PERSONAL−HAWAIIがすき





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ハワイ動物図鑑2
ハワイ動物図鑑1
STATE BIRD NENE
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ハワイ動物図鑑1

*スー・リン

たわしのような肌触り、しわしわの顔、一見愛敬たっぷりに見えて、その実哀愁を帯びている、そんな不思議な犬です。オアフ島・カネオヘ在住。


スーはKUMUの 家で飼われている犬です。最近ハワイ(アメリカ)ではこの手の顔が人気らしく、絵はがき、グリーティングカード、コマーシャルなどでよく見かけます。 でも女の子なのでちょっと優しい顔つきです。スーは広いバックヤードで飼われているのですが、なぜかコンクリートの上から芝に下りたがりません。いつもコンクリートに寝そべって、レフアの花をながめてリラックスしているのですが、ドッグフードを狙って飛んでくる小鳥には厳しく注意をします。家人は「スーが鳥と追い掛けっこをしている」と表現しますが、スーは必死です。運の悪い(本当に運の悪い)小鳥もいて、スーに凱歌があがるときもあるそうです。

*スーについての追加情報です。 この犬種はシャーペイ(沙皮)というそうで、文化大革命の時には 一時絶滅寸前まで至ったという悲運な犬だとか。アメリカで保護活動が盛んに行われて、今アメリカで人気というのもよくわかります。シャーペイの意味は、シワだらけの皮というとある本には書いてありましたが、中国語の先生によると、カサカサの皮だとか。どちらが正確なのかはわかりませんが、スー・リンを見る限る、カサカサでシワシワの皮だからどちらも正しいと私は思います。



*ヘエイアの野猫

夕方になると草むらから出てきて人気のなくなった駐車場で遊びます。夜は国立公園ヘエイアは野猫たちの天下です。餌を与える人も見かけます。オアフ島・ヘエイア

一番最初にヘエイアに行ったのは、ビジターセンターを会場に行われる夜のレッスンのときでした。帰りに車に戻ろうとしたとき、月明かりに何匹もの猫を見かけてびっくりしました。数匹集まって仲よく座っているもの、おいかけっこをする猫たち、ココナッツの木の下でぽつんと一人座っているもの。その後何度か訪れたときも、猫達は私達の足音や声に驚くでもなく平然と夜の会談をしているのでした。夕方訪れた時に、まだ残っているスタッフの車の下で涼んでいる猫を見つけましたが、どうか発進には気を付けて欲しいものです。


*バス停の白い鳥

道端の側溝を行きつ戻りつ。餌を狙っているのか、ただの日課なのか、同じ場所を同じような行程で2、3回繰り返し歩き回ると、車の途切れを狙って、路面すれすれの低空飛行で道の向こうに飛んで行きました。オアフ島・カネオヘ・カメハメハロード

こんな鳥が目の前を歩いている!!! 白い小型のサギのような鳥を見たときは息を飲みました。50年代にアフリカからやって来たという、キャトル・イグレットは湿地や、水辺が好きみたいです。オアフの田舎とは言っても、車はびゅんびゅん通るし、車屋さんピザ屋さん、ハンバーガー屋だって並んでいます。バス停にはいつも数人バスを待っていますが、鳥も人もお互い無関心。


*ブラー

ハナツアーのランチタイムはたいていハナビーチの休憩所。誰かについてきたのか、ここで暮らしているのか、ブラーと呼ばれる犬が一匹いました。マウイ島・ハナマウイ


その茶色の犬は、大きなサンドイッチと格闘しているツアー客の間をプラプラ歩いておこぼれをもらっています。ツアーガイドからは“ブラー”と挨拶されて、頭をなでてもらっています。喉が渇いたら、シャワー近くの水たまりで水を飲みます。日がな一日、海をながめ、人を観察して、飽きたら日影でおひるね。ああ、理想の暮らしだ!!


*ティンカーベル

ラハイナのフロントストリートのコンビニ前につながれていた輝くように真っ白でちっちゃな犬。ご挨拶してたら、飼い主が出てきて一緒に写真に収まりました。マウイ島・ラハイナ

可愛いお嬢ちゃんに抱っこされて恥ずかしそうに写真に写っているのは、ティンカーベル。人間の歳で言うと、15歳ですって。コンビニのとなりの建物の階段手摺につながれていたティンカーベルは、飼い主が気になるのか綱をいっぱいに引っ張ってお店の中を覗いていました。頭をなでるとしっぽを振って寄ってきましたが、でもやっぱりお店も気になるし、うろうろ焦っていたら、飼い主が店から様子を見に出てきました。写真を撮っても良い? って聞いたら、“シュアー”と言って一緒にポーズ。あの・・、テンカーベルの写真なんだけど・・・。でも可愛いからいいか!?




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