猿ヶ京温泉湖城閣★★★


混浴大樽風呂の温泉

■概要

苗場スキー場へ行った帰りに、昔行ったことのある猿ヶ京温泉に来てみた。国道17号線沿いにある便利な温泉だ。

猿ヶ京の名は、上杉謙信が関東攻めで申(さる)の年申の月申の日に、ここへ陣を張ったことにちなんで「申が今日」と名づけたことによるそうだ。猿ヶ京は三国峠越えの関所もあった。

1958年にダム湖(赤谷湖)ができて、温泉街は高台に移って今の姿になった。湖城閣は湖に突き出た半島の先にある温泉旅館だ。ここから湖が見渡せる。

10年ほど前に露天風呂を大幅に改装して、岩風呂、樽風呂など変化に富んだ混浴露天風呂にしている。そのほかに男女の内風呂がある。



■所在地

群馬県利根郡新治村猿ヶ京121
TEL:0278−66−1021
FAX:0278−66−1141



■印象

湖城閣の自慢は趣向をこらした露天風呂だ。湖を見下ろすように、岩風呂がある。酒蔵の大樽で作った大樽風呂、太い丸太をくりぬいた寝湯、一人用の釜風呂などがある。脱衣場は男女別にあるけれど、広い露天風呂は混浴になっている。


樽風呂は熱めにしてある。

スキー帰りに寄ったので、露天風呂から夕暮れの湖が見える。ぬるめのお湯に浸かって、だんだん暮れていく空を眺めると疲れがとれていく。

若い人のグループも抵抗なく混浴を楽しんでいるようだ。
泉質は含石膏食塩泉、混浴露天風呂は婦人専用時間がある。(4:00−7:00、20:00−22:00)

内風呂も結構広くて快適だ。テレビでも紹介されている温泉だが、立ち寄りとしてもなかなか良かった。

■営業

営業時間 8:00−20:00
休館日 無休
料金 800円

交通

関越自動車道の月夜野ICを降りて、国道17号線を新潟方向へ行く。三国峠の山道の入り口が猿ヶ京温泉。温泉街の入り口の信号を左折して路地を入る。
駐車場は20台程度。



調査日:1999年12月


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