17 超私的謎解きに挑戦中 (2001.5.13) 考現学の第12話で検討したフレッツASDLを4月中旬に申し込んだ。減価償却の期間を考えてASDLモデムとスプリッタはレンタルにした。3年以内には光ファイバに切り替わるだろうと期待している。しかし、申し込みは済んだが、相変わらずNTTの殿様商売でその後の連絡はないのだ。どうなっているんだ、NTT!! 自分が住んでる地域の実際のASDLの状況を知りたいなら「プロバイダー@2ch」を覗いてみると、実際に導入した人の話が参考になります(ちょっとひどい意見もあるが役に立つことだけを利用してます)。
ところで、ASAHIネットのパスワードをすっかり忘れてしまっていることに気づいた。普段のアクセスはエンデバーに設定してあるので、覚えていなくても全然大丈夫なのだが、自宅のエンデバー以外のパソコンからのアクセスができない。とりあえず、モバイル環境が使えないのよ。パスワード設定画面を見ると、"********" になっていて文字数は解るが、文字そのものは解らない。メモに書いたり、パソコンの中に入力した記憶もないから、簡単に思い出せる文字列にしたのに違いないのにどうしても思い出せない。
最後の手段として、ASAHIネットにパスワードの再発行を依頼する方法も残っているけど、新しいパスワードに切り替わると、それが郵送(重要な情報なので本人確認をするためにも郵送のようだ)されてくるまで数日は接続できなくなる。何とか思い出したいと、暇があれば心当たりの英数字を入れているだが「ユーザ認証に失敗しました」ばっかりです。あぁ!!思い出したいのに思い出せない。若い頃は記録力だけは良かったのに、これも加齢(華麗ではない)というものか!!
インターネットを使っているとパスワードを設定する機会が増える。会員制のサイトに登録したり、オンラインバンクやトレーディングの口座を開くたびにパスワードの設定が必要になります。こうしたパスワードはすぐに思い出せて、他人には絶対に解らないような英数文字列にしなくちゃいけないのだが、これがなかなかやっかい。
子供達のイニシャルや出生時の体重、自分の指の長さやスリーサイズ(嘘)等を組み合わせて作るのですが、その場しのぎで考えるので統一(統一してあるのも問題が多いが)してないのよ。行き当たりばったりで入力して、さっぱり忘れてしまうから始末が悪い。ポストイットに書いて貼っておくなんてもってのほかだし、手帳に書いておくのも心配だ。忘れないで、解読されないという相反する条件を満たすパスワードの作り方を教えて欲しい。
自分専用のマスター・キーとして、どこかの信頼できるサイトに自分のパスワードを登録しておけば、どこのサイトからもその情報を参照するとかできないのかな。それとも、指紋の入力装置みたいなものが普及すればいいのかな? インターネット(サイバースペース)で有効な、忘れず、なくさず、盗まれず、絶対に間違いがないような鍵の仕組みをなんとかして実現して欲しい。
と、色々考えても、時すでに遅し。私のパスワードには間に合わないのだ。何とか思いだそうと今日も思案中。
さてパスワードや謎解きと言えば、最近我が家では森博嗣さんのミステリが流行っています(といっても、わたしと旦那の二人ですが)。森博嗣さんは某国立大学の工学部建築学科の助教授で本職はコンクリートの研究のようですが、ミステリ作家でもあるということで有名です。
ミステリもよいのですが、ホームページ 森博嗣の 浮遊工作室が面白い。とくに近況を綴っている日記「近況報告のページ」は、毎日更新され興味深い(2001年末で終了だそうですが)。年齢も私や旦那と近いし、地方国立大学の雰囲気などが懐かしく共感できて嬉しい。所々にある奥様のスバル氏の日々の意見の再録は面白い。
鉄道模型や各種キャラクターのコレクタとして、買い物好きの様子も羨ましい。完璧なマック党でWindows(つまりマイクロソフト)を論理的に罵倒するお言葉につい頷いてしまう。こちらが、近況報告のページが本になったものです。森さんは、図書館は著作権法をどう考えているのかと苦言を呈されていますが、この本は図書館から借りて読みました。すみません(笑)
今回は森博嗣さんのページの影響を受けて、<B>太字で強調</B>などのスタイルになりました。この傾向はしばらく続くかもしれない(し、続かないかもしれない)。更新頻度も見習うことができると良いのだけど、こればっかりは難しい。とにかく謎解きは面白いがパスワードは大事だ、というのが今回の結論。
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