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目次 はじめに 43.1 エネルギーと地球環境 43.2 太陽の恩恵 43.3 巧妙に創られた地球の気候 43.4 エネルギー使用量と地球の温度 43.5 アルベド(反射能)の影響 まとめ 参考書
太陽定数=1,360 W/m2(大気上端、太陽光に垂直な面) 地球に入射する太陽エネルギー=340 W/m2(地球平均) 正味入射する太陽エネルギー=238 W/m2(30%反射、地球平均) 年平均日射量=130~160 W/m2(日本の地上) 大気放射量(下向き長波放射量)=280~370 W/m2(日本の地上) 人工熱(東京都心部)=100 W/m2 の桁(場所によっては数100 W/m2) 人工熱(住宅地)=10 W/m2 の桁 覚えていたい数値:晴天の正午前後の日射量=約1 KW/m2 |
熱 → 生物生存の温度、水の循環 食糧生産、燃料生産 二酸化炭素 → 酸素に変換 照明 風・雨・自然景観 |
太陽エネルギー 平均 1日1m2あたり・・・・・3.5 KW時 日本 年間1人あたり・・・・・・2000万円 の恩恵 ただし、1KW時=862 Kcal : 5円とする(灯油1リットルが50円の場合) 標準家庭(4人)の1人あたり1日分の電力使用量・・・・2.3 KW時 標準家庭電力料金は1KW時が20~25円で5円より高額 日本の1人あたり面積=55m×55m=3025m2 世界中に注がれている太陽エネルギーは地球を回りまわって世界人類に利用 されており、これを金額に換算すれば、1人当たり、 あなたは年収=6億円・・・・・・・・「夢氷山」p.115-p.119 日本の陸面に注ぐ太陽エネルギーを原子力エネルギーでまかなうとすれば、 100万KW 原子力発電所を何基建設すればよいか? |
地球のアルベド(反射能)=0.07(月の反射能に等しい場合) 地球の表面温度=0.1℃ 現在の地球(アルベド=0.3:大気や雲、森林や砂漠、氷雪域がある) 地球の平均温度=-18.7℃・・・・・大気と地表面の平均温度 現実には、上空では-50℃程度、地上付近は15℃程度であり、平均温度は -18.7℃で一致している。 |
太陽定数=1,360 W/m2(大気上端、太陽光に垂直な面) 地球に入射する太陽エネルギー=340 W/m2(地球平均) 正味入射する太陽エネルギー=238 W/m2(30%反射、地球平均) 年平均日射量=130~160 W/m2(日本の地上) 大気放射量(下向き長波放射量)=280~370 W/m2(日本の地上) 世界の概略値: 原子力発電所=500基 原子力発電量=100万KW×500=1GW×500=5×1011W 全エネルギ消費量=1013W(うち原子力は5%) 全エネルギーが原子力(温排水などあり、発電効率=30%)として、 電力+ロスエネルギー=3×1013W・・・・最終的に熱となる 地球の表面積=5.1×1014m2 地球の単位面積当たりの熱放出量=(3×1013W)÷(5.1×1014m2) =0.06 W/m2 エネルギー消費量が現在の50倍になれば、全球的な影響が発生する。 ただし、その時代には地表面が改変され地球としてのアルベド(反射能)が 1%以上も変化していれば、影響はそれ以上に大きくなる。詳細は次節に示す。 |
人工熱と地球の温度 |
アルベドと地球の温度 |
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