4-(7).読者の皆さんの事例(その7) |
事故による評価損を得るまでの具体例 (読者の皆さんの事例) の紹介ページ・その7です。
元々の評価損(算出額)と周辺状況から自己の妥協額を10万円とし、
交渉を長期化や決裂させること無く
示談成立へと導いたケースです。
事故後に車両が売却され、交渉時に車両が残っていない状態での示談例でもあります。
●2004-06-14:新製、 ●2004-06-15〜29:投稿者様チェック、 ●2004-06-29:校正&公開
事例7.信号待ちで追突された場合の評価損の交渉例 Special thanks to
: 「悩めるママ」 さん |
(※元発言は、次の通りです。スバル掲示板 から過去ログをさかのぼると、元発言を直接見ることができます。) <悩めるママさん>
の事例 に関連する 掲示板発言番号 【1.事故の概要】 ◎赤信号で停車中に、後方から居眠り運転をしていた車に追突される。 【2.相手側への請求】 ◎評価損が20万円と算出され、相手保険会社及び加害者に請求したところ、 【3.結論(示談の結果)】 相手が出した迷惑料5万円と評価損20万円とから、「悩めるママ」
さんは 【4.結論に至るまでの流れ】 (1)警察に相談。 (2)自動車保険請求相談センターに相談。 (3)相手保険会社に修理代を出す意志があるかどうかを確認。 (4)修理工場に、金額記載の修理見積もり書を送ってもらう。 (5)市の無料相談弁護士相談に相談。 (6)自分の保険会社に連絡し、保険会社で設けている弁護士に相談したい旨を連絡。 (7)訴訟に必要な書類と事故発生から今までの経緯を書いた文書を送信。 (8)保険会社の担当者から連絡あり。 (9)事故当初は自分に非がないのに、という思いが強く、評価損20万円に (10)加害者側が妥協額10万円に了承、物損関係は示談へ。 (11)頚椎捻挫の通院治癒を終え、人身関係も終結へ。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 【5.編集者;注釈(調布市のKAZ)】 事故の形態、およびその後に 「悩めるママ」 さんがとられた対応の概要については上記の通りですが、単なる概要だけでは 「悩めるママ」 さんご本人の姿勢や努力、および解決に向けてのご苦労、あるいはその判断に至る根拠や背景などを的確に書き表すことは困難です。 そこで、実際の掲示板で活発にやりとりさせていただいた当時のログから、ご本人様の発言、およびそれに対する読者の皆さんの関連コメント・アドバイスを抽出し、時間軸に沿って1本につなげることによって、貴重な情報やその時々での判断を (現在のこのページの読者の方々にも) 読み取っていただけるよう、以下に記載いたしました。 発言番号 No.1872 (元発言) から No.1956 (終わりのあいさつ) に至る、以下の一連の流れの中から、示談に至る道筋は必ずしも1本ではなく、状況に応じて臨機応変に対応していくことも時には重要で、そういったことの積み重ねも解の一つになりうる・・・ということを感じていただければ、と思います。
↓ 以下、掲示板過去ログより関連発言を抽出 ↓ 当時のやりとりを(あえて手を加えずに)ほぼ
そのままの形で再現させることに どうぞ その趣旨をご理解・ご了承 下さいませ。
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〜 サイト管理人より ひとこと 〜 「悩めるママさん」 にとって、周辺の状況を勘案し、最終的な妥協額を10万円とご自分で決めたことは、苦渋の選択であったと察します。確かに追突された方としては何も悪くないですし、示談に至るまでの肉体的労力・精神的被害・時間的損失についても、当事者でなければ解らないものです。 私個人としては、「悩めるママさん」 の保険会社側が なぜ 「仮に、今回の事故で自分が加害者側であった場合、評価損20万円を支払うことはできない。理由は破損車が購入後約3年経過しているため。」 などとコメントしてきたのか、まったく理解に苦しむところです。しかしながら、評価損というひとつの指標だけに固執して交渉が長期化し、他の面 (肉体的・精神的・時間的・経済的) での損失が増えてしまうよりは、臨機応変に交渉の落としどころを探って着陸点を見いだす方が、全体としては良い打開策だと言えるかもしれません。 その後、このページを作成するにあたり、掲示板に書き込みいただいた上記の方々からは、発言の引用に関して快諾いただくと同時に、改めてコメントを少々いただきましたので、以下にその一部を紹介させていただきます。 HRKさん: サナエさん: 「悩めるママさん」 におかれましては、本来ならば早く忘れてしまいたいとお考えになっても当然でありますのに、このページの作成に際してはいろいろとご理解・ご協力をいただきまして、厚くお礼申し上げます。また、HRKさん、Kannさん、サナエさんにも、同じくお礼申し上げます。 最後になりますが、つたない編集ではありますが、このページが読者の方々に対し、少しでも参考になる部分があれば幸いです。 記:調布市のKAZ |
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