イコールカードDS

さんすうパズルゲームと銘打たれた本ゲーム、元々DS用に作られた訳ではなく、知育ゲームとしてカードゲームと公式ルールブックが発売されています。0〜9までの数字と四則演算記号(+、−、×、÷)のカード(それぞれ赤・青・黄・緑の4色)とフリーカードをあわせた58枚のカードが1セットとなっています。カードの裏側は全てイコール【=】になっています。このカードを使って「計算式を考えて作りながら駆け引きを楽しむゲーム」、それがイコールカードです。本ソフトでは、イコールドリルイコールならべイコールあわせイコールナインという四つのモードで遊べるようになっています。

イコールドリルは、イコールカードの基本となるモードで、画面に表示されたカードを並べ替えて正しい計算式を作っていきます。たとえば【1】【4】【5】【+】【2】というカードが表示されている場合【2】のカードをタップして裏返して【=】にし他のカードをスライドして並べ替えると【1】【+】【4】【=】【5】という正しい計算式が成立します。レベルが低いうちはカードの枚数も少なく、一桁の足し算や引き算といった簡単な問題ばかりですが、レベルが上がると掛け算や割り算が加わり、数字も2桁になったり、またイコールの両側が計算式(たとえば【4】【0】【÷】【5】【=】【2】【+】【6】など)になるなど、かなり頭をひねらないと解けないようになってきます。デフォルトでは制限時間も無く、ヒントボタンを押すとどんな式を作ったら良いかを聞くことが出来るので参考にすると良いでしょう。

イコールならべは、手持ちの札から場札にある数字とイコールになる計算式を作って出していき一番早く手札が無くなった人が勝ちとなるモードです。まずカードを出す場所をタップして決定した後、式作成フィールドにカードを並べていきます。たとえば場札に【9】が出ている場合、その隣をタップし式作成パネルに【=】【8】【+】【1】等のようにイコールとなる計算式を作り完成ボタンを押すと場にカードが出されます。ただし、他の場札と重なったり、別の数字と式が合わない場合などは出すことが出来ません。文章で書くとチョットややこしいですが、実際に遊んでみるとすぐに分かると思います。実際にカードを使って遊ぶ場合はカードを置く広い場所が必要となるのですが、DSの場合そういった心配も無く遊ぶことが出来るのは良いですね。ただ、さすがに画面の大きさの関係でカードが小さくなってしまっているのと、カードを置く場所を決める際に画面をスクロールしなければいけない場合がある (特にカードがたくさん場に出されているゲーム終盤) のは気になる点ではあります (仕方の無いことですけどね)

イコールあわせは、UNOのよう (実際、イコールカードのデザインって、UNOにソックリだったりするんだよね) に場に置かれているカードと数字あるいは色が同じカードを出していき手札が一番早く無くなった人が勝ちとなるモードです。ただひとつUNOと違うのは、場札の数字と同じ値となる計算式が作れる場合、その計算式のカード全てをいっぺんに出すことが出来ること。たとえば、場に【赤の6】が出ている場合、【6のカード】か【赤のカード】以外に【2】【+】【4】といった計算式 (色は異なっていても良い) も出すことが出来るのです。UNOのような役札が無いので、如何に効率よく計算式を作って出すかがゲームに勝つカギとなります。

イコールナインは、トランプのブラックジャックとほぼ同じゲームです。配られたカードと四則演算記号を使って答えが9に近くなる計算式を作り、答えが9に一番近い人が高ポイントをもらえ、一番早く規定ポイントに到達した人が勝ちとなります。答えが9を超える場合はバーストとなり0と同じ扱いになります。相手のカード (1枚は見えている) から答えがいくつかを推測しながらゲームを進めていく必要があり、単純に計算ゲームというよりも洞察力が必要なゲームと言えるかもしれません。

今までのゲームでもそうでしたが、カードゲームとスタイラスの相性は非常に良く、ほとんどストレス無く操作することが出来ます。まぁ全てスタイラスによる操作というのが気になるのですが (メニューとかはボタンで操作出来ても良かったのでは)、ゲーム自体がスタイラスで遊ぶことを前提としているようなモノなので重箱の隅をつつくような些細なことなのかもしれません。

パズル要素があり個人的に非常に気に入ってるのですが、イコールドリル以外は相手と遊ぶことが前提というか、少なくともコンピュータ相手に遊んでも単調でつまらないというか、駆け引きも何も無いので面白くないというのが正直なところ。まぁ、これは他のカードゲームなんかでも同じことが言えるんですけどね。Wi-Fi対応でネット対戦とか出来るようになったら良いんだけどなぁ (イコールあわせだけでも良いから対人対戦してみたいなぁ)

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財団法人日本漢字能力検定協会公認・漢検DS

財団法人日本漢字能力検定協会公認と銘打たれた本ソフト、パッケージからしてゲームではなく学習教材のような雰囲気が漂っています。実際、ミニゲームとかも入ってはいますが、やはりメインとなるのは過去に出題された問題から出題されるトレーニングと、実践形式の検定試験モードであり、少なからず漢検に興味のある人じゃないと買っても楽しめないかもしれませんね。

同系のソフトとしては「みんなのDSゼミナール・カンペキ漢字力」があり (「漢字の渡り鳥」は漢字といいながら読みだけなのでチョット違うかな)、どうしてもそっちと比べてしまいますが、漢検に絞ったつくりと余計な要素を排しているという点である意味手に取りやすいソフトといえるかもしれません (逆に、遊びの要素やオマケ要素が欲しい人は「みんなのDSゼミナール・カンペキ漢字力」を買った方が良いとも言える)

名前の登録でいきなり漢字が使えるのがある意味凄いところ。もちろん、常用漢字だけでしょうけど、今までのソフトは結局かなとアルファベットだけだったのに比べるとさすが協会公認ソフトだな、と。いや、なんか変なところで感動してるってのは自分でも分かってますが (苦笑)

全体的なシステムの問題として、認識の速度が若干遅いかな、というのがあります。一応、三段階で設定が出来るので一番早い速度でやっているのですが、それでも書き終わってから少し間があって候補が表示されるという感じです。もっとも、漢検で使われる漢字すべてとかな文字なども含めて全てを認識している訳で、認識率の高さ (書き順が合ってれば悪筆でもかなりの精度で認識してくれる) を考えるとこれくらいの速度が限界なのかな。で、候補が現れないうちにOKボタンをタップしちゃって誤認識=不正解ということが非常に多いです。もちろん、自分の不注意であり焦らずにやれば良いだけというのは分かってるのですが、制限時間のある検定問題の場合どうしても急いでしまうと思うのですがいかがなもんでしょうか?

さらに気になるのが、文字が確定したあとに一度OKを押して正解かどうかがチェックされるのですが、まぁ、ここまでは良いとして、次の問題に進む時にもう一度OKを押さないといけないというのがチョットまどろっこしいです。で、つい焦って2回押しちゃってまだ何も書いてないのにOK押しちゃったりとかして不正解になったり (´д`)。ここら辺のもたつきがなければもっと気軽に問題を解くことが出来るんですけどねぇ。

肝心の検定問題ですが、漢字検定(チャレンジ)漢字訓練(トレーニング)という二つのモードがあります。漢字検定は、実際の漢字検定を想定した実戦形式のモードで、今までに実際に出題された漢検問題約25000問の中から「読み」「書き取り」「類義語・対義語」「筆順・画数」「部首」「四字熟語」などのジャンルごとに数問ずつ出題され、10級から始まって最終的には2級まで認定されるようになっています。1日に何回もチャレンジすることは出来ますが、認定の判断をされるのは最初の1回だけ。成績が良ければ昇級していき、逆に成績が悪ければ降級してしまうこともあります。合否は上の画面に表示されるカレンダ上に色分けして表示 (合格=赤、不合格=青) されるので一目瞭然。モチベーションの継続に一役買っているといえるでしょう。また、実際の検定時間(=40分) の他に20分と10分も選べ (この場合、各ジャンルごとの問題数が少なくなっている)、電車での移動時間などのチョット空いた時間に出来るようになっているのも良いカンジ。いくら本格的といっても、毎日長い時間かかってしまうのではやはり長続きしませんからねぇ。あと、各ジャンルごとの成績をレーダーチャートで表示してくれるのも嬉しいところ (成績確認で見ることが出来る)。これを見れば「漢字を読めるけど書けない」っていうのが一目瞭然だったり、いかに自分が適当な書き順で漢字を書いてるかが分かったりします (苦笑)。ただ、昇級や降級によって値が初期化されてしまうのが残念なところ。

もうひとつの漢字訓練は、検定級とジャンルを自由に選んで文字通り訓練できるモード。各級ごとに訓練した問題数が達成率という形でデータに残ります (成績確認で見ることが出来る)。一度正解した問題でも、もう一度やった時に間違えると達成率が下がるなどナカナカ凝った作りになっていて、トレーニングとはいえやりがいはあるといえるでしょう。ただ、残念なのはトレーニングをいくらやってもカレンダには何の表示もされないこと。実践問題集の代わりとして漢字検定のみをやる人は良いですが、漢字検定の勉強をする参考書代わりとして本ソフトを使う人にはカレンダに空白ばかりが続き、たまに検定の印が付いているというのはチョット寂しく感じてしまうかもしれませんね (空白のところも勉強自体はしているのだから)

あと、これらの漢字検定モードとは別に (漢字自体は過去の問題から出題されたものだと思いますが) 漢字遊戯 (ゲーム)というミニゲームで遊ぶことが出来ます。これは、各ジャンルごとに異なったゲームが用意されており、たとえば走っているタクシーの横に書かれている文章の赤い文字の部分を漢字にしたり読みを入力したりするミニゲーム (不正解だと乗車拒否される (笑)) があったり、上の画面に表示される問題の正解の同音・同訓の漢字のカードを持っているガンマンをタップして撃ち倒すゲーム (光線銃ゲームのよう) だったり、たくさんの漢字の中から読みに合う漢字を選んで調合するカクテルゲームなど、ちょっと不思議なノリのゲームが揃っています。変に気負って勉強するのではなく、こういったゲーム形式で遊ぶのも意外に効率が良いというか知らず知らずのうちに漢字の知識が増えていくような気がします (個人的にはトレーニングよりもこっちで遊んでる時間の方が長かったりします)。ある条件 (たぶん、達成率か検定の昇級だと思われる) をクリアすると、新たなミニゲーム (寿司屋で魚へんの漢字の読みを入力して注文するゲーム、漢字を使ったクロスワード、表示される部首やつくりが使われている漢字を入力するゲームなど) が追加されるようになっているのも検定モードのやりこみに力が入るというものですね。

実際問題これ1本あれば漢検の何たるかは分かると思うのですが (漢検に興味を持たせることには成功していると思う)、じゃあはたしてこのソフトだけで合格まで出来るかどうかは分かりません。実際の漢検の参考書を見ると、級ごとに使われる漢字の一覧表が載ってたり (しかも音・訓読みはもちろん、画数とかまで)、各ジャンルごとの傾向みたいなのも載っていて効率良く勉強できると思うのですが、本ソフトはあくまでも過去に出題された問題から選定された問題であり、しかも達成率が100%になるまではすべての漢字を知ってるかどうか分からない (検定モードで合格したとしても、たまたま知ってる漢字が出ただけであって、実は他に出てくる可能性のある漢字はほとんど知らないという事態も考えられる) ので、そういった使い方には不向きです。やはり、ある程度漢検の勉強をしている人が実践問題集の代わりとして使うというのが良いかもしれませんね。

私もチョット漢検の勉強をして受けてみようかなと思いました。まぁ、いつになるかは分かりませんが (苦笑)

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眠れない夜とパズルの日には・・・

良質のパズルゲームを多数輩出しているニコリの人気ペンシルパズルが5種類 (数独カックロ美術館スリザーリンクぬりかべ) も遊べるというパズル好きには非常に嬉しいソフト。本当、コストパフォーマンスの良さはダントツですね。

ゲームを起動すると一番最初に「すべての操作をタッチパネルで行います」という注意書きが出てきます。ある意味画期的。というのも、今まではDSだからといってここまで振り切ったソフトは無く、メニューにしろゲームにしろボタンを使える (Aボタンで先に進むとか、スタートボタンでメニューを開くとか) ようにもなっているというのが普通でした。しかし、本ソフトの場合は実際のゲームはもちろん画面を切り替えたりメニューを選んだりするのも全てスタイラスを使わなければならなくなってます。ここまで振り切ってもらえると遊ぶ方もボタンに手をかけることなくスタイラス操作に集中することが出来るというものですが、はたして肝心のスタイラスの操作はどうなっているかというと・・・

正直、一番最初に選ぶメニュー画面が分かりづらいです。パズルの名前が書いてあるボタンをタップしても何の反応もなく、そのボタンの側にある建物の絵をタップすると進むようになっているという。いや、どう考えても直感的に分かりづらい だろ、それってカンジです。パズルの名前が書いてるボタンがあったら普通の人はそれをタップするだろうし、「すすむ」「もどる」「セーブ」などのボタンはタップすれば反応するようになっており、同じ画面内のデザインなのに統一が取れていないというのはどうかと思いますねぇ。ぶっちゃけた話、メニューは変に凝る必要は無く、それこそパズルの名前が書かれたボタンが並んでるだけのメニューの方がよっぽど分かりやすくて良かった気がします。

で、実際のパズルについてですが、まずは数独について。マスが小さめですが数字は太字で凝ったデザインじゃないので見やすいと思います。ただ、数字ごとに色分けされているのでゴチャゴチャした印象を受けますね。ゲームにならないというほど酷くはありませんが難問も解いてるとチョット目が疲れるかも。見易さという点では、パズルシリーズVol.3 数独の方が上ですね。数字の入力は右のメニューから数字を選んで、フィールドのマスをタップするとその数字が入力されるようになっており、連続で同じ数字を入力する時は非常にやりやすいです。右のメニューで数字を選んだ時点でフィールド上にある同じ数字のマスがハイライト表示され問題を解く上でのヒントになるのは個人的には良い点だなと思いました (設定で消すことも出来るのでヒントが要らない人は普通にプレイすることも出来る)。全マスを埋めた時点で自動的に解答がチェックされ正解だとクリアになります。今までいくつか数独ソフトで遊んできましたが、操作性という点ではダントツに良い (スタイラスを使った操作システムとしては合理的だと思う)、というか性に合ってる気がします。クリアするのに比較的時間がかかるパズルなのであまりクリア出来ていないのですが (隠し含めて100問のうちの20問・・・)、大きな欠点も無く及第点の出来ですね。

カックロは、ハドソンからも出てましたが、本ソフトはちょっと遊びづらいカンジ。画面は下画面に収まる大きさでマスも大きめで数字も見やすいのですが、数字を入力 (マスをタップ) すると、そのマスにカーソルが表示されるんですよね。たぶん今入力したマスを他と区別するために表示してるんでしょうけど、なんか「そのマスに数字を入力する状態になっている」と勘違いしちゃって、先ずカーソルを別の場所に動かしてから数字を選ばなきゃいけない (=そのままの状態で数字を選ぶと、そのマスに選んだ数字が入力されちゃう) って思っちゃう。で、当然違う数字を上書き入力しちゃうという事態が多発してしまうんですよね。結構問題をこなしてるんだけどヤッパリ時々「アッ」と思うことがあり、ナカナカ慣れることが出来ません (今までのパズルゲームのシステムに慣れてしまっているからというのも少なからず影響してるんだと思いますが)。あと、このパズルを解くのに (少なくとも私には) 必要な分解表の表示が2ページに分かれているのはチョット見にくいなぁ、と。頻繁に切り替えて見るようなモノではないと思うので、一画面に収まるカタチで表示してもらった方が良かったですね (文字の大きさを考えると出来ないことでは無いと思う)

スリザーリンクは、点と点の間をタップして線を引いたり、×印を付けたりするのですが、フィールドが小さいため、意図したところをタップ出来なかったり、タップしたのに反応しないということがたまにあります。スタイラスをスライドさせると連続で線を引いたり×印を付けることが出来、本当に紙の上で解いてるような操作をすることも出来るのですが、この場合も最初に上手く反応しないとダメ。やはりタッチパネルには厚みがあるのでどうしても普通に紙の上に線をひくような感覚とはズレちゃうんですよね。この反応の悪さのために度々思考が止まっちゃうというかストレスを感じてしまいます。スタイラスのみで操作するとなるとどうしてもこういったシステムになってしまうのだと思いますが、そうなるとなんでボタンでも操作出来るようにしなかったのかなぁ、と考えてしまいます。ロッピーパズルマガジンのスリザーリンクが非常にプレイしやすかったので余計にそう感じるのかもしれませんが。パズル自体は非常に好きなのでチョット残念 (と言いながら結構解いてますが・・・)

ぬりかべは、ケータイではリリースされていたけど携帯機では初めてかな?これは単純にマスを塗るかチェックするかだけなので非常にスタイラス操作向きのパズルです。スタイラスをスライドさせると連続でマスを塗りつぶせるのもグー。操作に関してはまったくストレスを感じません。ルール (定石含め) も分かりやすく手軽に出来るので本ソフトの中ではイチオシのパズルですね。

美術館は、本ソフトで初めて遊んだパズルだったんでルールを見ても良く分からず、とりあえず遊んでみるかってカンジで始めたんですが、これが大ハマリ。本ソフトではライトを置くと自動的に照明範囲のマスが反転してそこにはライトが置けないっていうのが分かる様になっており、パズルを進めると置けるマスがドンドン限定されていくので最初の数手が決まれば後は簡単っていうのがポイント。たぶん、このパズルを紙の上でやってたとしたら「なんかよく分からないパズル」で終わってたかもしれません。実際、最後の方はヒントの数字で解くというよりも空いてるところを探して上手く埋めるというカンジのパズルなので紙の上だと絶対に見逃したり間違ったところに置いたりといったことになっていたでしょうね (ていうか、多分今後も紙面ではやらないと思う (ぉぃ))

これら全てのパズルにおいてアンドゥとリドゥが使える他、アイテムを集めることでヒントを使うことが出来る (指定した場所の正解を表示する) 様になっています。で、これが個人的には気になる、というか要らないなぁ、と。というのもアイテムを集めるというのが、パズルを解いてる最中に画面を動き回るキャラクタ (虫とか魚とか宇宙人とか) をタップして3匹以上やっつける毎にアイテムがもらえるという仕組みになっており、パズルを解くのに邪魔以外の何者でも無いという (苦笑)。本当にパズルが好きな人はあまり正解のヒント機能なんてのも使わないと思うし、もし入れるとしてもこんな風にする必要はなかったのではないかと (本当、集中力が切れて困ってしまう)。

あと同じアイテムでも一定のパズルを解くと現れるピースというのもあり、こちらはピースを集めてジグソーパズルよろしく上手く並べて完成させると、新たなモードが増えたりパズルの問題が増えたりするという仕組みになっています。こちらはまぁ素直に嬉しい仕様ですね。ちなみに新たなモードというのはトレーニング2というランダムで問題を作成して出題するモード。最初から選べるトレーニングとの違いは、各々のパズルのサイズを選択することが出来ること。難易度自体は選べないのでサイズが大きいからといって難しくなるという訳ではないですけど、規定の問題を全て解いてしまった後に遊ぶ場合、問題のバリエーションがあった方が良いのは間違いないでしょう。

どのパズルも最初から1問ずつ解いていかないと次の問題を選べない(自分の好きな問題を選べない)のが、チョット気になるところ。たしかに初級程度の問題をクリア出来ない人が上級問題をクリア出来るのか?という話はありますが、このソフト買う人の多くはパズル初心者というよりもパズルが好きな人で結構遊んでるって人だと思うので、この辺は遊ぶ人の力量に任せてもらえた方が良かったかな。

各々のパズルで数十問ずつ用意されているので、これらをクリアするのは結構時間がかかるでしょう。さらに規定の問題以外にもランダムで問題を楽しめるので、長く遊べるソフトだと思います。眠れない夜に遊ぶんじゃなく、遊んでて眠れなくなっちゃうんではないかと。贅沢をいえば問題エディットモードがあれば完璧だった気がします (あと、Wi-Fiによる問題配信とか)

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