=4420(90.0) K=69.2 Mg=161.0 Ca=118.5 Fe(II)=9.70
   Cl=5393(73.5) HCO3=3338(26.4)
   H2SiO3=173.8 HBO2=294.4 CO2=840.3 mg/kg (mval%)


不老ふ死温泉 投稿者:おかざき  投稿日: 9月13日(金)02時36分28秒

確か、手許にないパンフレットに2食付5500円の湯治プ
ランがあったように記憶しています。値段は違うかも。1泊
だけでもいいのかな。

それから昔のノートを読み返してみましたが、総計6300
だかの古遠部温泉は2年前問合せた時には1泊だけだと1人で
の素泊りは布団付で3500円でした。


>書き込み豊富でビックリ! 投稿者:おかざき  投稿日: 9月13日(金)02時25分04秒

ONKEN21さんうろーと:
>掲示板ではお久しぶりです。精力的に温泉めぐりをされ
>ているようで、何よりです。
どもども(^^)。今回、単発を除けば、半年ぶりくらい
の温泉めぐりでした。

>網張温泉仙女の湯とか鶴の湯、黄金崎不老不死くらいし
>か入浴経験がなく、名も知らぬ温泉ばかりで驚きました。
御立派なサーファーになられたONKEN21さんのこと、いろ
んなところでどこも名前くらいは目にされているようにも
思うのですけどね。

>こちらで絶賛されていた青森の三内温泉は今回は入浴さ
>れなかったのですね。
しました。後から思い出しました。朝6時から営業のあす
なろ温泉で朝風呂を済ませ、あれぇ?どなたかが(熊谷さ
んでしたが)誉めていらしたところと違ったかな、と思っ
たのち、青森駅前の「新鮮市場」で朝メシを済ませ、向い
ました。

確か総計14グラムの中、12グラムくらいがNaClのとこ
ろですよね。ボディシャンプーがなくなり気ぃ狂いそうに
なっていたところで、あ〜んまり記憶にないのですが、薄
暗い浴場にイオウの匂いが漂い、塩気もなかなか強くて、
85点といったところです。イオウの味はどのくらいした
かなぁー?


毎晩失礼します 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月13日(金)01時08分35秒

まずはお台場の新規温泉情報から。
9/11(水)付の朝日新聞の第1面に「お台場に温泉わいた、来春オープン、夜通し営業」と言う
見出しに気付かれた方が多いと思いますが、これは「大江戸温泉物語」として当掲示板でも
取り上げましたね。昨日掲示するのを忘れてしまったので、Web記事を下記に紹介しておきます。
http://www.asahi.com/national/update/0910/029.html
一部引用すると
>温泉が出たのは江東区青海2丁目のテレコムセンターの西隣。
>今年5月、地下1500メートルを泉源に40度の湯がわき出た。
>営業時間は午前11時から翌日午前9時まで。入湯料は大人2500円、子供1500円。
ディズニーランドやディズニーシーで遊んだ後などいいかも知れないですね。朝まで仮眠もできますし(^^)

★くりり太郎さん
 興味深いお話ありがとうございます。
>レジオネラ菌ちゃん
 他の掲示板で読んだのですが、レジオネラ菌と言うものは土の中などの自然界にもかなり存在
するらしいですね。
>役所的に言うと10<CFUそれが法で定まられた決まりです。といいます。
自然界にごく普通に存在するレジオネラ菌ですから、これは厳しすぎるのではと言う某温泉ファン
の意見があります。Jチャンでもこの基準を盾に某旅館で4倍ものレジオネラ菌が検出されたと
不安をあおり立てておりましたが、やっぱりやり過ぎかなと感じました。むしろ追及されるべき
は何百倍(危険水域)、何万倍(致死量に相当?)ものレジオネラ菌が検出された施設だと思います。
 そう言えば、極楽とらべるの掲示板からの情報によりますと、北海道では日本最北の温泉として
知られる稚内温泉「童夢」において死者は出ていないものの、476倍ものレジオネラ菌を検出した
そうですね。くりりさんも多分、ご存知だと思います。私はおととしにあそこへ入浴したことが
あるんで、ぞっとしました。決して脅かすつもりはないんですが、皆さんもお気を付け下さいませ。
8/27付朝日新聞北海道版のWeb記事

>カルサインという商品です。
 こんな殺菌方法があるんですか。初めて知りました。ホタテの産廃を利用とのことで、天然成分
なので理想的な方法だと思います。私の住んでいるところは農家が多いところなんですけど、
農家で言う農薬や除草剤が温泉で言う塩素に該当し、今注目される有機農法が温泉で言うカルサイン
に該当する気がします。
カルサイン殺菌と言うのは北海道限定なんですか?全国に普及するといいですね。

>我が温泉には伝説が2つあり、鶴亀伝説、龍神伝説です。でも宗教法人ではありません。
 全国の温泉にも動物(鶴とか鹿とか熊とか)や神様(弘法大師とか温泉神社とか)に由来する
伝説が山とありますね。昨日紹介した高崎の天神の湯などまさに菅原道真の天神伝説があり、
温泉施設の方でも大事に祭っているようですね。


循環湯の管理 投稿者:ナイジェル  投稿日: 9月12日(木)22時07分13秒

>くくり太郎様

 温泉経営者サイドからの視点、大変参考になります。保健所担当者の意見は
商品(温泉)の価値がどこにあるのかを忘れた(理解していない)我が身(だけ)大事の
この国の行政によく見られるパターンですね。そんな中で試行錯誤をして、
より良い方向を見いだそうとされている、くくり太郎さんの努力には一温泉ファンと
して頭が下がります。

 ここはひとつ長万部のクマオさんに、ぜひレポートしてもらいたいものです。


ご意見ありがとうございます。 投稿者:くくり太郎  投稿日: 9月12日(木)20時55分46秒

掲示することすら初めてなもので、よくわっかていなかったのですが、これからも情報を流させていただきたいと思います。
循環湯の管理は、保健所曰く、いつも塩素濃度があれば安全であると、言います。塩素濃度安全の指針です。もちろん、殺菌は必要です。が温泉は、レジオネラの大好きな有効成分が多く含まれています。人の体からでる油分などをご馳走に布団にくるまって、配管の中に隠れているレジオネラ菌ちゃん。塩素の兵隊が通り過ぎると、布団の中からもそ、もそ、出て繁殖するようなな感じだそうです。
ですから、配管やろ過機の中のスケール(温泉の成分の塊)を取り除くことが必要です。しかし、よく考えると、地下数1000メートルからから(自噴ではないので、ポンプでくみあげます
有効成分たっぷりで栄養豊富なのですから、スケールが出ない方が不思議です。くみ上げた時の温泉水は透明です。それが空気に触れたとたん、色がかわります。その塊がスケールです。無くすることは多分不可能です。役所的に言うと10<CFUそれが法で定まられた決まりです。といいます。実際に言っています。
公共温泉のように、3日でも4日でも休めるところは良いですけれど、普通のお風呂屋さんは潰れちゃいます。(泣き言のようですが現実です)

当館は殺菌方法を非塩素殺菌としました。北海道はホタテの産地です。産業廃棄物として不法投棄されるくらい港などでは、山済みとされています。そのホタテを商品化したのが カルサインという商品です。大腸菌、O−157、レジオネラにも効果がある(食品添加物としても許可済み)製品です。発売もとの社長さんが北海道の産廃を利用し、けれどとてもよいものを有効利用したいとのことで、共感しました。北海道立近代美術館の庭にある池は、藻が繁殖して大変だったそうです。塩素の殺菌だったので、鳥も寄り付きませんでした。しかし、カルサインの投入のために金魚は住める、野鳥は飛来する、ボウフラはわく・・・・。自然に帰ってきました。野生動物は人間より正直です。


カルサインのおかげでお湯がやわらかくなり、安定しました。当館は循環湯ですが、しかし
其の1.一番驚いたのは、塩素の殺菌の時は湯の入れ替え後3日ほどでお湯の色がなくなっていました。いまは変わりません。何日立ってもお湯の色は抜けません。
其の2.塩素投入中は、毎日温泉に入っていても、我が息子は全身がかいかいでした。しかし、いまは掻きません。
其の3.お風呂がカルキ臭くありません。プールのような臭いはしません。

落ち着いて入れます。

温泉の宣伝をしようとしているつもりは無いのですが、健康産業は人を不健康にしてはいけません。自然から受ける恩恵に感謝しつつ、お湯の中に、一日の疲れや、つらいこと等を水に流します。
多くの人が温泉から不思議なパワーを与えられる。これが温泉の使命だと思っています。この感じは米を食べている日本人ならではの感覚だと思います。人類がみんな裸で温泉に入っていたら、報復だの、テロだのなんて考えないと思います。(すみません私見が入っしまいました。)

我が温泉には伝説が2つあり、鶴亀伝説、龍神伝説です。でも宗教法人ではありません。






書き込み豊富でビックリ! 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月12日(木)01時53分09秒

 皆さん、本日はの塩素殺菌、循環の問題に始まり、長野、東北、群馬の知られざる温泉レポなど
多くのレポに驚きました。私もまだまだ温泉について勉強不足だなと思ってしまいました。
 みしゅらん読者・書込み者の温泉に対する思い入れの深さに感銘を受けております。
私の温泉に対するスタンスと言うのは温泉ファンと観光業者の中間、20年に及ぶ温泉入浴歴の中で
も循環と掛け流しについても強くこだわっておりません。野湯とセンター系、あるいは鄙び系と
近代系についてもあまりこだわりはないですね。強いて言うなら景色の良い露天風呂が好きで
あるのですが、これは温泉ファンの間では邪道とされているのは存じております。景色の良い風呂
は引湯距離が長くなって湯の新鮮味が落ちますからね。あと露天風呂のおかげで循環・消毒殺菌を
行なわざるを得ない温泉もありますし。まとめると私は温泉ならどのようなものでも追及する、
好き嫌いの少ないタイプですね。皆さんの温泉に対する姿勢は読んでいてうらやましいです。

>すなっちさん
岩手県の小本温泉ですが、私の飲泉リストにも登場しています。いい温泉みたいですね。

>くくり太郎さん
 温泉経営者としてのご意見ありがとうございます。我々は趣味や興味本位で関東周辺の温泉を
紹介しておる方が多いと思われますが、それとは違った温泉のプロとしての誇りと言うものが
感じられます。是非、その姿勢で頑張ってほしいです。我々お客もゆくゆくはそう言った経営者の
姿勢を理解し、口コミその他の力で「本物の温泉」だけが生き残っていくと思います。
みしゅらん掲示板にも群馬県高崎市の天神の湯や山梨県竜王町の山口温泉など掛け流し温泉に
こだわった温泉経営者の方が以前、書き込まれていて参考になりました。

>めがねさん
>情熱のある方がやっていらっしゃる宿はやっぱり魅力的だと思いました。
>こういう方が湯守りさんとしてもしいれば公共でも外見だけでない魅力的な温泉ができるのでは?
今は改装工事で休業中の群馬県鬼石町の「桜山温泉センター」の群馬県企業局としての最終営業日
の日だったのですが、温度計測にいらしたかなり年輩の従業員の方が
>「私は火入れから今日最後までやってきました」
としんみり話していた姿を思い出してしまいました。(私のレポより)
ここは93年オープンですから9年もの間、ボイラー関係を担当したことになります。
施設豪華、循環加水消毒系の温泉で嫌う方もおりますが、こう言った方が湯盛りをされておれば
レジオネラ菌の心配はまずないのかなと感じます。桜山温泉センター休業後、どうなったのか
気がかりです。また10月予定?の鬼石町営桜山温泉センターとして再開後、また活躍されると
いいなと感じます。

>おかざきさん
 掲示板ではお久しぶりです。精力的に温泉めぐりをされているようで、何よりです。
網張温泉仙女の湯とか鶴の湯、黄金崎不老不死くらいしか入浴経験がなく、名も知らぬ温泉ばかり
で驚きました。こちらで絶賛されていた青森の三内温泉は今回は入浴されなかったのですね。
(matuさんレポ)私が7月に青森へ行った時も気になっていたんですが、時間がなくて…
そういえば、今週先週の「いい旅夢気分」で東北の温泉を取り上げていましたね。


Re:循環の難しさ 投稿者:クマオ  投稿日: 9月11日(水)23時44分28秒

>くくり太郎さん
温泉の経営される側のお話もたいへん興味深いので、これからもぜひ書き込んでください。これまでも温泉を経営されている方の書き込みはたくさんありますので。

泉質と安全を両立するという難しい運営に取り組まれていることは、私たち温泉ファンにとって朗報です。塩素を減らして自然成分で殺菌除菌をされているとのことですが、お湯はどのように変わったのでしょう。ぜひ知りたいところです。

それほど温泉に興味がない人は、温泉とは単にとっても広くて綺麗なお風呂だと考えているような気がします。泉質よりもシャンプーが備わっているかの方を気にする人も多いと思います。一方「みしゅらん掲示板」の読者は泉質重視の温泉ファンがたくさんいるので、塩素入れすぎの循環温泉は嫌っています。

インターネットの温泉情報がだんだん充実してきていますので、温泉の良し悪しについて一般の方でも分かりやすくなっていると思います。当みしゅらんの情報も何かの役に立つと思っています。

「温泉経営は生ものを扱っているお店屋さんと同じ」ということはたいへん示唆に富んでいると思います。これからもどうぞよろしく。


川古温泉浜屋、広河原温泉旅館「峰」 投稿者:めがね  投稿日: 9月11日(水)22時45分51秒

今月は飛び石連休が多いめがねです。今日はまだ未入湯だった「法師温泉」を目指しましたが、
休みのためこちらにしました。

<川古温泉、浜屋>(0278-66-0888、時間要問い合わせ イッサキさんのレポあり)
「法師温泉」と並ぶ猿ヶ京地区では有名な湯治温泉です。もう少し国道沿いにあるのかと思っていましたが、意外に国道からはずれ、かなり山の中に入った場所にあるのには驚きました。「赤谷川」の渓谷沿いのナイスロケ―ションにあります。

入浴料1000円を払い浴室へ。浴室へは重い鉄の扉を開けて階段を降りた地下みたいな場所にあります。浴室は4〜5人位が入れる内湯と15人位がいけそうな混浴大露天という構成。シャワ―、カラン
は2、ただし壊れているのか湯が出ない(^^)シャンプ―、ボディ―ソ―プ、ドライヤ―あり。
長湯用の木の枕あり(^^)

内湯は玉砂利を引いた底面からのぷくぷくと自然湧出(?)、全量オ―バ―フロ―掛け流しで
超贅沢な気分。やや青白いかな〜という程度の湯の浴感はぬるめ+とろみ、しかも「山口温泉」を
彷彿とさせるあわあわがとても入り心地の良い湯に仕上げています。なる程これは名湯とついつい
長湯をしてると後から結構な心地良い湯疲れ感が来ます。臭いは弱硫黄臭+石膏臭(?)でこれは
「霧積温泉」に似ているかも。味は弱石膏味+弱タマゴ味。

一方、露天は内湯とは対照的に迫力あり。滝のような湯口を中心に源泉4本からの大量注水。
全湯口から硫黄臭+石膏臭+金気臭。湯温もこちらの方が高く感じました。露天は別源泉という
話。浴槽縁排水口3ヶ所程度からの排水で掛け流し。浴槽淵でも気泡の付着があるのには驚きました。内湯程あわは付着しませんが、臭いと味(弱硫黄味+金気味)は内湯より「山口温泉」に
近い感じがします。こちらも程良いとろみ+適度な湯疲れ感が心地良い感じになっています。
私はかなりここが気に入りました。紅葉の頃再訪したいです。

その後、少し離れた「浜屋」の先代のおばあちゃんが切り盛りしてる広河原温泉「峰」にも入浴
しました。こちらは「浜屋」の「先代」が広河原地区に温泉を求めたところ、「浜屋」と同タイプの温泉が発見され、新たに湯治旅館としてはじめたものだそうです。この旅館を「先代」がはじめたのはなんと80歳の時といいます。この「広河原」の源泉が発見されたのがちょうど「浜屋」が
火事で全焼してしまった時で、そちらの復活に時間を費やされてしまったのが理由だそうですが、
「先代」がこの源泉を湯治に利用してもらおうといおう情熱はすごいものがあったそうです。
こういう温泉に対して情熱のある方がやっていらっしゃる宿はやっぱり魅力的だと思いました。
こういう方が湯守りさんとしてもしいれば公共でも外見だけでない魅力的な温泉ができるのでは?
>やませみさん

前置きが長くなりましたが、浴室は解放感ある内湯のみですが、贅沢なオ―バ―フロ―掛け流し
シャワ―付きカランは1、カランのみは2、シャンプ―、ボディ―ソ―プ、ドライヤ―あり。
長湯用の木枕あり。脱衣所広くかなり快適。
ぬるめ+とろみ+あわあわは「浜屋」の内湯と良く似た浴感です。臭いも石膏臭+弱硫黄臭。
石膏味+弱タマゴ味。素朴な感じの素敵な宿。泊まるならこっち?自炊プランがあれがいいの
ですが、ないのかな?

カルシウム-ナトリウム-硫酸塩泉 pH7.8 39.7度 自然湧出
Na^+ 140 K^+ 12.0 Mg^+ 0.7 Ca^+ 282 陽イオン計 434.72
Cl^- 106 So4^- 850 Hco3^- 25.6 陰イオン計 983.1 H2sio3 60.6
HBO2 13.5 Co2 4.4 蒸発残留物 1.420g 成分総計 1.496632g 


訂正 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時27分53秒

「東北の温泉その3」のところの一番下、羽沢温泉は羽根沢温泉の間違いです。


東北の温泉その5 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時10分03秒

掲示板を占領しましたm(__)m。お読み頂ける方は下からお願いしますね。
■あすなろ温泉 70点
 青森市牛館にある黄色い外観の温泉銭湯。「熊谷温泉」で紹介
 されているところとは別(今気付いた)。2つあるのかしら
 ん?ほぼ無味無臭。つるすべ感はあったような。
■八甲田温泉・遊仙(再訪) 80点(飲泉のみ)
 知られて居る「ラムネ風呂」は立寄り可能な時間帯、女湯になっ
 ているので、連れのみが入る。ペットボトルに汲んで来て貰う、
 ラムネ風呂の酸性明礬泉を。pH.2.6くらい?ゆで卵の匂いや
 炭酸の味もしてなかなかの美味。連れは、ここを余り気に入らな
 かった。何だったか、落ち付かない、とか。
■蔦温泉(再訪) 80点
 人気の宿。何かの研修か、美人さんが団体で来ていた。全てが木
 造りの宿と風呂は好い。特徴は無いが、湯船の底から湧く湯。メ
 シは美味いらしいし、ふつーに温泉好きの女のコさんには、ここ
 と同じ青森の、やはり湯に特徴はない、でも宿の風情の好い青荷
 温泉を勧めると思う。連れは女友達と泊ってみたいと云っていた。
 この辺りの山深さがまた好い。
■谷地温泉(再訪) 80点
 記憶していたよりイオウ味が薄い。女湯も混浴の方と造りが同じ
 だと云っていた。木造の湯小屋が好い。38℃程、色の透き通っ
 た方の湯船におじさん、おじいさんが並び目を瞑りじっと浸かっ
 ている様が可愛らしい。
■猿倉温泉(再訪)
 連れのみが入る。気に入ったそう。
■酸ヶ湯温泉旅館(再訪) 85点
 近くの地獄沼の方が酸味が強いが、ここも酸味+渋味が強い。有
 名な「千人風呂」(混浴)の造りが好い。あれは何と云うのだろ?
 見上げた屋根のところ。“温泉デカ”(ノゾキ)が1人、或は2
 人。平日に観光バスが何台も乗り付ける観光地。湯治棟泊+旅館
 メシで8500円。有名フレンチシェフ・三國清三さんが「旅」
 誌でゴハンが美味いと勧めていたのは旅館メシの方なのかな。
■温湯温泉・共同浴場(再訪) 75点
 新装なった温湯共同湯へ。地階にはない。30円値上げの180
 円。温い湯船と熱い湯船。お湯はどんなんだっけな。どこぞの客
 舎(旅館)の看板は古びていてカッコ良かった。
■落合温泉・共同湯(再訪) 見学のみ
 場所は、、う〜ん、無人なので書くのをヤメトキマス。すぐに見
 つかりますけどね。
■新屋温泉(再訪) 80点
 去年青森・津軽地方の温泉巡りをした時、古遠部と共に一番気に
 入ったところですが(95点。こちらで紹介するのを忘れました)、
 1月に地中の管を取り替えてのち、色が目に鮮やかな透き通った
 緑色から透明になっちゃった温泉は、はっきりくっきりばっちり
 だったアブラやイオウの味もいくらかぼやけたように感じられ、
 すこ〜しのショック(話には聞いていた)と共に大幅な減点。い
 ちいち点数なんて付けて夫々頑張っている温泉施設の皆さんに申
 し訳なくも思いますが。
■浪岡駅前温泉 70点
 塩気が少しあったようななかったようなやっぱあったような。ちょ
 いほうじ茶色で見た目は遊亀温泉他甲府市内のいくつかの温泉銭湯
 に似ていたように思います。

総じて東北の温泉はレベルが高いですね。また行きたいです。途中だいぶ間の開いているところがありますが、夜間移動中だったり、観光モードに入ったりしていました。レポートは訪問した順番になっています。詳細なレポートはここ「みしゅらん」や「熊谷温泉」をご参照下さい。あと、これだけ書くだけでも大変でしたから、ご自身のホームページやいろんな掲示板でマメにレポートをなさっている方々には頭が下がります。
↓「熊谷温泉」

http://kumaken.3.hotspace.jp/onsen/


東北の温泉その4 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時07分08秒

<岩手>
■網張温泉・仙女の湯 無料湯 80点
 確かここが“正統派硫黄臭”(味?)との話が以前あったが、ぼ
 くの知っている硫黄成分の味とはまた違ったものだった。濃くは
 ない。この日は41,2℃で丁度好い湯加減。
■花巻・鉛温泉・藤三旅館 80点
 湯治部に泊る。2食付3900円。御飯のお代わりは別料金。1
 合分が200円。「ゆかの温泉クリッピング」にあるようなミニ
 キッチンはこの食事付きで利用される部屋にはなかった。ゴハン
 はそんなに美味くはないが、幅の広い廊下や湯治部だけで全百室
 のデカイ湯治宿はそこにいるだけでなんだか楽しい。有名な、最
 深部で140センチ(郡司さんの貼り出されていた「通販生活」
 の記事によると145センチ)ある「白猿(しろざる)の湯」は、
 他にないもので、面白い。お湯はこれといって味のしないあっさ
 りとしたもの。
■国見温泉・石塚旅館 95点
 初訪問のところではここが一番気に入った。大好きな緑色の湯+
 アブラ臭・味を含む複雑な味わい+落ち付いた湯治場の風情。須
 川は刺激が強く肌に合わなかったおばあさんが中性のこちらで
 湯治をするようにしたそうで。そういえば、いくつかの温泉で
 年配の湯治滞在の方に話を伺いましたが、2週間、乃至は15
 日間の滞在という人ばかりでした。ここに次回は泊ってみたい。
 布団付きで素泊り2600円。
<秋田>
■乳頭・鶴の湯 80点
 スーパー有名な“秘湯”。pH.3台?の酸性の湯や木造の内湯の
 風情は好いが、平日の昼間だと云うのに日帰り客が多過ぎ。50
 人は居たかな。松田本によると様々が苦労があり、今のような人
 気宿になったようでちと云い辛いけど、狙っている感じが出てし
 まっている。人が少なければ5点アップかな。わからん。別館の
 方が落ち付いた感じで泊るにはいいかも。芋鍋を食いたい。
■乳頭・孫六温泉 80点(「石の湯」の風情)
 湯船が部分的にぬるぬるしていたりと、掃除が行き届いていなかっ
 たようだが、それはいいとして、イオウ臭・味がするばかりの温
 泉はつまらない。福島の湯ノ花温泉・石湯に造りが似て居るとい
 う石の湯は好風情。夜、裸電球の光の下で浸かるのは良さそう。
<青森>
■黄金崎不老ふ死温泉(再訪) 85点(飲泉のみ)
 「みしゅらん」レポ、あり。日本海に面していて夕日を見ながら
 の入浴が出来ることで有名。着いたのが日没後だったが、照明が
 ないため(暗いため)入らせて貰えず。女性専用の露天風呂には
 そのまま居座ったのか男女のグループが居たそう。
■森田温泉旅館(再訪) 85点(90点?)
 炭酸の効いた温泉が美味しい。あの味は何と云うのだろ?ここ、
 好き。個人宅のような温泉旅館。地域住民が銭湯代りに利用。
 99年発行の「県別マップル」の森田温泉の場所は間違いで、
 県道267号沿い、五能線の側にあります。
■金太郎温泉 70点
 弘前にある桃太郎温泉に浴場の造りが似て居る?薄い塩味、
 モール臭、金気臭(確か)。


東北の温泉その3 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時05分10秒

■秋田須川温泉・栗駒山荘 90点
 源泉はすぐそばの須川高原温泉と同じか、と思い込んでいたら、
 違った。ここは標高1400mだかに在り、露天風呂からの眺望
 がとても好い。いやに気に入った。キレイな山の宿。循環?掛け
 流し?
<岩手>
■須川温泉・須川高原温泉 85点
 期待が大き過ぎたか、評価は低い。以前混浴だったという内風呂、
 露天風呂共にし切られ、思っていた程は大きくなかった。とはい
 え、お湯はとてもいいですけどね。せっかく湯量豊富なのだから、
 もっとドバドバっと湯船に湯を注いで貰いたい。
<宮城>
■鳴子・東鳴子温泉・高友旅館(再訪) 90点
 ここは黒くはない「黒湯」がやはり好い。上手く説明は出来ない
 けど、年季が入っていて、かといって然程ボロくはない宿の感じ
 も好き。1泊だけだと30%増しの素泊り5千円弱と比較的高い
 値段だったので、日帰り入浴のみ。
■鳴子・鳴子温泉・ゆさや旅館(再訪) 85点
 日帰り入浴可能の時間帯、大浴場が男湯になっていたので、頼ん
 で、こちらを女性用にしてもらい、連れがこちらへ。「うなぎ湯」
 はなるほどやませみさんが以前仰っていたようにつるつるするば
 かりでなく肌が引き締まる感じがあり、好い。
■鳴子・中山平温泉・東蛇の湯(再訪) 85点
 前回と違い、とてもヌルヌルとした肌触りの湯だった。ヌルヌル
 のみならず、イオウ臭・味もして、温泉はとてもいいのだが、掃
 除が行き届いていなく、よって5点減点。ちょっと覗き見ると、
 部屋の中にいろいろなものが運び込まれていて、なるほど湯治宿、
 そこが“生活の場”と化しているのが面白い。そうそう、廃業と
 聞いていた近くの丸進別館の玄関のところには「都合により休業
 します」とかなんとか張り紙がしてありました。
<山形>
■羽沢温泉・共同湯 90点
 小さな温泉街に入って行くと、左手にお店があり、その隣りの広
 い駐車場に車を停め、向う。川沿い。ここは好い。評判を余り聞
 いたことがなかったので、然程期待はしていなかったが、先の東
 蛇の湯同等、ということはとてもヌルヌルとした肌触りの“美人
 の湯”。イオウ臭やアブラ臭もある。郡司さんの「オールアバウ
 ト」でのレポートでは、宿の方の湯(別源泉?)のことながら、
 そんなにはヌルヌルしていなかったようで、日によって違うのか
 しら?


東北の温泉その2 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時03分25秒

<青森>
■湯ノ沢温泉・秋元温泉(再訪) 90点
 前回は掃除中で入られなかった小判型混浴大浴場が好い。なりや
 の第二にも似たお湯。沢水を飲める様に浴場に引いてある。
■湯ノ沢温泉・湯の沢山荘(再訪) 85点
 浴場床の茶色の析出が好い。風呂場を改装したばかりのパンフの
 写真とだいぶ違う。湯は塩気が強く、湯ノ沢の他の2つと違い、
 どこか他にもありそうなもの。終わり加減に行き、家族風呂に特
 別に入らせて貰う。
■湯ノ沢温泉・なりや温泉(再訪) 95点(第二浴場)
 2食付6500円(税込)の泊りで。メシはいまいちだが、総計
 13000の乳白色の湯とゴムのような匂いと小判型の湯船が相
 変わらず好い。第一浴場の若干緑がかった湯は比べちゃうとつま
 らない。と、御飯は御ひつで。はらいっぱい。
■古遠部温泉(再訪) 95点
 有名な「トド」スポット。41.5℃くらいのお湯がジャンジャ
 ン掛け流し。山の幸ばかりのメシが美味いと聞き、ここに泊りた
 かったが、18時までに着いてくれ、と云われ、無理なので先の
 なりやを予約。客の食事の後片付けを済ませたのち20時から風
 呂場の掃除をするそう。2食付均一6300円、素泊り布団なし
 で確か2300円から。貸し布団は700円。
<秋田>
■奥々八九郎温泉(野湯) 85点
 古遠部のにも似た重炭酸土類泉?違うか?41.5℃くらい。鉄
 分の析出で赤っぽくみえる湯船と周囲の緑とのコントラスト、そ
 れから鮮度の高さを知らしめてくれる天然ジャグジーが好い。つ
 まりはルックスが好い。男前。そこまで行ければ、ダートの車道
 からすぐに判ります。
■籐七温泉・彩雲荘 80点
 pH.2.4〜2.8くらいの酸性泉(テキトー)。女湯からの眺望
 も吹込んでおいた程でなかったみたいだし、日帰り客が結構居た
 からか個人的な評価は低い。
■後生掛温泉 80点
 「マイナー温泉巡り」の阿部さんが「期待はずれ」と書いている
 ように、温泉は薄いし、木造の浴場にもピンっと来るものがなく、
 いまいち。とはいえ、レベルの高い東北での話ですけど。いくつ
 か浴場があるのかと思いきや、箱蒸し風呂もなにも全て一所にあ
 るのですね。し切りの無いオンドル大部屋泊りは1800円だっ
 たかな。小さな露天風呂アリ。
■玉川温泉 85点
 pH.1.2という強酸性泉。流石に喉に来るが、草津の国道脇の
 源泉や大分の塚原に比べてどーだろ?思っていた程は変わらなかっ
 た。連れは酸っぱくて粉薬のような味のするこの手の温泉が「美
 味しい」と云う。別にある無料の露天風呂の方へは、沢水が混じっ
 ているためか、結構酸味が落ちるので、入らず。
■川原毛大湯滝(野湯) 90点
 向うのに夜は必要な懐中電灯を持っておらず、ここの駐車場で車
 中泊。火曜の夜、他2台。滝より上流、駐車場の看板のところか
 ら向う川原の湧出地点でpH.1.6くらい?有名な滝壷=湯船で
 は沢水が混じって40℃弱。ずっと浸かっていられる。二条の滝
 のうち、向って左手の方の、下からひとつ上の滝壷がお気に入り。
 脱衣所のところから向います。


東北の温泉その1 投稿者:おかざき  投稿日: 9月11日(水)22時01分43秒

ANAの「超割」キップを利用して、福島を除く東北5県の温泉巡りをしました。9月1日から6日。宮城の鳴子と青森・津軽地方を除いた地域は初めてだったこと、温泉ファンではない連れが居たことから、有名で且つお湯の評判を聞いたことがあるところを中心に廻りました。丸5日で30個所ちょい。下でONKEN21さんが紹介されている松田忠徳さんの本に紹介されているところとだいぶダブります。松田本にはちゃんと日帰り入浴可能時間も記されていますね。

判り易いように個人的な評価(百点が満点の点数)を付けてみますが、好きなのは、開放的な露天風呂よりもボロくて小さな木造の内湯と濃くて複雑な味わいのする、或は酸味が強かったり強くヌルヌルする、または他に無さそうなユニークな温泉。成分の薄い温泉は大抵評価が低い。だけではわかり辛いかもしれないので、これまでで特に気に入ったところを挙げておきますと(自意識系やなぁ)、先ず何といっても入っているだけで息切れのする炭酸のすごい七里田温泉・下湯(大分)、以下、どこも同じくらい好きですが、別府温泉保養ランド(大分)、塚原温泉(大分)、昔の新屋温泉(青森)、古遠部温泉(青森)、湯ノ沢温泉・なりやの第二浴場(青森)、国見温泉・石塚旅館(岩手)、鳴子・馬場温泉の庭先の旧湯小屋(重文指定だった。宮城)、あと、ちょい評価は下がりますが、万座温泉の松屋の家族風呂や箱根(神奈川)の姥子温泉・秀明館と芦之湯・松坂屋本店。万座温泉の豊国館や草津温泉(群馬)や90点を付けたところはこの次。と、今回ノートを付けなかったため、記憶のみを頼りに書いて行くので、間違いもあるかもしれません。あったならば、どなたでもご指摘頂けるとあり難い。


循環の難しさ 投稿者:くくり太郎  投稿日: 9月11日(水)21時04分48秒

温泉を営業しているものが、語っても良いのでしょうか。だめなら削除してください。こちらは札幌ですが、かの有名な定山渓には30分ほどで通えます。北海道はふるさと創生資金で建設された、公共温泉がたくさんあります。一般の方々は、それらが温泉だと思っているようです。街中にはしかしそのほとんどが皆さんかで掲示板で語るような、泉質の成分までにこだわるような温泉は無いと思います。語って良いのかどうか分かりませんが、商売として成り立つのと、良い温泉を供給するのには大いなる悩みがあります。
札幌の中心部で、源泉100%は不可能だけども、より近いものを提供したい。その矢先にレジオネラの問題で、保健所よりの指導で、塩素殺菌、配管清掃、ろ過機機清掃。大掛かりな清掃は時間(=費用、)設備に関する知識、またその施設や泉質にあった方法など、素人が管理するには不可能な設備となっています。日向のように接客に力を入れたとの事ですが、やはり設備工事の業者も正しい知識を得て、納入先に説明する義務があると、思います。
メンテナンス契約のために、指導不足の結果このような事故が各地で発生するのではと思いたくなります。この掲示板には関東の方ばかりのようですが、北海道の温泉案内は建物や写真ばかりで
す。温泉に疑問を感じている人はいないのかな?といつも思います。
ONKEN21さん紹介されていた、松田教授はここから、近所の大学の教授で直接お会いして温泉のあり方や、塩素の恐さのお話を伺いました。(当方の環境とお湯はなかなか面白いそうです。)
その言葉に感心し、自然成分で殺菌除菌を開始しました。するとお湯が全く別のお湯に変わりました。ますます塩素の恐さを実感しました。その代わり自主検査をし安全の確認をしています。
温泉経営は生ものを扱っているお店屋さんと同じと実感しました。


信州・北佐久と小県の温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(水)09時43分01秒

9/8-10で東信をウロウロしてきました。
詳細はまた後日の湯巡りレポに出しますので、リストのみでごめんなさい。

<北佐久+1>
 星野温泉「トンボの湯」(軽井沢町) ・・・A/ モダンな建築で湯量豊富 休憩設備がない
 塩沢温泉「高林閣」(軽井沢町) ・・・・・B/ 鉄塩味炭酸の源泉が濃い 湯使いがいまいち
 小諸温泉「ブルースカイ」(小諸市) ・・・A/ ホテル上階の公衆浴場 大量掛け流し
 高峯温泉「高峯温泉」(小諸市) 宿泊 ・・AA/ 上品な新秘湯 硫黄風味の源泉冷浴槽が爽快
 鹿沢温泉「紅葉館」(嬬恋村) ・・・・・・AA/ 鄙びた秘湯 新鮮鉄味の大量掛け流し湯
 武石温泉「うつくしの湯」(武石村) ・・・B/ 純粋なボウ硝泉が循環 
 長門温泉「やすらぎの湯」(長門町) ・・・B/ 苦塩味の湯が循環 
 布施温泉「布施温泉」(望月町) ・・・・・B/ 薄い食塩泉が循環 なぜか緑色? 
<小県>
 金原温泉「大田区休養村とうぶ」(東部町)・B/ 眺望よい前衛的な建築 湯は印象うすい
 千古温泉「千古温泉」(真田町) ・・・・・A/ 渓流沿いの素朴な秘湯 硫黄臭濃い加熱湯
 室賀温泉「ささらの湯」(上田市) ・・・・A/ 温もりのある建築 硫黄臭+つるすべの佳品
 田沢温泉「共同湯・有乳湯」(青木村)・・・AA/ たまご風味の新鮮湯が大量掛け流し
 田沢「たまりや旅館」(青木村) 宿泊 ・・AA/ 江戸期の本館に泊まる 清々しい浴室


温泉を保存する 投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(水)09時41分48秒

> すなっちさん
> 温泉水を汲んで冷蔵庫に入れておいても、本当に1週間で普通の水になってしまい
> ますね。佐野川で水をたくさん汲んで、毎日飲んだり洗ったりすることを楽しみにし
> ていたので、ちょっと悲しいです…。

冷凍しておくと、けっこう温泉の香りや浴感もよく残ります。
とはいえ、ポリタンが入るほど大きな冷凍庫をもっている人は少ないので、
小瓶のペットに小分けにして飲泉用に保存しておくのがよいです。
お風呂を溜めるときにそのままドボンと落としておき、溶けてからちびちび嗜むわけです。
注)詰めるときに少し隙間を空けておかないと、凍ると膨張して栓が飛びます。


Re:小本温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(水)09時39分25秒

>すなっちさん
> 岩手県に小本温泉というすごいミネラル量の温泉があるのですが、

小本温泉は三陸に孤立した温泉地なので、なかなか訪問の機会がありません。
で、「みちのくML」に最近寄せられた情報をお借りしますと、

小本温泉・黄金八大龍王の湯 (H5.10)
 含硫黄−Na・Mg−塩化物冷鉱泉(高張性) 11.3℃ pH=7.1 28.1 L/min
  Na=4460 Mg=2800 Ca=2404
  Cl=8990 SO4=1290 HCO3=283 Br=26 HS=8.7
  CO2=38 H2S=7.6 総計=16.49g/kg
男女別の小さな内湯と露天だけで、加熱半循環。源泉湯口あり。
灰色濁り〜褐色透明の色変化で、ごく希にピンク色になるとか?


Re:箱根の食塩泉(宮ノ下) 投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(水)09時37分57秒

>すなっちさん
>[宮ノ下温泉・太閤湯]
> ガイドブックには「無色透明の中にもとろりとした青味を感じさせ…」と書いてあ
> ったのですが、今回は無色透明でした。残念、というか不思議です。分析表にリン酸
> 水素イオンという見慣れないイオン名が見られるので、青味はこのイオンによるもの
> なのかな? とも思います。

メタ珪酸の多い食塩泉はときどき青くなることがあります。
太閤湯も実際にかなり青味がかることがあるそうですが、
私も未だ出会ったことはありません。
リン酸イオンがからむと白〜黄色の発色になりますが、これは希です。


湯守さんがいない温泉は・・・ 投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(水)09時36分25秒

>めがねさん
> 今回、話題になった「日向サンパ―ク」も公共ですが、
> 地域性やスタッフの経験もあるでしょうが、なぜにこれほ
> どまでに湯使いが違うのかはなはだ疑問です。

レジオネラ事故のおきた温泉施設に共通する点は、
温泉を管理する湯守さんがいないか、不慣れなことです。
公共温泉の職員は地元採用なので、
温泉の少ない地域の自治体では人材の登用も難しいのでしょう。
日向市の場合、職員を一流ホテルに派遣して接客の訓練は熱心だったようですが、
温泉の衛生についての教育はまったくなされていなかったようです(報道によれば)。

循環濾過装置の仕組みは複雑で、職員が調整できなければ業者頼みになってしまいますが、
けっこうな費用がかかるので、コスト削減で真っ先に省かれることが多いようです。
ビルの空調やボイラーにも特別な訓練や資格が必要なように、
また、食堂営業には衛生管理の知識が必要なように、
「温泉管理士」のような資格検定が必要になってきているのかと思います。

公共温泉は国の補助金で建てられるのがほとんどですが、
その場合、設備内容にいろいろ細かい標準仕様があって、
シンプルな浴場設備だけってことでは予算が裁可されないのが実状です。
ダメ温泉になってしまう根本原因はこのへんにありそう・・・
町村の独自予算で立てた施設には良いものがけっこうありますね。


すなっちさんへ 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月11日(水)04時35分25秒

>埼玉県では、新木鉱泉、弁天温泉が気になりますが、ONKNEN21さんは行かれたことがありますか。
 新木鉱泉は「本物の温泉ここが一番」と言う本にも埼玉県では唯一ランクインし、気になっては
いるんですが、入浴料900〜1,000円が壁になってしまいなかなか手が出ないですね。
秩父と同距離の群馬に500円位の日帰り温泉が山とありますからね。
あと、秩父では新木鉱泉の他、満願の湯の人気が高いようですね。
えのさんの「東京・日帰り温泉人気投票」でも2位ですからね。
私の「飲泉リスト」にも登場してます。カラオケがうるさいのが難ですが、地元の評判も高いです。
それから弁天温泉は千葉の内房と栃木の那須の方にあって埼玉にはないですね(^_^;)

>ハンドルネーム変更の件
なるほど、HNを公開するといろいろ問題があるようですね。
私は小心者と言うか、臆病と言うか、シャイなんで掲示板ではアドレスを公開したことはないんですよね。
ごく一部の常連の方にはアドレスを教えていますが…
あと私のHNも昨年少しリニューアルしたことがありますね。前のHNはちょっと問題があったんんで


カラー版温泉教授の日本全国温泉ガイド 投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月11日(水)04時11分41秒

 以前すなっちさんにご紹介いただいた本ですが、地元の図書館にリクエストした松田忠徳著
「カラー版温泉教授の日本全国温泉ガイド」(光文社新書ISBN4-334-03145-5 1,200円+税)
が先月下旬入荷となりました。
「いったいどこの温泉に行けばいいんだ?!」と「温泉教授の温泉ガイド」を読まれた多くの読者
の声に応え、『ここに行けば必ずや心身の癒しや安らぎを得られる温泉』をピックアップした
(前書きより)ものだそうです。その数227湯。参考になればと思い、こちらにその温泉名を列挙
しておきます。なお、すべて掛け流しと言うわけではなく、循環・加水の温泉もあるようです。
詳細な内容や旅館名・共同浴場名などは本にてご確認下さい。

★北海道(25ヵ所)
(大雪山系温泉郷)然別湖コタン、然別峡、トムラウシ、十勝岳、白金、芽登/菅野
(知床温泉郷)岩尾別、カムイワッカ湯滝、熊の湯、セセキ、薫別、ウトロ、羅臼
養老牛/登別/定山渓/平磯
(ニセコ温泉郷)ニセコ湯本、ニセコ五色、新見、ニセコ薬師、いわない円山、朝日/銀婚湯

★東北(65ヵ所)
・青森県(13ヵ所)
(八甲田温泉郷)酸ヶ湯、谷地、猿倉/蔦/青荷
(下北半島温泉郷)下風呂、薬研、奥薬研、恐山、湯野川
黄金崎不老不死/湯の沢/古遠部
・岩手県(11ヶ所)
(南花巻温泉郷)志戸平、渡り、大沢、鉛、新鉛/台
(八幡平温泉郷)藤七、松川、蒸ノ湯
国見/夏油
・秋田県(10ヶ所)
(乳頭温泉郷)鶴の湯、黒湯、妙乃湯、蟹場、大釜、孫六
玉川/後生掛/杣/日景
・宮城県(13ヵ所)
(鳴子温泉郷)鳴子、東鳴子、吹上、中山平、
(栗駒温泉郷)温湯、湯ノ倉、湯浜、須川、泥湯、川原毛の大湯滝、小安峡、大湯/鎌先
・山形県(11ヶ所)
(米沢温泉郷)小野川、白布、新高湯、大平、滑川、姥湯
(庄内温泉郷)湯野浜、温海、湯田川/赤倉/銀山
・福島県(7ヵ所)
飯坂/不動湯/(南会津温泉郷)湯ノ花、木賊、檜枝岐/甲子/二岐

★関東(24ヵ所)
・栃木県(12ヵ所)
(那須温泉郷)那須湯本、大丸、北/(塩原温泉郷)福渡、塩原元湯
(奥鬼怒温泉郷)八丁の湯、加仁湯、手白沢、日光沢、女夫渕、平家平/鬼怒川(元湯星のや)
・群馬県(8ヶ所)
草津/伊香保/四万/万座/法師/(水上温泉郷)湯の小屋、木ノ根沢/霧積
・神奈川県(4ヶ所)
(箱根温泉郷)箱根湯本、塔之沢、芦之湯/湯河原

★中部(51ヵ所)
・山梨県(2ヶ所)
奈良田/西山
・新潟県(4ヶ所)
蓮華/大沢山/松之山/貝掛
・長野県(19ヵ所)
野沢/(湯田中渋温泉郷)湯田中、上林、地獄谷/五色
(秋山郷温泉郷)逆巻、屋敷、湯ノ沢、和山、切明
浅間/別所/鹿教湯/高峰/小谷/葛/中房/白骨/中の湯
・静岡県(5ヶ所)
熱海/伊東/修善寺/天城湯ヶ島/大滝
・岐阜県(5ヶ所)
福地/下呂/(新穂高温泉郷)新穂高、平湯、栃尾
・愛知県(1ヶ所)
湯谷
・三重県(3ヶ所)
榊原/湯ノ口/木曽岬
・富山県(5ヶ所)
(黒部峡谷温泉郷)黒薙、鐘釣、名剣/小川元湯/大牧
・石川県(6ヶ所)
(加賀温泉郷)粟津、片山津、山中、山代/中宮/白峰
・福井県(1ヶ所)
佐野

★近畿(15ヵ所)
・京都府(2ヶ所)
木津/奥伊根
・奈良県(4ヶ所)
入之波/(十津川温泉郷)十津川、温泉地、上湯
・和歌山県(6ヶ所)
白浜/椿/南紀勝浦/川湯/湯の峰/龍神
・兵庫県(3ヶ所)
城崎/有馬/湯村

★中国/四国(20ヵ所)
・岡山県(4ヶ所)
奥津/(湯原温泉郷)湯原、真賀/小森
・広島県(2ヶ所)
宮浜/湯来
・鳥取県(3ヶ所)
岩井/三朝/関金
・島根県(4ヶ所)
小屋原/玉造/有福/温泉津
・山口県(4ヶ所)
長門湯本/持世寺/湯田/俵山
・愛媛県(1ヶ所)
道後
・徳島県(1ヶ所)
祖谷
・高知県(1ヶ所)
一の又渓谷

★九州(27ヵ所)
・福岡県(1ヶ所)
二日市
・佐賀県(2ヶ所)
武雄/嬉野
・大分県(10ヶ所)
別府/明礬/由布院/塚原/長湯/川底/壁湯
(九重温泉郷)筋湯、寒の地獄、筌の口
・熊本県(7ヵ所)
黒川/地獄/日奈久/杖立/小田/万願寺/垂玉
・長崎県(2ヶ所)
雲仙/小浜
・鹿児島県(5ヶ所)
妙見/指宿/紫尾/(霧島温泉郷)湯之谷/粟野岳


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