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機種名 : Ricoh Caplio G3 324 万画素デジタルカメラ 光学3倍ズーム → Ricoh Caplio G3 (Link) |
リコーがデジタルカメラ事業の命運をかけて開発した Caplio RR30 (Link) がヒットし、バージョンアップして登場したのが この Caplio G3 です。2003 年 4 月より使用。
Caplio RR30 から受け継がれた、シャッターに触ってから 写真が撮られるまでの反応の速さは、使用していてとても気持ちがいいです。 この点、商品としての狙いどころが的確だと思います。
リコーのデジタルカメラに従来モデルから共通の「1cm マクロ機能」 もよく使います。花や虫の撮影に便利です。 (→ Caplio RR30 によるマクロ写真)
これまで使用していた Olympus Camedia C-900Zoom は、大きな不満はなかったけれども、撮影、書き込み、表示動作の遅さが 気になっていました。Caplio G3 はその点については全く問題がありません。 最近のデジタルカメラ開発の競争と進歩は驚くほどのものがあるので、 4年もたてばこれだけ完成度が高くなるということなのでしょう。
ただし、まだ気になる点もいくつかあります。新緑の緑を撮ったときなど、葉の緑色が鮮やかすぎる印象があります。 全体的に蛍光色がかったような感じ。 オートホワイトバランスにしておくと、とても不自然なきつい色調に なってしまうことが多いので、現在は常に「晴天」モードに固定しています。 それでもまだ、違和感を感じるときがあります。
- 色調の不自然さ、特にオートホワイトバランスの時
- 暗めになってしまう露出
- 暗く見にくい液晶モニタ
- とっても遅いストロボチャージ時間
ストロボ使用時の色調は、強い紫色に偏ったものになります。
画面の一部に明るい部分があると、そこの白飛びを避けるために 全体的に暗く露出を決めてしまう傾向があるようです。 測光方式を「中央」や「スポット」モードに設定すると多少は改善されます。
液晶モニタにはそれほど高い期待は無いのですが、 それでも見にくさを感じるときがあります。 消費電力を抑えるために暗くしているということもあるのかもしれません。 液晶モニタの見やすさについては、Camedia C-900Zoom の方がずっと明るく 優れていました。
ISO 感度を AUTO に設定しておくと、暗いときに自動的に感度が上がりますが、 画像品質がザラザラになってしまいます。最低感度の ISO125 に固定しています。
僕の Caplio G3 の主な設定は以下のようにしています。
ホワイトバランス 晴天 画質・サイズ F1280 測光方式 スポット or 中央 ISO 感度 125 モニタ輝度 Max ストロボ Off