現在は「XOOPS Cube Legacy」と「XOOPS 2.0.16a JP」の2種類が配布されておりますが、本サイトではCube Legacyのみを扱います。
XOOPS Cube Legacyが最新安定バージョンで、 XOOPS 2.0.16a JPが旧安定バージョンです。
公開するためにはプロバイダのサーバにインストールする必要がありますが、ここではローカルのWindows環境で動作させます。
設定を失敗しても気にせずに、どんどん作業をおこなえる環境作りが目標です。
ちなみに私が登録しているプロダイバを調べたところ「xoopsインストーラ」が提供されておりますので、 ローカル環境を構築するよりも簡単にできそうですが、データベース料金が別途必要なのであります。
パッケージの配置位置
パッケージ | 機能 | 場所(パス) | 備考 |
xoopsへのパス | 本体 | C:\php\Apache\htdocs\xoops | Cube Legacy |
xoopsへのurl | http://localhost/xoops | ||
xoops_trust_path | D3 | C:\php\Apache\htdocs\xoops_trust_path | セキュリティは無考慮 |
xoops_trust_path
D3(Duplicatable V3)とはXOOPSの新型モジュールシステムの名称で、xoops_trust_pathはD3モジュールが使うパス情報です。
また、この位置だとセキュリティ上は問題があるが、ローカル環境では分りやすいので採用した。
データベース
ユーザ名とデータベース名を定義します。
名称 | 備考 | |
ユーザ名 | xoopsuser | XOOPS用データベースのユーザ名 |
パスワード | PASSWARD | xoopsuserのパスワード(大文字で表現してあります) |
データベース名 | xoopsdb | テーブルを作成する入れ物です。 |
テーブル名 | 複数のテーブルがインストール時に自動的に作成されます。 |
これは、XOOPSのインストール前に準備しておく必要があります、自動的には作成されません。
また、後で変更はできませんのでここで確実に決定してください。
管理者ユーザ名
名称 | 備考 | |
管理者ユーザ名 | user | 正式な名称を決めてください。 |
パスワード | PASSWARD | パスワード(大文字で表現してあります) |
メールアドレス | xxx@xxx.jp | 同一メールアドレスは登録できません。 |
インストール時に必要な情報ですが、インストール時の暫定値を用意しても問題はありません。
インストール
それでは、XOOPSを「XOOPS Cube日本サイト」からダウンロードしましょう。
「ダウンロード−公式パッケージ」とクリックすると『XOOPS Cube Legacy』を取得できるページが表示されます。
解凍すると「 docs 」「 extras 」「 html 」の3フォルダが作成されます。
フォルダ『 html 』内のファイルをHTTPサーバ(上記で決めた、〜\htdocs\xoops\)にコピーします。
これでインストールの準備ができましたが、まだインストールは実行されておりません。
インストールはブラウザでおこないます
インストールの実行へ
設定
『 mainfile.php 』にインストールで入力した値が保存されています。
文字コード
本サイトでは全てEUC(拡張unixコード)を基本にしており、またxoopsのベースもEUCです。
xoopsでは、UTF8も使えますが、その場合にはMySQL(データベース)のコードも統一しないと文字化けをおこす可能性があります。
尚、UTF8については解凍した「 extras 」フォルダに説明が存在しております。