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16.フォトギャラリー(3)/放送設備

前ページ「フォトギャラリー(2)」では、荷室スピーカーついて述べました。
ここでは 「放送設備」 について、準備手順や設置方法を紹介します。

 
 ●1998-11-26:新製、●1999-03-28:加筆、●1999-04-28:更新(内部リンク追加)、●2002-01-13:更新(レイアウト変更)

■ 放送設備・レシーバー(FMラジオ) ■

 
設置前のハダカの状態この台を使ってレシーバーを固定完成状態

機材一式を自作するので、なるべく要件を満たしながらも安価で済むようにします。そこで考えたのは、「FMラジオ+マイク」 の組み合わせです。FMラジオの方は、それまで乗っていた平成1年式・レガシィセダンRSに付いていた純正ラジオを流用することで決まりです。知人に車を売却するときに、取り外してキープしておいたのです。なお、必要な配線はレガシィ電気配線図集を参考に必要なぶんだけギボシで分岐させて 汎用コネクター へとつなげます。といっても、入力(DC電源ライン)と出力(SP端子)くらいしかありませんので簡単にできました。あとはANT端子かな。
  

■ 放送設備・トランスミッター(FMマイク) ■


簡易FMマイク(わいわいトーク)

そうなると、次はFMマイクです。 電気屋さんで簡単に見つかると思っていたら、まったくと言っていいほど取り扱われていませんでした。家電ショップにあるのは、カラオケなどに用いられるワーヤードタイプの多機能型で高価なものばかり・・・。仕方がないので、次にTVの音声を別の部屋に飛ばす「FMトランスミッター」の類を探しました。しかしFM方式のものは在庫がなく、あるのはコードレスヘッドホンと同様に、赤外線方式のもの(1万円ほどもする)なので、これも断念しました。 

結局、上の写真にあるように、2台一組で販売されている トランシーバーセットをカーショップにて約2000円で購入しました。電源はシガーライター(12V)から取り、サンバイザーなどに挟んで使うタイプのものです。つまり無指向性のFMマイクです。このタイプの商品は、在庫処分のワゴンセールなどでよく見かけたような気がしたのですが、今回は登録を間近に控えており、通常店頭価格で買ってしまいました。

放送宣伝車の構造要件としては、放送ができれば(=音が出せれば)良いことになるので、基本的には 「ラジカセ+ワイヤードマイク」 の組み合わせ!であっても良いことになりそうです。しかし、広い荷室にラジカセをポンと置いて、「ハイ、出来あがりイ〜、陸運支局で百戦練磨の検査官を前に検査を受けるゾオ〜。」 などという勇気は私にはとてもありませんでしたので、上記のような手段でいきました。

少なくとも車外設置スピーカーとともに、荷室設置スピーカーくらいは、客観的に見て「これは確かに放送設備になっているな」と思わせるだけの状態にするべきでしょう。サブウーハーなどのスピーカーを設置してもなお、空間が余るような場合には、ラック等を設置して 「展示のための設備」 を併設するのも手だと思います。
 

 
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(参考)レガシィ8ナンバーのユーザー車検体験記 その1 ・ その2 ・ その3