last updated 2008-02-04
図書館が出てくるSFリスト:特撮映画
テレビシリーズ放送日時は基本的に関東圏のものです。先着順に並んでいます。
リストが巨大化したため,特撮とアニメを分離しました。(2006-05-18)
(特撮の最新情報) |
アニメはこちら
何が特撮か、とか「特撮とSFXは違う」とか揉めるところですが、ここではゆるーくとっています。
- 東宝映画『ガス人間第一号』
#本当は「第」は「オ」みたいな字。
- 主人公であるガス人間・水野が普段は図書館職員として過ごしているん
ですが(藤千代と出会ったのもその図書館)、水野の過去を語る場面で
「ジェットパイロットになろうとしたが夢敗れ、少しでも知的な仕事に
つきたくて図書館員になったが毎日単調な仕事ばかり……」
と、ほとんど図書館の職員を「知識のいらない単純労働者」であるかの
ような描写がされていたと思います。で、そんな空虚な心を悪い
科学者に付け込まれて人体実験されてガス人間になるのですが。
#セリフは上の通りではありません。映画一回見ただけだから^^;; 日文酔夢@松下さま
- 『ゴーストバスターズ』(1982) アイバン・ライトマン監督
- N.Y.Public Library に幽霊が出現します。こいつが図書カードを舞い上がらせるわ、本をねばねばにするわ。図書館員の密かな欲望?を叶えてくれます(^^;
- 『ヴァージニア』(1992) 佐藤嗣麻子監督
- 吸血鬼映画。オカルト専門のPublic Library (?)が主な舞台になっています。妖しい本はでてきませんが、プロローグとエピローグに流れる「アナベル・リー」(E.A.ポー)が印象に残りました。後は…ジュリアン・サンズが美しいです(笑)
- 『ウルトラマンティガ』
- 第48話「月からの逃亡者」(TBSテレビ1997年8月2日放送)
- ガロア基地の副隊長がレポートを作成しているシーンでGUT本部ライブラリーが写ります。21世紀の筈ですがピジョンボックスは健在でした。ロケ地は「イトーキ」?
- 『ビーロボ カブタック』
- 第50話「チョコは男の純情」(テレビ朝日1998年2月15日放送)
- スターピースを巡ってラブレター対決!の舞台がなぜか図書館。ロケは佐野国際情報短期大学で行われたようです。
- 『テツワン探偵ロボタック』
- 第6話「行方不明の初恋捜し」(テレビ朝日1998年4月12日放送)
- おじいさんの50年前の初恋の相手は銭湯の看板娘。名前もわからない銭湯の場所をロボタックとカメロック、かける君が図書館で調べます。ロケ地はクレジットされませんでしたが公共図書館と思われます。
- 『宇宙大作戦 Star Treck』
- 第78話「タイムマシンの危機」(All our yesterdays)(1973)
- 恒星ベータ・ニオブの衛星サルペイドンのライブラリー、司書、仮想司書が登場します。このライブラリーではこの惑星の歴史をディスク(CD-ROM位の大きさだが厚い)をコレクションしており、収納庫はパステルカラーの引きだし。そのすぐ横の柱にビューワーがついています。司書がさりげなく配架ミスを直すシーンあり。 ノヴェライズはこちら 加藤@KEKさまに見せてただきました。
- 『夢みる小犬ウィッシュボーン』
- 第23話「計算機があれば "Bark to the future"」
- 犬がコスプレして世界の名作を紹介するホームドラマを特撮に入れていいのかという突っ込みはご勘弁を。
- この回はサブタイトルからしてアレですが、H.G.ウェルズ『タイムマシーン』のお話。
タイムトラベラー(ウィッシュボーン)がウィーナに案内されて図書館の廃虚を訪れるシーンあり。円形閲覧室は厚いほこりに覆われ、シェイクスピアは塵にかえります。
- ウイッシュボーンにはお母さんが勤める公共図書館に幽霊がでる話もあり(世界の名作『オペラ座の怪人』はSFではない…)。
- 『仮面ライダークウガ』
- 第25話「強化」 (テレビ朝日, 2000-07-16)
- 桜子さんは大学の考古学教室で古代文字の研究をしていますが、調べものをし
てくる、といって出かけます。大学の図書館ではないらしい。
- 図書館の看板(石に彫られたもの)。
#切れていて「図書館」の文字しか映っていない。煉瓦タイルの外壁。
- 桜子さんが書架の間で本を探している
#見出しがたくさん突き出している。
- 図書館入り口付近?低書架あり。
ロッカーから手荷物を出していて、床に鞄の中味をぶちまけてしまう。
- この後、桜子さんは怪人に襲われ借りた本を落として逃げます(;_;)
- 怪人はその直前に原宿に出現して、北青山から外苑前に逃走という警察無線が入りますが(関東甲信越ローカルな怪人たちでして…)、残念ながらロケ地のテロップはありませんでした。
- 『恐怖劇場アンバランス』(円谷プロ製作)
- 第5回 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」
- 幽体離脱がテーマなのですが、その文献を調べるのに、 図書館が出てきます。分類はどうやら米国の国立医学図書館 のもののようですから、医大でロケをしたかもしれません。(セリフでは、「街の図書館」と言っていますけど) 加藤@KEKさま
- 『仮面ライダーアギト』
- 第12話「湖の激突!」(テレビ朝日 2001年4月15日放送)
- 湖の伝説を調べるため翔一と真魚が図書館に。
事典を調べる翔一。司書に聞く真魚。
最近図書館にくるオオボケな利用者と違い的を得た調べ方聞き方してるゾ。
(「昔のことかいた本ありますか」とかいった聞き方。) 赤野正子さま
- 『国史大辞典』には禁帯出のラベル。司書は女性、ピンクのエプロンを着用していました。
#サブタイトルはTV情報誌からです。
- 『仮面ライダー龍騎』
- 第11話「謎の無人列車」(テレビ朝日 2002年4月14日放送)
- カードの秘密を握る兄の過去を調べるため、ヒロイン神崎優衣は兄の母校清明院大学を訪れる。
- 兄、神崎士郎の行方不明には何かあるらしく、総務課からけんもほろろに追い払われた優衣は図書館へ。職員に代行検索してもらうが「学内の論文とか雑誌には神崎士郎の名前も、高見士郎でもありませんね」という結果に。しかし、書架に『清明院大学四十年史』を発見。ついに兄の所属していた研究室をつきとめる。図書館シーンは係員の女性との会話、大学史を読んでいるところと計3回。
- ちゃんとお礼は言うし「この本見ていいですか?」と断ってから閲覧席を使うし、ほんとうにいい利用者さんです。職員は女性で制服風のベストを着用。図書館内はカウンターと書架、閲覧席、雑誌架、分類表?が映りました。低書架には東洋文庫がぎっしりで、その上に青丸ラベルの参考図書がずらり。その中に『清明院大学四十年史』も。
- ロケ地は佐野国際情報短期大学らしい。一部でMacintoshしか出てこないことが評判になっていますが、この図書館でも検索(貸出兼用か?)にはG4を使用。
- 翌週、第12話でもワンシーンのみ登場。優衣の質問に、研究室が実験中の事故のためになくなっていることを教えます。ちなみに検索用らしいパソコンはiMac(ルビー)。
#サブタイトルはTV情報誌からです。
- 『海底人8823(ハヤブサ)』(フジテレビ 1960/ 1/ 3〜1960/ 6/28)
- ある高山植物の研究所の図書室が、秘密の研究室の入口になっていて、そこですごい数式の解読をやっている、という 設定でした(コンピュータらしき装置あり)。
「これが解明できれば戦争は終る」という数式らしいが、どんなのでしょうねえ?
加藤@千葉大さま
- 『ドラキュリア』(2000) パトリック・ルシエ監督
- ヘルシングの孫アブラハム老人が経営するロンドンの古美術店の大金庫から銀の棺桶が盗み出された。その中で眠っていたドラキュラは強盗団の血を吸って復活。同じ頃、ニューオリンズに住むアブラハムの娘、マリーは奇妙な夢に脅かされていた。
- ニューオリンズの神学校の図書室が登場。ドラキュラから身を隠すため教会に逃げこんだ主人公マリーとサイモン。付属神学校の図書室で不死身の秘密を探していて、アラム語で書かれた聖書の一節がドラキュラの残した血文字と同じであることにきづきます。
- 図書室は装飾付きの木製書架と閲覧机、白い笠の卓上ランプの重厚な雰囲気。そこにドラキュラが現われ、投げつけられた大型聖書が一冊犠牲になります。
- 『超光戦士シャンゼリオン』
- 第12話「だるまさん転んだ」(1996)
- ダークザイドの闇の騎士ガウザーこと黒岩省吾が、正義の味方?シャンゼリオンこと、涼村暁に「だるまさん転んだ」を知らないことを莫迦にされ、調べにいったのが公共図書館。レファレンスサービスを利用すれば、この後の悲劇?はさけられただろう。
黒岩は後に東京国皇帝となるが、何かといえばウンチクをたれる人でしたが、それが正しいかどうか、図書館で調べるのもいいのでは。
ちなみに黒岩省吾を演じるは、アギトでおなじみの小川敦志氏。
で、涼村暁は、王蛇の萩野崇氏。
すごーくお莫迦で楽しい特撮です。 赤野正子さま
- 『超人機メタルダー』
- 第4話「魚雷アグミス対海軍少尉メタルダー」(テレビ朝日 1987年4月13日放送)
- まさか、これに出てたとは。旧日本軍が極秘に開発してた!超人機!!
第4話「魚雷アグミス対海軍少尉メタルダー」
40年の空白を埋めるため、図書館で新聞の縮刷版を読み、情報をインプットしてました。
余談だが、SF大会の会場のプールでおニューの水着を披露したら「あ、メタルダーだ」と言われました。赤と黒半分の水着だったのだあ。 赤野 正子さま
- 『スタートレック Enterprise』
- 第27話「暗黒からの衝撃波」(後編)[Shockwave, Part II]
- 破滅状態にある31世紀の地球,廃墟となった図書館が出てきます。
(台詞はすべて「ライブラリー」です。)
下記のWeb でエピソードの概要が分りますが,ネタバレありなので,本編全般を楽しみにしている方はご遠慮のほどを。 (とは言いつつも,CSもしばらく放送しないかな?)
http://www.usskyushu.com/hoshi/episode2_1.html#shockwave2
(右側の1番目と3番目に2枚,左中ほどに1枚写真があります。)
「ライブラリー」の状況は,下記が分りやすいです。
http://www.usskyushu.com/hoshi/epi/27.html
抜粋しますと,
- アーチャー:
- 「まあいい。消えたモニュメントは思い出にするんだな。それで、そのライブラリはどこだ。」
- ダニエルス:
- 「そこを下ったところです…あるとすれば。でもあっても情報は取り出せない、データは全て電子化されてる。」
- 図書館に入っていく2人。 中には、天井まで届く本棚が並んでいた。
- ダニエルス:
- 「なぜ本が。紙の本なんて、あるはずないのに。」
- アーチャー:
- 「せっかくだ、今朝私が連れてこられるまで、この千年間君らが何をしてきたのか、じっくり調べてみようじゃないか?」
ちなみに,このシーンはタイム・トラベルの失敗による未来でして,主人公のアーチャーは過去に戻ったので,歴史は修正されるはずで,図書館はやはりすべて電子化されているのかも?
1000年先ってどうなっているのでしょうね。 加藤@千葉大さま
- 『多重人格探偵サイコ 雨宮和彦の帰還』
- 第3話 「人生は常に二重螺旋の構造をまとう」(WOWOW 2000-05-4)
- 私立高校の図書室、書架のあいだで英語講師の雨宮和彦とスクールカウンセラー森泉が、アーヴィングのペーパーバックをきっかけに会話する。
図書室は新しくてきれい。一瞬、キハラの緑色のブクトラックが映る。ロケ地は平成国際大学か東海大学か、ルーテル大学のいずれかでしょう。
- 『ウルトラQ Dark Fantasy』
- #23 「右365度の世界」(ANIMAX 2004-10-03)
- 正確には図書館が出そこなった特撮。エンディングで主人公が図書館で本を探している場面と、おそらく館内の机に向かっている友人の場面が流れた。
- ロケは東京医科大?脚本は村井さだゆき。
- 『ゴジラ×メカゴジラ(機龍)』(2002年版)
- 冒頭のゴジラ出現で,ヒロインの対特殊生物自衛隊(=特生自衛隊)三尉の家城茜(釈由美子)がメーサー砲車両の運転ミスで,上司・同僚が搭乗していた指揮車両と接触して,崖に落としてしまい,それをゴジラが踏み潰す,という事故の責任を取り,異動するのが資料課。カウンターにいたり,資料を配架したり,というシーンが2箇所ありました。(何故か図書館のカウンターでテレビの首相インタビューを見ている)
どうも国会図書館(永田町)のような雰囲気ですが,地上波テレビ版の録画なので,クレジットが流れず,ロケ先は未確認です。(「家城茜,資料課異動だってさ。」という台詞がありますし,現場を外される訳ですから,「制服組」では左遷でしょうね。)
お話のほうは,家城茜の3年半にわたる資料課勤務を経て,機龍隊に抜擢されて,「機龍行くよ!」と続いていきます。 加藤@千葉大さま
- 『仮面ライダー響鬼』
- 第3話「落ちる声」(テレビ朝日 2005年2月13日放送)
- 主人公、明日夢(あすむ)の通う東柴又中学校の図書室が登場。明るい木製高書架、ガラスブロック?の壁、壁に向かった閲覧席、図書にはバーコードととても立派。
明日夢は屋久島の写真集に見入って、受験勉強に励む友人たちにあきれられます。
ロケ地はエンドクレジットの学校法人目白学園?新宿校舎のFlashを見るとそれっぽいような。
- 『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』(2005)
-
『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』に図書室が出てきました。
中流家庭(といっても豪邸ですが)の屋敷にあるhome library というところですが,『美女と野獣』同様に,大きなものでした。http://fushiawase.jp/
主人公は3人の兄弟(姉,弟,妹)で,姉は発明家,弟は本の虫,妹は丈夫な歯でなんでも噛んじゃう,という設定。
弟は小さいときから図書室の蔵書を読み漁り,普通の人が一生かかっても読みきれない量の本を読破している,という設定。(ちなみに12歳くらいの設定です。)
図書室の全景は最初しか出てきませんが,劇中,姉から「○○に本を読んだことがある?」 と聞かれると,書棚から本が飛び出て背文字がアップになる,というシーンが数回出てきます。
加藤@千葉大さま(2005/06/30)
- 『コンスタンティン』(2005)フランシス・ローレンス監督
- ヒロインが訪れた教会には図書室があり、そこで天使ガブリエルと会っていた主人公と出くわします。
狭い間隔で円柱が配置されており、壁にはステンドグラスがあるなど特徴的な内装です。また暖炉もあり、その周辺はハイバックチェア・卓上スタンド・見書台などがアンティーク調で統一されていて書斎のような雰囲気。ノベライズ版によれば、この教会は十三世紀フランス風ゴシック様式の建物であるとのこと。かつて神学校だったという記述もありましたが、図書室は当時の名残なのでしょうか。
なお、「妖しい本」としては「地獄版聖書」なるものが登場します。
樺太労働局さま(2005/07/09)
- 『ウルトラQ』
- 第21話「宇宙指令M774」(1966)満田かずほ監督
#「かずほ」は「禾(のぎへん)」に「斉」という字。-
-
地球人の女性に化けて「中央図書館」で働いているらしい宇宙人が登場。
彼女がスチールの書架から百科事典ほどの本を取り出すと、そこにはエイ型宇宙怪獣の図解と地球外の文字が。ご丁寧に背ラベルが貼ってあるのには驚きましたが(正式な蔵書?)、その文字を読める人は相当数地球に潜伏しているようなのでそれでいいのかも(図書分類はどうなってるんだろう……)。
下記のサイトによれば中央図書館の外観は「長沢浄水場」らしいです。
参考:ウルトラシリーズロケ地探訪
場所別インデックス>神奈川県の項を参照。
樺太労働局さま(2005/07/09)
- 『ウルトラマンマックス』
- 第11話 「バラージの預言」(CBC/TBS系2005年9月10日放送)金子修介監督
- 古代都市バラージを滅ぼしたという怪獣・アントラーが復活。
DASHのカイト隊員とミズキ隊員は公共図書館(?)で考古学関連の書籍を繰り、「古代史評論」(薄手の雑誌。学会誌?)に掲載されていたバラージに関する記事を発見する。
市民は避難してしまったのか、館内に人気は無い。
アントラーの起こした磁気嵐のためにコンピュータ検索が使用できず、ミズキ隊員は愚痴をこぼす。 樺太労働局さま(2005/09/26)
- 『ライブラリアン 伝説の秘宝』(2004 米)
- "The Librarian: Quest for the Spear" ピーター・ウィンザー監督
- 30歳過ぎても大学に居座り続ける学問オタクのフリン(演:ノア・ワイリー)はとうとう教授に追い出され,職探しをするはめに。不思議な採用案内に導かれてメトロポリタン公共図書館の司書面接を受けた彼は,抜群の観察力を見せて試験採用されるが,図書館が賊に襲われ……。
- 世界中の秘宝が収められたメトロポリタン公共図書館。一般公開されている地上階は宮殿のような内装の図書館。シェイクスピア『真夏の夜の夢』を引き抜くと,地下へのエレベーターが現れる。巨大ワインセラーのような地下収蔵庫は中央通路に聖櫃やパンドラの箱,エクスカリバーが陳列され,両側には書架がずらりと並び,壁には歴代司書の肖像画が掛けられている。(2006-08-20)
- 『未来惑星ザルドス』(1997 英)
- "Zardoz" ジョン・ブアマン監督
- 2293年,荒廃した惑星。獣人と呼ばれ,人間狩りにあけくれていたゼッドはザルドスの像に潜り込み,支配者たちの居住区に侵入する。ショーン・コネリーが赤い下履き一丁で大暴れする怪作。
- 仮面の人物に導かれた図書館で一冊の本を読んだことが,ゼッドの造反のきっかけになる。無人の建物の2階?にあり,階段の壁にLibraryと描かれた矢印形の案内板がある。おそらく学校図書館で,スチールの書架に大量の本が埃まみれのまま放置されている。書架はぎっしり立ち並んでいる。(2006-09-03)
- 『ライブラリアン キング・ソロモンの呪文』(2006 米)
- "The Librarian : Return to King Solomon's Mines" ジョナサン・フレイクス監督
- 「図書館は力の源だ」
- 『ライブラリアン 伝説の秘宝』(2004 米)の続編。図書館に採用されて一年,すっかり秘宝探しも板についてきたフリン(演:ノア・ワイリー)だが,興味を優先して窮地に陥ることも。32歳の誕生日,フリンは賊に襲われ古文書を奪われる。それはソロモン王の洞窟への地図だった。
- ふたたび,世界中の秘宝が収められたメトロポリタン公共図書館が登場。また,ソロモンの洞窟には時空を操る書物を筆頭に「創世記」オリジナル,死海文書のフルセットなどが収められていて学問オタクの主人公カップルを狂喜させる。フリンくんは1冊の本を炎に投げ込んだことより,洞窟の爆発を悔やむべきだと思うのですが。(2007-08-07)
- 『栞と紙魚子の怪奇事件簿』
- File 3. 「異世界への扉」(日本テレビ系2008年1月20日放送)
- 「本はどんどん入ってくるし」
- 行方不明の同級生,洞野を探す栞と紙魚子は病院の廃墟から,すべての本があるという無限図書館に迷い込む。
- 外から見ると田舎の駅のような平屋だが,中に入ると2階がある。どこまでもつづく書架,通路には赤いテーブルランプが灯されている。司書はいないが本棚作りの親方はいる。
- 突っ込むような話じゃないのですが,
- 図書館の書架は本をえいっと引き抜いたくらいじゃ将棋倒しにならないから!
- 確かに本はどんどん入ってくる。でも,本棚は自家製じゃないから!
- ていうか,託児室はあっても本棚制作室はないから!
……という感じです。(2008-02-04)
- New!
- 『魔術師マーリン』(2008 英)
- #5「勇者ランスロット Lancelot」(NHK BS2, 2009-11-02)
- 城の書庫係で,主人公マーリンの師匠ガイアスの友人であるジェフリー(*)が初登場。ジェフリーはげで白髭の老人。書庫には巻物,革装の本が積み重なっており,手頃な紋章を探しにきたマーリンをジェフリーはうさんくさそうな目で見ている。
- #6「二人の宮廷医師 A remedy to cure all ills」(NHK BS2, 2009-11-09)
- ジェフリーはガイアスに王命で封印されている粛正時代の記録を見せてくれるように頼まれ,一度は断るが。
- #9「魔法の剣 Excalibur」(NHK BS2, 2009-11-30)
- ジェフリーの調査で謎の黒騎士の生涯が明らかになる。
- (*)BBC公式サイトのクレジットはGeoffrey of Monmouth
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