僕の故郷・香川県高松市は瀬戸内海に面した街です。JR高松駅も港にごく近いところにあります。
僕が小さいころから利用していた旧駅舎は1997年12月いっぱいで廃止になり、仮駅舎の期間を経て、2001年5月に新駅舎が開業しました。「サンポート高松」とかいう再開発計画の一環です。
悪しきハコモノ行政の象徴なのかどうか、それは知りません。とにかく、高松駅のあたりの様子は大きく変わり、昔のおもかげは感じられなくなっています。
新しい高松駅は、もとの駅にくらべてやや西寄りになりました。じつはうんと古くは、この位置に駅があったという話も聞きます。とすれば、駅の位置はもとに戻ったわけです。
駅のすぐ東には高松城跡の玉藻公園や、コトデン高松築港駅もあります。このあたりの様子も、ここ何年かでずいぶん大きく変わりました。
僕は帰省するたびに、自分の知る高松駅周辺の風景が失われていく様子を写真に撮っておきました。どう変わったか、定点撮影した写真で振り返ってみることにします。
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