151 東京右往左往 (2011.3.6) 前話では次は銀座辺りを散策したいと書きましたが、パスポートが切れたので東京都庁に出かけてみた。春休みに安いツアーを夫と二人で申し込んだ。子供の入試が心配だと言いながらも楽しい計画はすぐに乗り気になるのだ。
10年前にパスポートを取ったときに比べ、必要な書類も戸籍謄本だけ、住所確認のハガキも不要になった。住基ネットの効用らしいが、やはり恩恵は感じない。都庁ではお約束の展望台に登る。無料で高いところに登れるチャンスは見逃さないので・・・ 今回は展望室でユビキタスで使える音声ガイドを借りたのだけど操作性がイマイチ。一応パソコン考現学らしいネタでした。
パスポートを受け取った後、夫とコリアンタウンとして有名な新大久保をめぐってきたが、本当に韓国の店が多かった。駅前でクーポンの付いた地図を貰い街を散策。広い通りの両脇にハングル文字の看板のお店が並びます。客層は女子:韓流アイドルが目的、オバチャン:韓流ドラマに夢中。こんな感じで女の人の街という感じ。幼なじみも韓国ドラマにハマって韓国語の勉強を始めたと言っていた。
韓国ドラマもアイドルも無関心の私達は暖かい食べ物を求めて食堂でランチ。韓国と同じで、無料のキムチやクーポンのトッポギ、料理も美味で満足でした。人混みに引かれて歩いてみると、韓国ドラマのDVDやブロマイドのお店が賑わっていた。その後、スーパーでキムチの材料や韓国の食材などを見て回った。新大久保は韓国がそのままやってきた活気のある街でした。徒歩で歌舞伎町を抜けて新宿に戻り、帰宅しました。
◆ 新大久保も楽しかったけどやはり有言実行、銀座に行きたいと思っていた。そんなある日、新聞の広告欄で「学術調査」に協力する人の募集を見つけた。場所は京橋で銀座の近くだ。1時間ほどのアンケートに答えると図書カードが貰える。その上、調査日の2月27日は東京マラソンの日ではないか。
実は今年の年賀状で、会社務めをしていた頃の同僚が東京マラソンに参加するとあったので応援にいくつもりだったのだ。これは渡りに船、銀座でマラソンを応援して、調査に参加。今年の目標「もっと珍しいイベントに参加する」にもぴったりの企画だ。この時期になれば三男の高校受験も結果を待つだけだ。早速、ネットで夫の分と二人分申し込んでみた。自宅で心配しているより思い切って出かけよう。調査会社からの返事が中々こないので半ば諦めていたら1週間を切ってから二人分の調査依頼のメールが届いた。
東京マラソンはゼッケン番号で走者の5Km毎の通過時間が検索できるので、友人に連絡をとってゼッケン番号を教えて貰う。しかし、携帯電話のインターネット接続に慣れていない(パケ放題にも入っていない)ので、夫のキンドルにアドレスを設定して、キンドルからアクセスして見ることにした。一応、コースの地図などを印刷していったが、あんまり下準備しないでお出かけ。
10時過ぎに銀座に着くと和光前の交差点は凄い人出です。道路封鎖された道をランナーがグングン走って行きます。これじゃゼッケンで見分けるのは難しい。かなり会ってないのに当日の服装も聞いてないのよ。大丈夫かな。まだ早かったので、取りあえず木村屋総本店でおやつにあんパンを買う。その後、アップルストアでMac Book Airなどに触れてみた。
人混みが若干少なくなった22キロ地点ポストの近くで友人を待ちながら応援する。若い人ばかりでなく、年期の入ったランナーやコスプレ姿のランナーを応援。歩道から目を懲らして見ても友人は中々発見できず、キンドルで追跡して既に通過してしまったと判断。銀座通りは折り返しのコースなので復路に期待して、ひとまず東京駅近くでお昼ご飯。
午後からは、この日は暖かい日だったので全然売れない上島珈琲店の辺りで応援。奇跡的に走る彼女を発見。夫は見過ごす。コースをショートカットして入船橋に急ぐ。今度は服装が判ったので探しやすい。無事に写真も撮れました。翌日写真を送ったら確かに本人でした。
その後、京橋に向かい学術調査に協力し、無事に図書カードをゲットして帰路に着く。東京マラソン、面白かった。特に知り合いが走ると楽しい。応援やコスプレも楽しかった。来年も見に行きたいですね。自分で走る気は全くなし(^_^)
それにしてもハングル学んだり、マラソン走ったり、同年代の友人の頑張りに吃驚。私も安い海外旅行やフィギュア・スケートに入れ込まないで自分の身に付く趣味を持ちたいと反省しています。
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