2018年11月の陰気な男でいいですか?
18/11/30
電気街は訳も無く楽しい。昨年に続き今年も大須を訪れる。いつもの巡回先の第2アメ横ビルに足を運ぶ。訪れる度にパーツセンターの店舗が減っていることに涙する。続いていつもの巡回先の海外電商に足を運ぶ。店内を見ていたら DIP IC コーナで Zilog Z86E0812PSC を発見。OTP だが 18pin DIP と ZiLOG という文字に前後不覚。落ち着きを取り戻すために中京マイコンやスーパーポテトレトロ館を訪れる。レトロ館2階のMSXやジャンクコーナでクールダウン。そして最後は第1アメ横ビルへ。パソコンショップパウでは5千円のPC-8001の前で金縛り。指が吸い付くキートップのキーボードだけでも5千円の価値はあるよな。ボントンではジャンクMaxonモータは無くなっていたが日本パルスモータの PFCU20-40V にグッときた。パーツ屋をハシゴしているだけで満たされた気分になる。しかし今日はこれからが本番なのだ。
という訳で大垣に移動し Ogaki Mini Maker Faire 2018 の前日設営を開始。東京以外の出展ではテーブルにオレンジの布をかぶせていたが今回は東京と同じくオレンジ色紙を使用。まずはベースとなるテーブルのオレンジ化を行った。そして事前発送と手持ちで大垣に持ち込んだ15台のペンプロッタを無理やり並べて動作を確認。1台RCサーボが動かないトラブルが発生したが MFT2018 での教訓を生かしその場でバラして予備のRCサーボに交換。失敗は成功の基だな。という訳で設営時間終了が近づいたのでペンプロッタを片付けて撤収。明日からの2日間が後から振り返って楽しい時間となることを祈ろう。
今月は色々なイベントで刺激を受けた。その中でも大きなものは2つ。1つは3日の JIMTOF2018 で刺激を受けて衝動的に手持ちの1軸直動機構を直交させたことだよな。そのお陰で永らく妄想のままで停滞していた片持ちXY直動機構ペンプロッタが形になったのは有難い。やはり刺激は停滞を突破させるよな。もう1つは25日にマイコン・インフィニット☆PRO-68K で想定外に MZ-80K/C サークル AMIGO の会報 AMIGOrgeous! を見つけて前後不覚になったことだよな。そのお陰で会場のみならず帰宅後も AMIGOrgeous! を読み返して30年前の自分に出会うことが出来た。過去の自分に負けない活動を今後も続けたいよな。12月も刺激の中に自ら飛び込む勇気を持とう。
18/11/29
18/11/28
僅かな時間を大事に。25日に動かした片持ちXY直動機構ペンプロッタの専用ケーブルを作成。文字を含めてヒルベルト曲線を描画。ペン圧のムラはテーブル固定スペーサの片側だけにワッシャを入れて斜めにすることで対処した。片持ちなので外側の描画品質は全然ダメだがこの形は自分好みだ。明日は Ogaki Mini Maker Faire 2018 の出展に向けて忘れ物無くビシッと準備をしよう。貴重な機会を有効に。
18/11/27
今日はエリンギの日。貴重な時間を堪能する。そしてロシアに行きたい熱が再燃。パーツ屋とか書店とかチンケなコダワリを捨てて簡易ビザで行けるようになったウラジオストックにサクッと足を運んでみるのも悪くないのかもな。これまでも自分の節を曲げた時に新しい自分に出会ってきた。自分はまだまだ変化できるのだと信じよう。
18/11/26
18/11/25
次の週末に向けてラストスパート。一昨日動作確認した14台のペンプロッタのうち10台を段ボール箱に詰めて来週末の Ogaki Mini Maker Faire 2018 に向けて発送。今回も中味が壊れずに到着することを祈ろう。これで来週末に向けた準備の大所は終わった。ここからは準備を進めつつ妄想を形にする活動も行おう。
という訳で昨日 Fablab Setagaya at IID で切断したパーツを使って12日に形にした片持ちXY直動機構ペンプロッタを手直し。まずはスライド部のパーツを変更してペン左右駆動部が後方に位置するようオフセット。続いてモータコントローラ基板を垂直に立てて固定。手持ちのケーブルや IC クリップを使ってペンプロッタとして動く状態にした。早速いつものヒルベルト曲線を描画。片持ちなのでペン圧が安定しないが思ったよりもイイ描画をしてくれた。これならケーブルをちゃんと用意して大垣に持って行っても良さげだな。今月3日に JIMTOF で「直動機構は直交させてこそ映える」と思った衝動がようやく形になった。刺激を妄想に変換して形にする活動を続けていきたいよな。
18/11/24
想定外の過去回想。今日は Fablab Setagaya at IID で MDF 板を切断した後マイコン・インフィニット☆PRO-68K に足を運ぶ。twitter でも話題になっていた MZ-700 Tiny XEVIOUS やヘルメッツさんの 98 ラズパイケースなどを堪能。会場で catsin さんに声をかけてお話をさせて頂き、更にお土産まで頂く展開に。非常に有難い。来週末の Ogaki Mini Maker Faire では近くのブースになるのだがお話をする時間が取れるか未知数なので今回お話が出来たのは非常に有難かった。でもここまでは想定の範囲内だった。
第二部の講演会の後抽選会までの短い時間会場を回っていたら BEEP さんのブースで全国おらが MZ の会報と共に MZ-80K/C サークル AMIGO の会報 AMIGOrgeous! が目に入り前後不覚に。サークル立ち上げ当初の Vol.0H から Vol.4H までが展示されている。しかも状態がイイ。抽選会もそっちのけで自分の書いた記事を中心に読む。BASIC で作った「ハタアゲ GAME」は完全に記憶から消えていた。WICS で作った「ALIEN はうす」は PCG 版とキャラクタ版を用意していたはずだが PCG 版のキャラは完全に記憶から消えていることに気が付いた。そしてアルフォスに触発されて作った縦スクロールゲーム「SAKHALIN」は PCG 専用なので画面ハードコピーが紙面に無いのが今となっては残念だ。手書きの記事を見て「合衆国」が「合州国」になっているのを発見し中学生の頃のイケてない自分にタイムスリップ。オレは中高生の頃 MZ-80K2 に全てを投入していたのだ。
という訳で帰宅後に MZ-80K/C サークル AMIGO の会報 AMIGOrgeous! を引っ張り出して久方ぶりに読む。MZ-80 Universal I/O ボードに接続した二重積分型 A/D コンバータ TC5091AP は秋月で安価に入手できたのが高校生の自分には魅力的だったんだよな。そしてMZ-2000 用 16bit ボードを無理やり MZ-80K に載せて動かした記事を見つけて昔の記憶が蘇る。MZ-80K の電源ユニットを筐体の外に置いて 16bit ボードを無理やり内蔵させたり BUSAK に対応させるためにパターンカットしたり高校生の頃の自分は思い切りがヨカッタんだな。今のオレは心身共に退化している。それでも未来に生きるしか道は無いのだ。
という訳で今日 Fablab Setagaya at IID で切断した MDF 板を組み立てて中華ポンプホルダを更新。従来ははめ込み式だったが今回は M1.6 ネジで MDF 板同士を固定。9月に Yunit tech Blog の側面タップのテクニックを見て学んだタップの逃がし窓は有効だった。次はペンプロッタにも使ってみようかな。未来に向かって少しずつでも進化させていこう。
18/11/23
貴重な時間を有効に。来週末の Ogaki Mini Maker Faire 2018 に向けて今日もペンプロッタの描画データを作成。まずは日本地図。昨日の反省を踏まえて海岸線だけにしてみた。海岸線なので琵琶湖が無いのがイマイチだがこれで行ってみよう。続いて ISS。輪郭だけなので昨日はアッサリ見えたが文字と一緒に描画すると少し締まって見える。もう少し立体感が欲しいがこれで行ってみよう。そして MFT2018 に続きなんちゃって名刺を描画しようとしたら挙動不審。良く見たら RAM 使用量が 95% になっていた。文字列を PROGMEM で Flash 領域に移して RAM 使用量を 90% 未満に抑えたら描画するようになった。OLED 描画の時も感じたが ATmega328 の RAM が 4KB くらいあるとイイんだけどな。とりあえず今日は14台のペンプロッタの動作を確認できた。今回も数で勝負しよう。ホントは技術で勝負したいんだけどな。明日も貴重な時間を楽しもう。
18/11/22
来週末の Ogaki Mini Maker Faire 2018 に向けてペンプロッタの描画データを作成。まずは日本地図を描画。描画領域が小さいので県境が入ると途端に黒くなってしまう。海外線のみの方が良さげだな。続いて宇宙機シリーズで ISS を描画。こちらは輪郭だけなのでアッサリして見える。ホントは少しディティールが書き込まれている方がイイんだろうけどな。ベクトルデータを触っているのは楽しい。この楽しさをツールとして形に出来るよう精進しよう。
18/11/21
18/11/20
18/11/19
18/11/18
思いがけない遭遇。書店で雑誌 BOMB を見かける。判型が大きくなって名前から「!」も取れているが昔懐かしの学研 BOMB! が継続して出版されていることを今更ながら知り感慨深くなる。中味を見てみる。読者投稿ページも1ページあったが硬派なアイドル誌という雰囲気の紙面になっていた。長年継続しつつ時代に合せて変化する。オレの求める世界がそこにある。ベースは変わらずに時代に追従できる自分でありたいな。
事前確認が足りなかった。秋月の Arduino 用ユニバーサル基板を Seeeduino Storage for FlashAir の上に載せて気が付いた。コネクタの I2C 信号が出ている 2pin 分ランドが足りない。手持ちのサンハヤト UB-ARD01 も同じだった。Seeeduino Storage for FlashAir はアナログ入力列側から I2C 信号を取り出せるが Airio-Base とのシールド共用が出来なくなるんだよな。秋月の青いプロトシールド基板か aitendo のプロトタイプシールド基板なら OK だったのか。これまで Arduino Nano 互換中華ボードばかり使っていたので Uno とか Leonard 互換といった意味が分かっていなかったんだよな。手を動かすことで自分の理解を広げていこう。
昨日の M4 送りねじミニペンプロッタを今日も動かす。モータの出力を下げて動作させてみた所テーブルの前後で動きのシブさに差があることが判明。ユニバーサルジョイントと送りねじの固定を調整して再度描画。昨日よりは描画品質が上がったが依然としてイマイチだ。でも仕方が無い。これが今のオレの実力なのだ。諦めない気持ちが物事を突破する術だと信じよう。
18/11/17
思った通りには進まないな。昨日に引き続き M4 送りねじミニペンプロッタを組み立てる。まずはギヤの取り付けから。いつもは協育歯車の樹脂ギヤを使用しているが M4 軸径に対応するために今回はレインボープロダクツの平ギヤを投入。モータ固定用の中華 M1.6 ネジ頭の高さでギヤがずれてしまうのでこれまで使用していた黒色低頭ネジに交換。これでペン上下部を左右に動かすことが出来た。続いてスライド抵抗とコネクタをハンダ付け。上下を結合しペンを取り付けてミニペンプロッタの形にした。早速動作を確認。いつものヒルベルト曲線を描かせると動きの速さを体感。しかし描画結果はメタメタだ。特にテーブル側がオーバランしているように見える。300rpm モータと M4 送りねじによる高速化は従来の ON/OFF による制御ではダメな領域に入ってきたということか。以前作ったラックギヤペンプロッタのような制御を仕込んでみようかな。明日も手を動かそう。
18/11/16
1週間のモロモロで帰宅後に水平になる。夜中に再起動。M4 送りねじミニペンプロッタを組み立てる。しかし色々と不具合が発覚。まずガイドレール固定用のネジ頭がペン上下部と干渉。やはり中華ネジはネジ頭が大きかった。仕方が無いのでこれまでの黒色低頭ネジに交換。これでスムーズな動きになった。続いて M4 送りねじの軸受穴が垂直ジュラコンスペーサの穴位置と合わない。応急処置で垂直ジュラコンスペーサ固定部にワッシャを挟み軸受穴を少し削って対応。次の切断で修正だな。これで M4 送りねじを通すことが出来た。しかし深夜なのでギヤの取り付けを行う前に終了。明日も手を動かそう。
18/11/15
18/11/14
18/11/13
18/11/12
今日も短い時間でも。昨日組み立てた 3.7g RC サーボペン上下部をバラして1軸直動機構に取り付ける。スライド部分がユニバーサルジョイントに干渉するのでカッターで切断。次の切断で修正だな。そして3日に JIMTOF2018 で刺激を受けて帰宅後に形にしたXY直動機構にペン上下部とテーブルが付いた状態にし、実験用ケーブルを使ってモータコントローラと結線。ホントは両持ちまで進めたかったが力弱く片持ち状態で終了。テーブルが前にはみ出すのはイマイチだな。早速いつものヒルベルト曲線を描画してみる。前方は全然ダメだが後方はグラグラガタガタの割にはヒルベルト曲線になっていた。実際に動かしてみて可能性が見えてくる。明日も手とモータを両方動かそう。
18/11/11
今日はビシッと。朝から気合を入れて Inkscape で SVG ファイルを作成。そして1か月ぶりに Fablab Setagaya at IID で MDF 板とアクリル板を切断。まずは昨日穴位置を確認した Arduino UNO 系ボード固定プレートに M2 スペーサを取り付けて Seeeduino Storage for FlashAir を固定。とりあえず M2 ネジでも固定できることが確認できた。続いて 3.7g RC サーボを使ったペン上下部を組み立てる。しかし今日はここで終了。夜中の Inkscape との戯れが夜になって効いてきたようだ。明日は短い時間でもビシッと前に進めよう。残された時間を大事に使おう。
18/11/10
18/11/09
18/11/08
18/11/07
昨日寄り道したので今日はデータ作成の日。Inkscape と戯れてM4送りねじ1軸直動機構の修正版 SVG ファイルを作成。明日もビシッとデータ作成に時間を投入しよう。切断当日の直前でデータをでっち上げるサイクルから脱却しようぜ。
18/11/06
ちょっと寄り道をしてみよう。昨日届いた M5Stick を眺めてみる。1.3inch OLED と USB、I2C Grove コネクタの他には横の地味なボタンと青色 LED / IR LED だけしか無いホントに割り切ったデバイスなんだな。M5Stick 用サンプルコード FactoryTest を見ると横のボタンを押している間だけ Hello World! や MPU9250 の有無を表示してボタンを離すと画面が消去されるコードになっている。やはり時計のような使い方を想定しているのか。しかしこのサイズは妄想力が試される。まずは良いマウント方法を考えよう。技適も早く通って欲しいな。
18/11/05
短い時間でも。昨日の続きで MDF 版ミニペンプロッタの組み立てを行う。ペンを取り付けて動作を確認。とりあえず2台とも描画してくれた。これで次の切断に進められるな。データをビシッと作って週末ケツカッチンにならないようにしよう。残された時間は本当に少ないのだ。
18/11/04
18/11/03
刺激を求めて。昨日は充電と書いたが計画変更。満身創痍ながら JIMTOF2018 に足を運ぶ。平日程では無いものの多くの人で賑わう中貴重な大型工作機械が動いている姿を堪能。工作機械以外でもヤマザキマザックのサンダーバードコスプレや THK のボールペンレディの壁や油圧による HIWIN ブースの油のニオイが印象的だった。小さいもの好きなのでアサ電子工業の小さなボールカップリングが回転している様子も地味だけどヨカッタよな。体はボロボロだが今日の刺激を手の動きに変えようぜ。
今日の JIMTOF で思った。直動機構は直交させてこそ映えるのだと。という訳で金折を使って1軸直動機構と直交させる。そして MDF 板を土台として片持ちのXY直動機構の形にした。早速モータコントローラを接続して動かしてみる。それらしい動きにはなるものの片持ちだとヤッパリ不安定に見えるよな。次の切断までに妄想を膨らませよう。明日も刺激を受けようぜ。
18/11/02
18/11/01
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