更新 2004年07月11日
平成19年2月1日(木) 黒川能王祇祭 上座・下座当屋(18時〜翌日5時頃) 上座能「難波」「獅子」「巻絹」「黒塚」「老松」 [見学者抽選終了] 狂言 「末広」「附子」「苞山伏」「節分」 上座当屋 屋号・上野勘太郎家(上野豊蔵氏・79歳)滝ノ上集落 下座能「高砂」「俊寛」「胡蝶」「土蜘蛛」「嵐山」「岩船」 [見学者抽選終了] 狂言 「末広」「附子」「蟹山伏」「節分」 下座当屋 屋号・蛸井多右衛門(氏名同じ・79歳) 大杉集落 平成17年7月30日(土) 黒川能水焔能 下座(17時半〜20時半頃)有料 上座能「敦盛」 ・ 狂言「千鳥」 ・ 能「大瓶猩々」 平成17年7月15日(日) 羽黒山花祭黒川能奉納 上座(10時〜12時頃)無料見学自由 上座能 [吉野天人] 狂言[釣女]半能 [老松] 平成17年2月1日(日) 黒川能王祇祭 上座・下座当屋(18時〜翌日5時頃) 上座能 [絵馬] [鉢木] [江口] [葵上]附け[羅生門] [鷺] [見学者抽選終了] 狂言 [末広] [仁王] [瓜盗人] [節分] 下座能 [高砂] [箙] [楊貴妃] [現在熊坂] [太瓶猩々] [見学者抽選終了] 狂言 [三本柱] [苞山伏] [膏薬煉] [節分] <<未撮影:楊貴妃・現在熊坂 鉢の木の出る年は大雪、今年は?>> 平成16年2月2日(月) 黒川能王祇祭 春日神社(10時〜17時頃) 脇能2番 大地踏 式三番 [見学者有料申し込み不要] 平成16年2月28日(土) 黒川能蝋燭能 春日神社(詳細は櫛引町HP) 能下座 [田村] [三本柱] 上座 [井筒] [見学者受付中 有料] 平成16年3月23日(火) 黒川能祈年祭 春日神社(詳細は櫛引町HP) [終了 有料 能2番 狂言1番] 平成16年5月03日(月) 黒川能例大祭 春日神社(詳細は櫛引町HP) 式三番 翁上座 能上座「鶴亀」 狂言下座「蟹山伏」 上座「金札」 [有料] 平成16年7月15日 羽黒山神社花祭りの奉納・東照宮(無料)(10時〜15時頃) 能下座出演 演目「弓八幡」「蟹山伏」「大瓶猩々」 平成16年7月31日(土) 黒川能水焔能 湯タウン側河川敷(詳細は櫛引町HP) [有料 上座 能「加茂」 狂言「茶壷」 能「通盛」 ] 平成16年8月15日(日) 庄内神社例大祭 鶴岡市(詳細は櫛引町HP) 無料 式三番 「弓八幡」「鶴亀」 平成16年11月23日(火) 黒川能新嘗祭 春日神社(詳細は櫛引町HP) [有料 能2番 狂言1番] 平成15年7月15日 羽黒山神社花祭りの奉納・東照宮(無料)(10時〜15時頃) 能上座出演 演目「弓八幡」「蟹山伏」「大瓶猩々」 平成15年7月26日 水焔能(有料)湯タウン側、赤川河川敷 2000円(17時30分〜21時頃) 能下座出演 演目 能:紅葉狩 狂言:針立雷 能:玉之井 平成15年8月15日 荘内例大祭「翁」付 荘内神社(無料)(10時〜15時頃) 能上座出演 演目未定 平成15年8月30日 羽黒山神社 無料 大田楽(野村万之丞師)有り (31日は土蜘蛛) 能下座出演 演目 能:紅葉狩 狂言:針立雷 能:玉之井 羽黒町[HP] 平成15年10月11/12日 国民文化祭(有料)(入場整理券必要) 能演 11日上座「道成寺」12日下座「鐘巻」 櫛引町[HP] 平成15年11月23日 春日神社新嘗祭 (有料玉串料5000円)(10時〜15時頃) 能演目上座「羅生門」予定・下座未定 撮影希望者は別途撮影料(2000円)必要です 平成16年2月王祇祭の抽選申し込みは11月末までです。 黒川能保存会で受け付け中[HP]能演目未定 王祇祭は民家で演能するため人数制限があり、抽選にあたらないと見学できません。 平成15年5月3日 黒川能例大祭・上座能太夫襲名披露「翁」春日神社(有料)(10時〜15時頃) 黒川能上座能太夫が交代します。釼持實太夫代行から齋藤賢一師へ 10時より祈祷、舞台での杯事、「翁」「高砂」・「ブス」・「春日竜神」(半能)16時半頃終了 平成15年3月23日 黒川能祈年祭・春日神社(有料) 下座「」 上座「住吉詣」48年ぶりの演能 平成15年2月1・2日 黒川能王祇祭当屋・春日神社(有料) 平成14年6月30日山形市山形郷土館 主催・ギャラリー「迦哩迦」(TELFAX023-633-0518) 山形市小白川町5−25−60 Eメール j-miz@hi-ho.ne.jp 平成14年5月3日 春日神社舞台(有料)上座「宮川」 下座「放下僧」 平成14年3月23日 春日神社舞台(有料)上座「」 下座「」 平成14年2月1・2日 黒川能王祇祭当屋・春日神社(有料) 平成13年11月23日 春日神社舞台(有料)上座「黒塚」 下座未確認 平成13年11月3日 横浜市瀬谷区長屋門公園 黒川能上座公演(有料)能「羽衣」狂言「瓜盗人」能「黒塚」 電話FAX 045−364−7072 火・金・休園 日時 11月3日(祝) 18時 S席(50席)8000円 A席(220席)5000円 申し込み 10月5日までに往復はがきに、席種、人数、電話、を書いて 会場の長屋門公園へ(〒246−0023 横浜市瀬谷区阿久和東1−17−1 長屋門公園あて) 希望者多数の場合抽選 相鉄 三ツ境駅下車 バスで上阿久和下車 平成13年7月28日 水焔能(有料) 下座「三輪」 狂言「ブス」 能「岩舟」 平成13年7月15日 羽黒山花祭り 上座「木曾願書」狂言「三人かたわ」能「老松」 平成13年5月3日 春日神社舞台(有料)下座・弓八幡 狂言・蟹山伏 上座・皇帝 平成13年3月23日 春日神社舞台(有料)上座・鈴鹿山 狂言・千鳥 下座・小袖曽我 蝋燭能は申し込み制・先着順 6000円 / 春日神社演能(玉串料5000円) 平成13年2月24日 蝋燭能春日神社舞台(有料)上座・殺生石 下座・野宮 2004年2月王祇祭見学申し込みは11月末日です。抽選で約60名位見学できます。(人数は当屋の大きさにより少なくなることがあります。)私は上座当屋で酌取をしていますので、声をかけてください。 申し込み先 : 山形県東田川郡櫛引町 櫛引町役場内黒川能保存会 宛 |
能「当麻」シテ清和政治 平成12年11月23日春日神社・黒川能下座演目・清和政治師追善能「箙」です。 ◎清和政治さんの早すぎる逝去を悼む◎ '00年7月25日 政治さんとはじめて話をしたのは何時だったでしょうか、政治さんとの話で「出稼ぎをやめて黒川で仕事をする」と言われたのを覚えています。そのすこし前にNHKだったと思うのですが、清和政治さんの話をとりあげていました。内容は出稼ぎから帰ってきた政治さんの話でした。友人からその話の録音テープを偶然にもらって、持っていました。(26年前のテープ探してみます) 政治さんの能で最初にみた能で印象にのこっているのは宮下の当屋で見た「鐘巻」です。紀州和歌山道成寺で演じた「鐘巻」も印象に残っています。「箙」は十八番で春日神社でよく演じていました。政右衛門さんがそうであったように、政治さんの三番叟も袖をおおきくふり、ふんわりとした中に力強さがあり、まさに黒川の大地を言祝ぐ味わいがありました。この数年三番叟で力強さがすこし欠けているようで、体の調子が良くないのかなと思っていましたが、あまりにも早い逝去に言葉もありません。3月の鶴岡の写真展には会場に来てくださり、1時間位お話したのと、4月の獅子舞の時の薪割りでお話したのが、最後になりました。 清和政治さんの霊に合掌 渡辺国茂 上座太夫問題、下座三番叟後継者問題、当屋制度等々、問題が山積みしていますが、黒川衆の英知で難関を乗り越えてくれるものと思います。 上座 難波・殺生石・羽衣・関原与一・老松 下座 高砂・小袖曽我・野々宮・紅葉狩・大瓶猩々 山形県東田川郡櫛引町大字黒川字宮ノ下「春日神社」の宮座である上座・下座に伝承された「能」 黒川能例大祭(5月)上座翁・釼持松治太夫
上座・「獅子」「安宅」 赤川河川敷公演 午後6時頃〜午後9時頃 入場整理券1000円 本年度から上座下座交代での上演形式になりました。今回は五流廃絶曲「獅子」(石橋と同種)と久しぶりの上演「安宅」です。お薦めの番組です。 上座23代能太夫・釼持松治師・引退 平成12年5月4日 上座能太夫釼持松治師は健康上の理由で太夫を引退しました。 5月4日春日神社報告祭が行われ釼持実(民部)師が太夫代行に就任しました。 ○上座能太夫継承のため春日神社に下座上野由部師と上座斉藤賢一師が、平成13年8月に1週間の山籠もりして翁の伝授を受ける予定でしたが、前下座能太夫上野左京師逝去により中止になりました。今後の予定は未定です。 ○上座前能太夫釼持松治師の当屋準備が順調にすすんでいます。6月に薪割りが行われ参加させていただきました。薪割りとは豆腐焼きの薪を準備することで当屋の3年前位に行われる行事です。割った薪を乾かし、豆腐焼きのとき煙が出ないように乾燥させるために3年くらい前に行われます。 |
日時 | 名称 | 場所 | 時間 | 備考 | 1月 3日 | 興行 | 公民館 | 13時〜16時頃 | 上区公民館・下区公民館 | 1月17日 | 十七夜 | 春日神社 | 15時〜19時頃 | 1月中旬 | 豆腐焼き | 下座当屋 | 昼間 | 金土日で約1万本焼く | 1月下旬 | 豆腐焼き | 上座当屋 | 昼間 | 同上 | 1月29日 | 神降ろし | 榊屋敷 | 15時〜16時頃 | 榊屋敷榊の庭 | 1月30日 | 酒比べ | 春日神社 | 15時〜19時頃 | 1月31日 | 当屋の使い | 座員宅 | 08時〜18時頃 | 2月 1日 | 王祇降ろし | 春日神社 | 05時〜07時頃 | 6時神社出発 | 2月 1日 | 能開始 | 当屋 | 18時大地踏開始 | 式三番能5番狂言4番 | 2月 2日 | 朝尋常・能 | 春日神社 | 09時〜16時頃 | 夕方4時頃神事終了 | 2月最終土曜 | 蝋燭能 | 春日神社 | 12時〜16時頃 | 予約制300人限定 | 3月23日 | 祈年祭 | 春日神社 | 10時〜14時頃 | 能2番狂言1番 有料 | 5月 3日 | 例大祭 | 春日神社 | 10時〜15時頃 | 翁付能2番狂言1番有料 | 7月15日 | 羽黒山花祭 | 羽黒神社 | 10時〜13時頃 | 能2番狂言1番 有料 | 7月29日 | 水焔能 | 赤川公演 | 18時〜21時頃 | 能2番狂言1番 予約 | 8月15日 | 荘内神社 | 荘内神社 | 10時〜13時頃 | 翁付能2番狂言1番無料 | 8月20日 | 風祭 | 春日神社 | 10時頃 | 風よけ祈願・能は有りません | 11月23日 | 新嘗祭 | 春日神社 | 10時〜14時頃 | 能2番狂言1番 有料 |
下座「翁」上野左京太夫
1年掛かりで製作された、上野道雄氏の油彩肖像画が完成 11月7日10時より下区伝承の館で、前下座能太夫・上野左京翁の額上げの祝宴が弟子の皆様により行われた(約85名参加)主な出席者は阿部町長(黒川能保存会長)佐藤助役(元黒川能保存会事務局担当)春日神社・難波宮司・遠藤重嗣氏(榊屋敷)黒川能上座座長釼持松治師・油絵作家上野道雄氏・蛸井伊右衛門徹雄氏そのほか神社関係者・上座・下座関係者・親戚・子供役者のみなさん。 関係者挨拶のあと祝言能(半能)「弓八幡」(蛸井伊右衛門徹)「大瓶猩々」(上野由部太夫)上座舞囃子「淡路」、最後に上野左京翁が舞囃子「高砂」を舞った。参加者は楽しく歓談したあと、午後1時頃お開きになった。 なを上野道雄氏は由部家と親戚関係にあたり、平成11年1月1日から肖像画を描き始めたとのことでした。運営関係者はそのあと由部師宅で直来をおこないました。
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参考資料 王祇祭は抽選に当たらないと見学できません 平成13年分は10月頃告知しますが、外来者数の規制が強化されていますので、蝋燭能や水焔能を1度見てから、申し込むことをおすすめします。(平成13年は計40名) なを「蝋燭能」は黒川能伝習館、「水焔能」は黒川能保存会へ申し込みが必要です。7月15日羽黒山「花祭」と8月15日鶴岡「荘内神社大祭」での演能は無料です。 春日神社での演能は有料です。 詳しくはメールください! 王祇祭申し込み 2月1日能は夕方6時頃から明け方5時頃まで 申し込み方法 11月末日までに黒川能保存会に申し込む。 抽選で約60〜40名(平成12年60名 / 平成13年40名 / 当屋の大きさにより変わる)当選します。 (上座下座に分かれて見学) 当選発表 12月末日まで当選者に通知があります。 期日までに申し込み金を振り込む 落選者には2月最終土曜日におこなわれる「蝋燭能」の案内が届くと思います。 当選のための傾向と対策 2回以上落選した人は何回落選したか書きましょう。(競争率3倍位か?) 申込先 〒997-0031 山形県櫛引町大字上山添字文栄60 櫛引町役場内黒川能保存会へ 王祇祭鑑賞法 鑑賞のための必需品 使い捨てカイロ数個 懐中電灯 暖かい服装 滑らない靴 食料(近くに食堂なし) ビニール袋(靴を入れる) 当選者は公民館に宿泊できます。雑魚寝式ですが、一人に一組の布団あります。 朝昼晩の弁当は保存会で申し込めます。近くに食堂はありません。(湯〜タウン内に食堂有り) 当屋へは公民館から団体で入場します。15時〜16時頃(年により変動あり)このとき入らないと大変です。 能の初めは大地踏でこのときは当屋が満員状態で、隙間があれば人が入り込んできます。 17時頃から22時頃までは足も伸ばせないような混雑した状態です。中入りすぎるとすこしすきます。 中入りとは脇能が終わった後の、夜食のための休憩時間です。見学者もこのとき食事をとります。 食事後は明け方5時頃まで能狂言がつづきます。くたびれたら公民館へ帰り休憩仮眠しましょう。 2日 春日神社での神事演能は9時頃から16時頃までです。 時間のある方は湯〜タウンへ行こう 黒川能を10倍楽しむ方法 五流の能との違いを見つけましょう。 謡の違い、方言が入った謡に注目。 大人謡と子供謡にも注目。 能面装束の付け方の違い。構え方の違いにも注目。 黒川狂言にも注目・庄内弁の狂言。 舞台上では囃子方の座り方、笛方の座り方。神社立ち会い演能の時の床几の分担方 神社での下座の逆勝手(橋掛かりが右側)の能を見てください。どこが違っており、同じなのか見つけましょう。 下座の役者は二通りの演じ方をマスターする必要があります。 世阿弥は大酒を花伝書で禁じています。黒川は中酒だそうです。お酒も楽しみましょう。 祭の酒はヤカンで熱燗にして、杉の一斗樽へ移し、漆腕で飲みます。おこぼれがきたら楽しみましょ。 黒川の能座は宮座もかねており上座下座の能太夫が座をしきっています。両座は陰陽・阿吽の関係にあります。王祇様の祭方、大地踏の違いとうに現れています。 黒川では三世代同居の家が多く、年齢に応じて仕事があります。私たちが忘れてしまったものがあります。 |
黒川能・練習と本番「獅子」
(能「獅子」は五流廃絶曲 黒川能上座で時々上演)
黒川能を世に紹介した雑誌「太陽」 1966年2月号「雪国の秘事能」 |
上座虫干・釼持松治太夫 面を調べる |