A15.飯田観測所、2012年1月2日
報告者:北原俊史
長野県南部にある飯田気象観測所を2012年1月2日に見学した。2007年の見学時から 周辺環境に変化があった。 (完成:2012年3月23日)
本ホームページに掲載の内容は著作物であるので、 引用・利用に際しては”近藤純正ホームページ”からの引用であることを 明記のこと。
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2012年3月23日:作成・完成
目次 15.1 はしがき 15.2 飯田特別地域気象観測所
15.1 はしがき
飯田特別地域気象観測所(旧飯田測候所)は、日本の内陸に設置されている気象観測所 のうち、観測環境が比較的良好な3観測所(津山と奥日光と飯田)の一つである。 長野県南部にあり、1897(明治30)年1月1日に気象観測が開始されており、 日本では観測記録の長い観測所の一つである。
15.2 飯田特別地域気象観測所
見学者:
北原俊史
見学日:
2012年1月2日(月)
2012年1月2日 13時頃、飯田特別地域気象観測所を外から見学しました。近藤純正先生 が以前見学された2007年から周辺環境が少し変わっていました。
気象庁の資料より、所在地は以下の通りです。
地域名称:長野県南部
観測点所在地:飯田市高羽町6-1-5(飯田高羽合同庁舎)
測定項目:気温、降水量、風向風速、湿度、日照時間、気圧
図15.1 飯田観測所周辺の地形(YAHOO地図を加工)。
測候所は中央アルプスの南東側に位置し、周辺には中学校と住宅地があります。 西側には飯田高羽合同庁舎があり、円柱型の塔の上にて風速を測定しています。 飯田高羽合同庁舎は、「新建築 2002年7月号077項」にて記載されており、きれいな 建物でした。
図15.2 露場を南側から撮影。
近藤先生が撮影された2007年の写真(「写真の記録」の
「80.長野県の旧飯田測候所)
の図80.5) と比べると、露場と合同庁舎の間に建物が 建てられていました。最も高くて2階分の高さでした。合同庁舎や周辺の建物より低く、 観測には影響はないように思えます。露場内の芝はきれいに刈られており、きちんと 整備されていました。
図15.2 露場を南東側から撮影。露場の左側にある建物が新しく建てられた建物、 正面の露場の向こう側が合同庁舎、その右方の円柱状の高い建築物が測風塔である。
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