昆虫に出会う旅・信州 八月 #04 | ||
「高原で田園で出会った蝶たち・・そして」 |
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掲載:2007/8/31 (8画像で構成) 撮影:8/7-8/24 |
信州への旅の目的のひとつは華麗に舞う蝶に出会うこと。 時期がちょっとずれただけでも出会える種類に違いが出るのが難しいところです。 さて、今年の夏は? |
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高原のアザミで吸蜜するウラギンヒョウモン。 目立ち過ぎる位の翅模様が背景の緑に鮮やかに映えていました。 (撮影:8/7) |
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湿原に続く林道で数多く確認できたのがベニヒカゲでした。 ダークトーンの翅に配されたぼやけた様な紅色の模様が魅惑的。 長野県の天然記念物に指定されている希少種です。(撮影:8/23) |
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高原の真昼時。ヒメキマダラヒカゲも活動を停止する暑さでした。 葉に印された影の明瞭さが高原の陽射しの強さを物語っています。 (撮影:8/24) |
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夏の旅の楽しみは手乗り蝶のこそばゆい感触を味わうこと。 今年はヒメキマダラヒカゲが我が手の塩分を求めてやって来てくれました。 高原も暑かったので食欲を満たせるだけの成分は供給出来た筈。 (撮影:8/7) |
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ふもとに降りて田園で蝶観察をしました。 水田脇の雑木林で見たムモンアカシジミ。私としては初遭遇。嬉しい体験でした。 (撮影:8/8) |
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近くにいたトラフシジミ。ちょっぴり傷んだ翅が残念。 でも何とも味わい深い斑紋にしばし見とれてしまいました。 (撮影:8/8) |
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こちらは東京でもよく見かけるツバメシジミです。でもちょっと違う印象が・・ 陽射しの強い水田脇での出会い。クールな色調が一層心地よく目に映りました。 ”見慣れた蝶を違う環境の中で観察する” これも旅の楽しみだと実感しました。 (撮影:8/24) |
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蝶ではありませんが、同じ田園で目撃した猛暑を物語るシーンを一枚。 炎天下の農道にアオカナブンが不自然な姿勢で横たわっていました。 からからに乾ききった身体は、まるで生きているかの様に美しい輝きを保ったまま。 何とも表現しようのない非情を感じた光景でした。 (撮影:8/24) ◆次のページは、高原の蝶・アサギマダラの特集です。こちらです。 |
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Digital Camera:
PENTAX *istD/10-17 Fish-Eye Zoom(1st image), Nikon D40/AF-S VR Micro Nikkor 105mm(other images) , Processed by Adobe Photoshop Lightroom & CS3 Mac, Exp.Date: 2007/8/7-8/24 at Nagano (長野) (c) 2007 Toshio Someya All rights reserved. |
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