名称 | 板かるた/下の句かるた(いたかるた/しものくかるた) |
概要 |
現在主に北海道で遊ばれている百人一首。取り札が木の板でできており、独特の書体で文字が書かれている。
歴史と経緯
発生については北海道説、福島県会津若松説があったが、現在では江戸時代に会津藩の武士が手内職で作成していたのではないかという説が有力である。会津地方から北海道への伝播については、屯田兵が持ち込んだ説、北方警備に赴任した武士が持ち込んだ説、開拓団が持ち込んだ説などがあるが、まだ確固たる証拠が発見されていない。当初はホウの木に手書きで作られていたが、盛んになるにつれ、工場で量産され、書体も印刷になった。 現在の北海道での遊び方
通常、専用のシートを用い、3人対3人で競技を行う。
詳細な寸法が描かれた専用シートがあって、この上に両チーム横一列に並んで向き合う。
3人は攻め、守り、その中間と役割が異なっており、中間を真ん中に横に並び、
互いの攻めと守りが向き合う形となる。
自分か向かいの者の札を取り、横の者のは取れない。
競技中、味方同士は札を入れ替えても良い。
現在の板かるた1枚1枚の画像
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販売状況 | 玩具専門店で入手可能だがほとんど製造されていない。当会でも斡旋します。 |