昆虫ナウ！2007 #32
「うなぎのぼり」
掲載：2007/7/26（3画像で構成）
梅雨明け間近。東京では日中の気温も32度まで上昇し夏日となりました。
こういう日はトンボのお尻に要注目です。今日は上がってました。
水銀柱はうなぎのぼり。ショウジョウトンボの真っ赤なお尻もご覧のとおり。
太陽光への受光角度を調整して体温の上昇を抑えようとしているのです。
真夏の昆虫というイメージのトンボですが、暑さはやはり適度がいいみたい。
撮影者はお尻をあげることも出来ず、目に入る汗をこらえながらシャッターON。
これは中ぐらいのあがり方。
ショウジョウトンボは気が強くテリトリーへの侵入者に対する牽制飛行も激しい。
その回数が多い者ほどお尻のあがり方が大きい様です。
頭に血がのぼる訳ではないでしょうが、体温が上がっちゃうんですかね。
熱気をはらんだ風には、心地よい清涼効果は期待出来ません。
ゆれる水草の間に間にトンボのこの姿を見かける頃、梅雨明けはもう秒読みです。
Digital Camera: Nikon D100/AF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8(1st & 2nd image),
PENTAX K100D/TAMRON 70-300mm(3rd image),
Processed by Adobe Photoshop Lightroom & CS3 Mac,
Exp.Date: 2007/7/26 at Tokyo (東京)
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