[オシダ科] DRYOPTERIDACEAE    

イノデ    [オシダ科]   Polystichum polyblepharum (Roem. ex Kunze) Presl


イノデの種類は沢山あって、同定に大変苦労しています。とりあえず、撮った写真から少しずつ、掲載していくことにしました。

展開し始めたフィドルヘッド 白く垂れ下がったフィドルヘッドは近似種のアスカイノデと似ている。
  2018/3/29 千葉県鎌ケ谷市中沢外和戸にて

小羽片のソーラス付着状況
裂片の端に付くのではなく、裂片の軸との中間ないしやや端寄りにつく。
(千葉県 高宕山にて 2001年10月撮影)

小羽片の様子:アスカイノデのように芒状の毛は発達しない。
小羽片のソーラス付着位置は裂片の端に付くのではなく、裂片の軸との中間ないしやや端寄りにつく。
(撮影場所 佐倉市坂戸 2009/10/18)

葉柄下部の鱗片
薄い膜状である。(千葉県 高宕山にて 2001年10月撮影)

葉柄下部の鱗片 その2
薄い膜状である。(千葉県 高宕山にて 2001年10月撮影)

葉柄下部の鱗片 その3
縁は不規則に裂けている。イノデモドキはもっと裂けるが画像まだなし。(撮影場所 佐倉市坂戸 2009/10/18)

イノデのフィドルヘッドの鱗片 鋸歯があるのに注目

 アスカイノデではこの段階からパーマネントをかけた頭髪のように鱗片が捩れている。  

 アイアスカイノデでは、濃淡のツートンカラーの鱗片が観察されるので、フィドルヘッドを  面倒でも探って見ると、確認の助けになる。

 (千葉県 鎌ケ谷市 中沢 外和戸にて 2016/3/6撮影)



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