作品2
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最後の卒業式
和歌山県那智勝浦町 出合小学校卒業式

カメラ:オリンパスOM-1
レンズ:ズイコー28mmf3.5
    :ズイコー100mmf2.8
フィルム:トライX ASA800増感

ここ和歌山県だけではないが、山間地にある学校は、地域住民の減少とともに、その長い歴史を閉じるところが多くなった。この出合小学校は、8人いた全校生のうち3名が卒業ということで、とうとう廃校となった。卒業式兼廃校式となったが、村民のほぼ全員が参加し子供の卒業よりも、集まった親御さんたちの懐旧談に花が咲いていた。壁に掛かる思い出の品々。職員室での最後の語らい。何事も、今まで存在していたものがなくなるということは、やはり寂しいものである。先生方も、それぞれが様々な思いで、今日の日を迎えたことだろう。この学校で、生徒達の喚声はもう聞けない。職員室では、思い出語りをする先生方がお茶を飲んでいた。教室に残されたたった3つしかない机も、今日はさらに寂しそうに感じる。

(卒業生も在校生も校歌)

(卒業生3名に、テレビカメラが3台回った)

(4月からはいよいよ町の中学校である)

(送辞を聞く。いつになく神妙な表情である

(卒業する仲間たち)

2台の1輪車も乗る人がなくなった) 
 
修学旅行や運動会の思い出)

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 田辺行商風景

カメラ:オリンパスOM-1
レンズ:ズイコー28mmf3.5、ズイコー100mmf2.8
フィルム:トライX ASA800増感

和歌山田辺の行商風景である。
今の若い人にこの商売をせよと言ってもダメだろうね。
新鮮な魚介類を朝のうち仕入れて売り歩く。
大変な仕事である。


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那智勝浦いろいろ

カ メ ラ:オリンパス OM-1
レ ン ズ:28mm、F3.5
フィルム:コダック T-MAX ASA800増感
フィルター:スカイライト

那智勝浦は写真のネタがなくなると足を伸ばした。
特に那智山の、幽玄と信仰が面白いのでよく通った。
そのくせ訪れる人は庶民が多く、那智山の信仰の場としてのなんたるかを何人知ってここの登っているだろうか?
団体バスで来て時間に追われ、肝心な所を見ようとはしない。今は熊野古道の一環として世界遺産になっているが、昔はもっと面白かっただろうと思っている。

●熊野古道 那智山


(1980年5月)

(1980年5月)
(1980年5月)

(1980年5月)

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国道42号線にて 

カメラ:オリンパス OM-1
レンズ:28mm、F3.5
フィルム:
トライX O2フィルター

車で走っていて「これはこれは」と思ったら車を止め撮った。
この写真は勝浦へ写真を撮りに行った帰りに出くわした。
当時はイメージした光景が目の前に展開した。
遍路衣装を着てここで小休止し、歩き始めるところであった。
断りを入れて撮ったものである。
何とも言えない味があるおじいさんであった。
このあとどこへ行ったのだろう。  
 

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