新・大森なんでも伝言板

》ごめんね、コンプレックス持ってたの？

あ、ごめんなさい。実はもっていないです（笑）。
ちょっとステロタイプの地方出身者をやってみただけ。遊びです。

あたし自身は、お目にかかった時にわかられたことと思いますけど、関西弁丸出しで喋っているわけでして、一度もそれを直そうと思ったことはありません。
地方出身者のどこが悪いのかと思っていますし、出身地のやりかたでどこでも通してしまう。
というより、あまり出身地を意識したことすらありませんね。

中央、地方といった意識は、世代によって大きく違うのかもしれません。
私の兄は大学が慶応だったんですが、入学して半年程度で強引に言葉を直してしまい、以後出身地の言葉はしゃべれなくなってしまいました。以前も話しましたが、兄は私よりかなり年上です。
対して弟の方は（生まれは私と一年違いです）青学で、兄の行った学校より東京出身者の多い環境で過ごしたにもかかわらず、完全な東京弁にはならず、未だに出身地の言葉で喋ることもできます。
もっと年上の世代では、一所懸命言葉を直すだけではすまず、直せなかったらあざ笑われたそうで、今５５歳程度で東北から東京に出てきた方から、２０歳の頃（うまく通じるように電話で発音できず）「あなた東京出身ではないでしょう？」と言われた時の辛い思い出を切々と聞かされたこともあります。
しかしそれを聞いても、私の方はどうも感情移入がうまくできなくって困ってしまったんですがね。
「よその土地の言葉がわからないってのは、他の地方の出身者と接触がなかったってことで。そういうことを言う人は、異邦人のあまり行かない土地、要は田舎出身ってことですよ。その人、練馬の田圃の真ん中ででも生まれたんじゃないですか」
とか言ってすませましたけど（練馬の人、ごめんm(__)m）。

おそらく「地方」というものに対する考え方は、ドラスティックに変わっている最中なのではないでしょうか。

つうことで、方言は悪くないし、方言の正しいしゃべり方などと言い出して「方言のスタンダート」をつくろうだなどと考えると、かえって方言の価値をおとしめる結果になりかねない。
しかし、だからといって、人に通じない言葉は悪い。
言葉ってのは、他者に通じさせるためにあるからです。
最も良いのは、引っ越せば引っ越した先の言葉で喋るようにすることですが、私にはそこまでの語学力はなかった。
そんなこんなで、邪道ですが、私は色々な地方の人と接触するようになればなるほど言葉を大阪弁に近づけるようにしてしまったんです。今ではほとんど関西人ですよ。（べつに関西の出身ではない。）
私の出身地の言葉では、他の地方の人にはわからない単語があるからです。でも、共通語はＴＶでなじみすぎていて、普段から方言と混ぜてつかってしまっているので、意識して共通語だけわけて喋ることができないんです。
しかし大阪弁は「私にとってははっきりした異国語」なので、喋りやすかった。意識して文章中から出身地の言葉を追い出せるんです。しかも、芸能関係でつかわれるせいで、確実に通じる。

まあ、私にとっての方言ってのは、そのようなものです。

そういや昔、上野公園でナンパされて（そんなところでなんで一人でいたかな？　自分）、いっしょにボートにのった男の人は、千葉あたりの人でしたが、「大阪人は嫌いだ」とか言っていました。
うーん、私の言葉関西イントネーションだと、わからんかったんだろうか？と疑問なんですが。ちょっと発音が不明瞭だったから、北関東の出身者だったんだと思います。
はきはきした発音なら、なんでも共通語だと思っている、ってぇ人もいるってことですね。

　この話題になると、出てこざるを得ない！

三枝さん
｜　大阪とか名古屋はとても都会。神戸と京都もちょっと都会。
｜トーキョー生まれの人があ、トーキョー生まれの人があ、また
｜自慢しているぅぅ。
　って、ぼくのこと？
　ごめんね、コンプレックス持ってたの？　自慢するつもりはないんだけれど、どうも出身地で色々感じてしまう人っているみたい。
　以前、北海道の人（ＳＦファン）と話をしていて、先方が「いや、中央から来られた方には」的な発言をされて腰を抜かして以来、注意しているんだけれど、たまにぐっさり刺してしまう。

　というわけで、ちょっと飛ぶように見えますが、大森さんの
｜　それにしてものだ＠のだなのださんの土佐弁は（あれが土佐
｜弁のつもりだとすれば）決定的にまちがっていると思いますが
｜どうですか＞高知の人。

　について、異論じゃないけれど意見。
　表記の問題とかありません？　これ以前、野田さんにも直接はなしたことがあるのだけれど、日本語の言文一致運動はいまだ完成の域にはほど遠く、文語文と、口語文が分離しておらず、これは比較的整備が整っている標準語ですら出てきているのだから、いわゆる方言となればその際はさらに大きい。

　いま標準語という言葉を使ったけれど、いわゆる標準語と考えられている中にも、微妙な差違があります。多分、本当の標準語はＮＨＫのアナウンサーか何かがマニュアルに則ってしゃべる言葉だと思いますが、世のいわゆる地方出身者が捉える標準語の中には東京弁、江戸弁、あずま言葉が微妙に含まれており、江戸弁でもは山の手、下町でも微妙な差があり、さらに言うのであればもともとの江戸弁は徳川家康が居を江戸に定めたとき三河からもたらされた三河言葉がベースとなっている。

　青山自身は東京人ではあるし、意識して江戸弁でしゃべるようにしているけれど、本当とはやはり違う。多分、東京方言と呼ぶべき言葉なんでしょう。
　東京ってのは、日本の中の一地方ですよ。

　似たような話で、大阪の人に関西弁と大阪弁とかわち言葉と京都弁の違いを習ったけれど、ひとつもわからんかった。
　土佐弁、高知弁となれば、どうなんでしょうね。
　多分、第三者には理解不可能なんじゃないかな？

　青山智樹

＞田中香織世界
　これからは、先輩のみなさま方により一層の敬意を払って行動し、必要以上に偉そうに見られないように誠心誠意、気を付けたいと思います。

　って、べつにおれが普段、呼び捨てにしたりとかため口聞いたりとかしてるわけじゃないよねえ？？＞田中ちゃん〜！

　でも田中香織も野田令子も、若くて可愛い女の子だから許す。
　これが鈴木力世界だったり森太郎世界だったりしたら（以下略）

どさくさに紛れてオヤジ化しないでください。
オヤジに耐性ないんっすよ。あたし。

野田令子氏に関しては、「謝って欲しい」とは個人的には思いません。「訂正しろよ」と思っています。正直な気分としては。
nicheをねにもつのは結構ですが（まあ、何でもねにもって頑張るくらいでないと、大学院生の数が私の時代の数倍にも増えているに対して、ポストは全然増えていませんから、卒業しても研究者として生き残れないって事情もありますので）、しかし、その巻き添えで関係ない組織に関してデマが流れるのはいかがなものかと。
私も多少は大人なので、心配になってしまいます。

ごめんね、常識人で。

》それにしてものだ＠のだなのださんの土佐弁は（あれが土佐弁のつもりだとすれば）決定的にまちがっていると思いますが

宮尾登美子せんせいの書く土佐弁とは確かにえらい違いでしたが、世代の違いだろうと思って放っておきました。まさか、高知に住んだことのない私が「下手な高知弁」と言うわけにもいかんので。
ところで「土佐弁」と「高知弁」では、どっちが言葉として正しいのでしょっかー？

●三枝様：

「自分の間違いはけっして謝らない人」と「絶対謝らない人間」はたしかに全然違いますね。三枝さんが『野田令子氏に対して「絶対謝らない人間」だなどと、ただの一度も言っていない』ことは確認しました。「そう思っている」かどうかも三枝さんにしかわからないことでしょう。南里征典の世界で「けっしておじぎをしない男」と言えば、精力絶倫の男性を意味したりするわけですが下品な話題ですみません。

　それにしてものだ＠のだなのださんの土佐弁は（あれが土佐弁のつもりだとすれば）決定的にまちがっていると思いますがどうですか＞高知の人。それともどこかわたしの知らない地方の方言なのか。というわけで高知出身者として注意するのもむずかしいかも。

　サイファイ伝言板ではまず最初に、野田令子氏に対する「自分の間違いはけっして謝らない人」という評価が正しいかどうかを確認したほうがいいと思いますが、その前に「謝る」という言葉の定義が必要でしょうか。「間違い」と「自分」も定義したほうがいいかも。ああ、もちろん「けっして」と「人」も定義しないとね。そうすると残るのは「の」と「は」だけなので、もう完璧です。ってなにが。

ここに書き込みしようとしてしばらく前から頑張っていたんですが
どうして書き込み出来ないんでしょう。
これは成功するかなぁ……おそるおそる。

＞大森さん　書評をいただいたことのある『RED RAIN』なんですが
なんともう文庫になることに。ノベルスはあんまり売れなかったので
起死回生を期待したいところなんですけど……
ご批判の部分について改筆・加筆するかどうか考え中なんですが
基本的にはあのまま行こうかと。。。。

＞冬樹さん　先日は遅くまでありがとうございました。楽しかったです。
今月、西澤保彦さんと坂口さんをまじえて対談のお仕事があります。
また焼き鳥屋さん、行きましょうね。

ありがとうございました。
田村四兄弟は、とうぶんお亡くなりになりそうにないので
あせらずにゆっくり行きます。
でも、妻さんの位牌まであと１００歩！
とにかく先に、80才、90才の方優先ですすめています。

それから、九州の話題ですが、
早稲田演劇資料館で稲垣文庫を見てきました。
「無法松の一生」の有名な小倉太鼓を
妻さんが乱れ打つシーンですが、なんと、稲垣監督の字で
「ドンドンドンツクドンドンツクツクドーンドーン」と
リズムが書いてあったのには驚きました。
全部。すべての打ち方が。
このカタカナだけを見て、妻さん太鼓を打てたのかしら？
田村四兄弟にはまずそれを聞かなくちゃね（＾＾）。
では……。

私は１６８％でした。
まあ、「生涯一オタク」としては妥当なのか緩いのか、微妙な線でしょうか。
しかし

＞こんなレベルでくすぶっているような人ではいけません。
＞これからは受けでなく攻める方にまわるべきです。

とか、言われてもなあ。
出題されてる「わかるとダメな固有名詞」が出てくるアニメのスタッフ
だからなあ、ワシ。(^_^;;

ああ、でも、わからなかった単語の意味が気になるっ！

　大手の書店では、９／１２から店頭に並ぶところもあるようです。
　正式な発売日は９／１７。
　発行は南雲堂です。
　確か９５０円

2005年、新三部作完結後のＧ・ルーカス・インタビュー
ルーカス「お前らが邪魔にしたジャージャーは死んだ！　自ら死んでいったんじゃ！　これで満足か？　翻訳家！」

失礼いたしました。

絡まれた時には教えてくれというお話だったので。

私は野田令子氏に対して「絶対謝らない人間」だなどと、ただの一度も言っていないのに、サイファイ掲示板で、「そう思っている」と絡まれました。
言ってもいないことを責められても困ります。
なんとかしてくれませんか？

諸星＞そりゃまぁ、似てませんからねぇ。
三枝＞すんごく違うと言い張るんだよね
三枝＞土地の人間以外は、その違いわからんって。

　そりゃ、わからんでしょうねぇ。
（より正確には「わからんこともあるでしょうねぇ」かな）

　土地の人間にしかわからない小さな違いが、話の流れに（致命的に）大きく影響するかどうか、ってことが問題なんでしょうねぇ。

》そりゃまぁ、似てませんからねぇ。

土地の人間以外は、その違いわからんって。

三枝さん
＞博多の人と北九州の人って
＞「似たようなもんじゃん」って言うと、怒るんだよねー。

そりゃまぁ、似てませんからねぇ。

山笠仮面見参！(Ｃ)安永航一朗「県立地球防衛軍」

あ、いや、おもわずこれを思い出したもんで(^^;。
(そそくさ、と去る)

トーキョー生まれの人があ、トーキョー生まれの人があ、また自慢しているぅぅ。
どうせどうせ、宮城蔵王のおみやげ物売場でたった一言、
「これ、下さい」
と言っただけで、
「まあ、関西からお越しなんですね。遠いところから」
と言い当てられましたよぉ。あたしわぁ。
留守番電話の応答メッセージを聞いた実の弟に、「大阪弁だ」と、腹を抱えて半時間も笑われましたよ。ええ、ええ、ええ。
でも、ダメ人間度は５６％。青山さんよりダメではない。ふふん♪

　某社のゲラも終わるし（うらやましい？）。

■ジャー・ジャー
　はいいすね。あいつ好きですよ。こまっしゃくれたガキ
の三倍はいい。あんまり友達にしたくはないけれど。
　あとカエル食ったことがありますが、ちゃんと料理され
てるとウマイです。小骨、多いけれど、

■ダメ人間テスト
　ここで見かけて行ってきました。60.8%。
　うん、信頼度高いぞ。

　しかし、以前どこかで見かけたやつだと16%だったから
いささか劣るかも知れない。

■地域差
　って、三枝さんにしても、野田さんにしても、大森さん
にしても、箱根の向こうじゃん？　おんなじに見えるんだ
けれど……（ああ、また物議を醸しそうな……糸魚川構造
線にしといた方が無難だったかな？）

■ＳＦ者。んで、三枝さんへ。
　青山はどこへ出しても恥ずかしいＳＦ者ですが、無条件
に野田さんを信じているわけじゃないです。ま、そーゆー
人もいるでしょうが。
　いささか一般論じみますが、いわゆるＳＦ系掲示板での
揉め方みてると「あ、またやってるよ」って印象しか抱き
ません。
　わたしゃ似たようなこと20年もやって疲れた。

■そうか。ヒューゴーか。
　ロスで「ドゥームスディブック」にサインしてもらおう
とコニー・ウィリスのオートグラフに並んで下手くそな英
語で「この本、日本から持って来たんですよ。重かった」
と言ったら
「あなたがこの本訳したの？」
　と訊かれた。なぜ？

▼大森望さま

　ヒューゴー賞受賞おめでとうございます、と言ってもいいのでしょうか？（笑）

　って、訳す予定あるの？

「似たようなもんじゃん」って言うと、怒るんだよねー。

　山笠なあるけん、博多たい！
　約３０年間の間、ずっと九州男児をしてきている私ですが、以下略。
（以下略なら、出てくるなよ＞オレ）

「ＳＦ者」って言い方は、まあ、ＳＦの人が御自分がその専門でもないにもかかわらず、こちらより野田令子氏の言い分の方が「無条件で」正しいと思ってらっしゃるようなので。
判断基準もなくそう思うのならば、やはり「ＳＦ者」同士という責任範囲で「無条件信用」をやっているのではなかろうか、と。
「無条件信用」をかしつけるコミュニティなんかだと、外部の人間に対しては、その信用によって生まれた「デマ」などの責任はとってもらわないと、ちょっと外部的には迷惑なんですね。

えーと、家裁調停離婚ってのは、たいてい女性側からやるものです。他の地域でも同じ仕事をやってみて、比べての感想でないと。

九州の女のイメージに関しましては、九州の男からはあんまり反発受けたことないですがね。
成員の５０％が九州人、２５％が関西人、あとの２５％が中国地方出身のコミュニティにしばしいて、その時この物言いは大変多くなされたが、【そこの出身者以外うなずかない】という、大変面白い現象があったので、「高知の女うんぬん」ってのも、似たような言い方ではないかと思いました。
高知で学生時代をすごした部外者の人から、高知の女性に関するコメントってのは、あまり出ませんね。家庭生活を一緒にしないとわからないような性質の場合、しばしば男性が「女ってものは」と言うときと同じように、本人一般論のつもりで、自分の知っている女性、母親とか妻について話しているにすぎないのかもしれません。
女性って、一緒に暮らしてみると、男性が思っているより強かったり、しっかりしていたりするものかもしれませんし。

●なめたらいかんぜよ。などという女性はいませんが、

「いごっそう」に対して「はちきん」という言葉があるように、「土佐の女は強い」というイメージは一般的に存在しますし、たぶん「高知出身の女」の方からも、（一般論としては）大きな反発はないと思います。
　あの文脈で離婚に言及したのは、高知では女性主導で離婚するケースが多い印象があるからです（これは、妻が夫をひっぱって家裁にやってくることが多いという、家裁の調停委員をしていたうちの母親の証言によって補強されていたりします）。
　つまり、大森の発言は、高知出身者という立場からのものです。それが「根拠」だと言えなくもない。

　まあ、もともとここで唐突に地縁が出てきたのは、三枝さんの「「ＳＦ者」の責任で」に対するギャグだったので、どうでもいいことではあるんですが。

　それを受けて、四国の女性に対する個人的なイメージを三枝さんが語ることは全然問題ないですね。しかしなぜ九州？　近いから？　とかそういう疑問が九州出身の女さんの出発点じゃないかと思いますが、「根拠のない発言に、根拠のない発言で答えただけ」と言われると、根拠のなさにも多少の差があるのではないかという気はします。

●カエル男

　大森も某所で、
「最大の攻撃対象は、ＣＧＩキャラのジャー・ジャー・ビンクス。ＳＦ映画史上、観客にもっとも憎まれたキャラクターと言っても過言ではあるまい。」
　と書きましたが、内容が同じでもこのあたりが柳下毅一郎との差だね。「観客の誰からも愛されてない」とか言っちゃダメでしょう（笑）

　しかしジャー・ジャーを愛してる人のほうが暗黒面は強いのでは。

●ダメ人間

　大森のダメ人間テスト結果は、155.2％でした。信頼性に欠けるテストでは。
　じゃあ、日下三蔵になったつもりで受けてみようと思ったら、200％を軽く越えたので、わかりきった結果を確認するには使えるかも（笑）

●月形龍之介
「バンツマ×月形通信」 ありがとうございました＞中田様。実物は一段とラブリー。でもぱくられる心配はないと思います。某所には電話とメールしておきました。編集長的には「月形龍之介」というだけでウケてましたが（笑）。
　それにしても田村四兄弟インタビューですか。すごすぎ。レポート楽しみにしてます。がんばってください。でもお体はおだいじに。
　カムイさんにはしばらくお目にかかってないですが、さいとうよしこともどもよろしくとお伝えください。

大森さん、あまり初心者を誉めないように。
舞い上がって三日も寝込んでしまいました。
道は長いので地道にやっていきます。
ただ、月形本のカバーに私の名前だけ入れてもらえるように
交渉します。
ところで、もともと74歳以上向けに作ったＨＰなのですが、
高齢の方はまだどなたも来てくれません。
74歳以上が集まっているところはどこなのでしょう？
そこに行って書き込みをしてきたいのですが……。
やはり老人ホームのＨＰ？
う〜〜ん。ちょっと探してきます。
では、８日からまた取材で京都です。行ってきます。

》三枝さんならなんの根拠もなしにこんな言いきりはしないと思いましたので、質問しました。

文脈、私が誰と話しているか、つまり、その発言はどの発言に対するコメントであったのかを、考えて下さい。

私は大森さんに話したんです。
具体的には、「つないどくのもむずかしいと思います。人口あたりの離婚率はたしか全国一だし」といった大森さんにです。
大森さんの発言は、「離婚率の高さは、女をつないでおくのが難しいということの証明」であるという考えと、自己の経験から導き出した「高知の女性なるもの」への印象から成立していると思います。

しかし、「離婚率の高さ」は通常「結婚費用の低さ」と比例すると言われていたりするのが現状だったりするんですね（笑）。女性の性格とはあまり関係がない。 むしろ文化的事情でしょう。
もし、そう考えないとしても、離婚とは男女でするものなので、離婚率の高さは単に、「男が簡単に妻子を捨てられる」という文化である証明なのかもしれません。

まあ、その程度の根拠でものを言っても良いのならば、確かに「四国の女はなにするかわかんないし、九州の女はあくまで良い女で男のいうことは良く聞くし」といった応答です。
冗談にしかならない物言いに、冗談にしかならない物言いが返されただけですね。

九州出身の女さんは、文脈の読めない方ですねぇ。
でも、その生真面目さ、九州出身者って感じがしてグーっすよ。

三枝様
＞九州の女なら男のいうことは良くきく割に、いざとなったらどこの女より役に立＞つんだが。

この発言の根拠、及びそう確信するに至った理由を教えてください。

男のいうことは良くきく割に
とは？

いざとなったらどこの女より役に立つ
の「いざ」ってどのような時なのでしょう？

三枝さんならなんの根拠もなしにこんな言いきりはしないと思いましたので、
質問しました。

》というわけで、その例だと、「四国」というより「高知」と呼ぶべきでしょう。「土佐」でも可。
》ま、なにしろ『死国』の舞台ですから、異界と思えば腹も立たないというか（笑）

土佐を勝手に「異界」と言ってはいけません。「異界」と言う時は、四国全体をさします。これ、江戸時代の常識。
「異界」という考えは、私のオリジナルではないんです。
なにゆえ、お遍路さんがまわるのが四国全体であるのか考えてみると良いです。
四国は要は島であり、海という決界を有していた。

市川森一が脚本、役所公司が主演で、以前ＴＶで「幽婚」というドラマが作られたことがありました。
主役は二つの橋を渡って四国のとある村（その設定では香川県、しかし香川県に村は一つもない）に入ります。一つ目の橋は瀬戸大橋、もう一つがかずら橋（御存知の通りかずら橋は徳島県のものが有名）です。つまり、水で区切られた異境に入るわけで、橋を渡るという行為が、異世界に入ることであると執拗に思わせる演出がなされておりました。
で、大部分の人にとっては、もう見ることもできないでしょうから、ネタを割りますと、ヒロインの婚約者は、だから逃げ出す場所が「瀬戸大橋に入る手前」でなくてはならないし、主人公は二つの橋を越え、滝の落ちる場で探し求めていた女と結ばれなければならない。
参考までに、主役の職場は名古屋市内、栄の近くに設定されておりました。

いきなりオレの名前が出てるので、いったい何ごとかと。
がーん!!ですわ。

>準拠世界を野田世界に変えると堺さん、志村さん、尾之上俊彦さんが
>年上になります。

これは、のだれいこによると、オレのほうが大森先生より年上
ということなのでしょ〜か？

＞ジャー・ジャー
　なんでも『ぴあ』編集部内にもジャー・ジャー好きの女の子とかいっぱいいて、あの原稿は非難囂々だったとか。世も末だね、つーか暗黒面弱すぎでしょう。

＞世界Ｔ
　いちばん哀れ、つーかナニなのはみらい子ではないかと思ったことである。つーか、衆目の一致するところ、みらい子と三村美衣は同い年らしいぞ（笑）。
　堺が若いのは添野に引っ張られているのではないか、との説あり。

＞堺三保さま

>いろんな人の年齢を考え合わせた結果として、ああいう混乱が生じて
>いるだけでは＞冬樹さん

　ああ、なるほど。エッシャーの「滝」みたいなもんですな。局所的に
見るとまるでつじつまが合っているかのように思えても、滝の落下先と
滝の水源とにリンクを張ってしまうと、全体が狂っていることが誰の目
にもあきらかになるという感じですか。林さんも森さんもそのあた
りの面白さはよ〜くわかってらっしゃるってことですね。

　冬樹的世界ってのも、ああやって表にしてみると珍妙なものになるの
だろうなあ（^ ^;）　そうやって全体構造の矛盾が浮き彫りになった冬
樹的世界を見ても「どこがヘンなの？」と私が言い出したら、然るべき
病院に連絡して私を救ってやってください、堺さん。

こんにちは。おじゃまします。

三枝様
＞そうか、四国じゃな。

南国の人間は北国のようなシビアな環境におかれてないので
我慢や妥協となかなかお友達になれないのですぅ。
（↑但サンプル：私）

『ぴあ』関西版の柳下様の記事中には“観客の誰からも愛されてない
ジャージャー”と書かれてありますが、ページをめくると、
「好きなキャラクターはジャージャー」って人が５人中２人もいるんですけど
これはいかなることでしょう。

ROLLYの文を読んでから観たので、ジャバ様御出座のシーンで
一人でうけていた私……。

ところで、『パラサイト』で盛り上がっているという奇特な掲示板
とかはないですかね？
……ないですか、そうですか……

　高知出身の作家なら、「板東眞砂子」じゃなくて「坂東眞砂子」じゃないかと思いますが。
　ちなみに坂東さんは大森の出身高校の三年先輩なので、のださんの先輩でもありますね。
　西原さんのほうは、西澤さんが教えてた女子高を中退になってます。ああ、なんて狭い世界。
　というわけで、その例だと、「四国」というより「高知」と呼ぶべきでしょう。「土佐」でも可。
　ま、なにしろ『死国』の舞台ですから、異界と思えば腹も立たないというか（笑）

は、オレ的にはオッケー（笑）だったので、ぜひとも
世界Ｎの報告書を早くアップしてください＞林さん

なるほど。
うーん、四国なら仕方ないな。四国は異界っすから。思わぬことが起こる。
うちの職場の同期の奴で、結婚したけど姓が変わるのが嫌で籍を入れていないってのも、そういや高知ですわ。
九州の女なら男のいうことは良くきく割に、いざとなったらどこの女より役に立つんだが。
そうか、四国じゃな。

いや、それは田中さんが私を異様に若く観ているということではなく、
いろんな人の年齢を考え合わせた結果として、ああいう混乱が生じて
いるだけでは＞冬樹さん

大森日記読んだときは愕然としましたが、こと大森さんと私に関して
だけ、他の人との関係性を抜いてしまえば、
大森さんは「実年齢どおり」だし、
わたしゃ「実際より３つ若い」だけ、
でんがな。やれやれ。

いや、確かに、お気の毒としか言えない人も大勢おられますが。
しかしするとアレですか。
わたしは「リアリティのない家に住むリアリティのない年齢のオヤジ」
なのでせうか。近所の子供が怯えるのも当然だな。（実話）(-_-)

ノートにメモはしておりませんが（笑）、確かに検索が二度手間です。
登録するのが面倒な方、「くら」と「さか」に分けて変換してください。
「くらさか」だと間違いなく「倉坂」になります。もう慣れましたが。

＞林＠不純粋科学研究所さま

▼田中世界

　大爆笑。それにしても、堺さんが異様に若いのが解せません。塩澤さんと
同じだなんてことがあるものか（笑）。

　私は実際より若く思われているようで、めでたいことです。それにしても、
浅暮さんと同じだなんてことがあるものかヽ(^o^;)ノ。五十年代生まれと六
十年代生まれとでは、宇宙開発と宇宙企画くらいちがうでしょう。小浜・三村
夫妻が四つ離れているってのもすごいですね。

　なーんとなく、やっぱり作風や文体による印象の影響が大きいような気は
しますね。ナウいヤングにモボに見てもらうためには、もう少しハイカラな
トンでる文章にしたほうがよさそうだなあ。

●田中香織的世界

　ごくろうさまでした＞林さま
　高橋良平・火浦功が60歳と言われては、もう黙るしかないっていうか。
　笠井潔が野阿梓より年下っていうのも、オレ的にはポイント高いかも。

　ま、これを見てると、人はそれぞれ違う現実に生きているのだなあということがよくわかりますね。違う現実同士が衝突しないかぎり、それで不都合はないわけですが。

　客観的現実バージョンは、生年範囲百年、収録人数五百人にまで拡大したやつを制作中なんですが、β版公開はもう少し待つことにしましょう。

●三枝様

　いや、のだ＠のだなのださんにからまれていたとはちっとも知らず、失礼しました。のださんは忙しい三枝さんにからまないようにしてください……と、とりあえず高校の先輩として注意しておきましょう（笑）
　しかし高知の女性にそういう注意が通用するかどうか。つないどくのもむずかしいと思います。人口あたりの離婚率はたしか全国一だし＞高知県。それに、のださんにはこないだ先生になってもらったばかりなのであまり強くは言えなかったり。
　もし万が一、次に「からまれた」ときは、すぐに教えてください。

》おたがいに無視し合うのがいちばんだという気はしますが……。

向こうから絡んでこられたんでね。それが今回のような、人に迷惑をかけるデマだと、まずいですな。

だいたい、ｎｉｃｈｅに始まって（普通の英単語ですな。どう考えても）、こっちから何か言い始めた試しはないもんで。あたしにはどうしようもありませんな。
親しいんだったら、大森さん、迷惑なんで繋いでてくれませんかねえ。
ホント、学生は暇なんでしょが。
こっちゃ、目があろうがなかろうが、現場にニーズがあればペーパーが書けなさそうな研究でもとりあえずやらなきゃならんのに、一方昇格転職のときゃあ、そんなこと抜きで評価が出るんで、だいたいみんな二重三重にテーマ抱えて大騒ぎしとるもんで。
絡んでこられないんなら、ありがたいこってす。

＞大森望さま

)アオガエル（アマガエル？）だったようです。今週の《週刊宝石》には写真のよう
)なものが載ってました。問題は残り半分のカエルがどこに行ってしまったかです。

“のようなもの”ってのがいいですね（笑）。アマガエル科の種を見まちがえたの
でなく、ほんとうにアオガエルなのであるとすると（記者がカエル鑑定士を呼んで
写真鑑定したとは思えませんが（^ ^;））、本州にいるのはシュレーゲルアオガエ
ルかモリアオガエルといったところでしょう。なるほど、嵐山にはいかにもたくさん
いそうです。カジカガエルもアオガエル科ですが、あれは緑色してませんしね。

　下半身のほうが圧倒的に“食いで”がありますから、そちらが当たった人のほう
がラッキーでしょう。イオン化傾向がかなり異なる金属の箸で牛めしを食っている
と、丼から跳び出してくるかもしれません。そんな箸は使いませんかそうですか。

　右半身と左半身に両断されている場合や、手練れの者に袈裟懸けでばっさりやら
れている場合なども想定しておいたほうがよさそうです。なぜか上半身ばかりが立
て続けに発見されれば、なかなかのミステリですね。白菜を切る機械の構造がわか
れば謎が解けるかもしれません。カエルはあとずさりができないので、刃が回転し
ていたり落ちてきたりするような場所にも前から跳び込んでゆくはずで、白菜を詰
めている工場では機械の特定部位にカエルの下半身ばかりが山のように溜まってい
たりして……（^ ^;）。

付記：
 田中世界では、堺さんは大森さんの5つ下です。お間違え無きよう。
 大森さんが敬称で呼びかけるべき方は、志村さん、日下さん、
 山岸さん、小浜さんあたりです。
# いや、単に堺さんを人間として尊敬しているということなら
# それはまた別の話ですが。

 準拠世界を野田世界に変えると堺さん、志村さん、尾之上俊彦さんが
 年上になります。

というわけで、例の「田中世界」をアップしました。（ウェブサイトから飛べます）
まだ暫定版なので順次改定するつもりです。また、野田世界、岡田世界、
平野世界についても近日中にアップします。

一部では、次のＳＦセミナーは田中世界準拠という噂があるので、ＳＦセミナー
参加予定者はひょっとしたら予習しておいた方が良いかも。

３０日に有給とって渋谷フラついてたら、あやうくヒロミゴーの（自称）ゲリラライブに
巻き込まれかけるとこでした。（マスコミ関係者に告知しといてゲリラもないと思うが、
単に警察無届け道路占有って意味なんだろーか(笑)）
槙原のＣＤ回収するヒマがあるんだったら、アッチッチの方がよっぽどハタ迷惑なのでな
んとかすればー、と思う今日この頃。こっちも好きこのんでガングロねーちゃんたちを蹴
り飛ばし突き飛ばしして、渋谷のマツキヨ前から駅までたどりついたわけではないのでし
た。
（まあ、そもそもは「渋谷東急」の古本市ってことで、ろくに確認もせずに「東急本店」
にいってしまうこっちが悪い、と言えなくもないわけなので、ページやら掲示板の記載
にはきをつけましょう。新宿紀伊國屋の「本店」と「南口店」みたいなもんです）

てなことよりもなによりも、あたしゃ、『ローランド・レフトのすってるタバコは、ロン
グピースかショートピースか？』ってのが気にかかってしかたがないのでした。
（あ、いかん。つい「ローランド・レフト」を「アーノルド・ライト」と書いてしまうと
こだったぞ(笑)）

●ＵＳゴジラの小さいやつ
　それではDASACON3の賞品ってことで、タニグチさまには新幹線で西へ運んでいただきましょう。飛行機も可。

●天使対悪魔
　日ごろから固有名詞（とくに人名）の表記に気をつけているのですが、今回はどうもわたしの魂の一部に混入した天使成分が誤変換を招いたようです＞星☆さま。天使的行動ってやつでしょうか。お詫びして訂正させていただきます。わるもの修行の道は険しい……。

　まあしかし、あのみのうらさんを泣かしたのでよしとしよう（笑）。およそ非論理的な言い訳が書いてあるあたりに動揺ぶりがうかがえます。

　ところで、固有名詞誤表記と言えば、最近目につくのが、「倉坂鬼一郎」。ご本人は寛容なように見えますが、意外と執念深くてノートにメモしたりしてるかもしれないので、心当たりがある人は気をつけたほうが吉。

●血液関連
　サイファイ伝言板を使っていただいてＯＫです。
　おたがいに無視し合うのがいちばんだという気はしますが……。

●野尻さん
　だいぶん相互理解に近づいてきたようですね。
　今後は翻訳の科学的間違いを指摘されても、
「バカ野郎、こう見えてもオレは宇宙作家クラブのパーティに出たんだぞ」といばりちらしたいと思います。

　今月のＳＦマガジンのグラント・キャリンは読みました。訳文を見るかぎり、「翻訳がひどい」「日本語がこなれてない」とは思いませんでした。
　どっちかというと、「（登場人物の）口調が合ってない」って感じでしょうか。まあ日本の宇宙飛行士の口調はよく知らないのでいいかげんな印象ですが、宇宙作家クラブのパーティに出た人間が言うことなんでまちがいないでしょう。
　野尻さんはこの発言によってずいぶんたくさんの人を敵に回してしまったわけですが、まあ宇宙作家クラブの会員ですからだいじょうぶですね。

●カエル牛めし

　アオガエル（アマガエル？）だったようです。今週の《週刊宝石》には写真のようなものが載ってました。問題は残り半分のカエルがどこに行ってしまったかです。運がよければ、あなたのキムチ牛めしに入ってるかも。アタリが出ればもう一杯。
　しかしカエルは毒があるんですか。

●ペプシボトルキャップ
　うちはあと、Anakin(2)と、C3POだけです。
　飯野文彦さんは、わたしに無料で一個送ってくださったすばらしい人格者ですが、飯野さんのような人格者が世の中に少ないのは嘆かわしいことだと思います。
　ペプシと言えばクラークが飼ってる犬の名前なので、宇宙ＳＦ作家の人はこぞってペプシ1.5リットルを飲み、非科学的な宇宙映画の登場人物のキャップを大森のところに送りつけていやがらせをするとよいと思います。あ、でもクラークなんて所詮過去の作家で、日本が誇る宇宙ＳＦ作家の野尻抱介氏によればと書いてるとまた写真を送らなきゃいけなくなるのでやめよう。

　あ、いまいいことを思いついたんですが、残りの写真はAnakin(2)およびC3POのボトルキャップと引き替えというのはどうですか＞野尻さん。秘蔵の箱根ムフフ写真をつけてもいいっす。

　ところでのだなのだ掲示板NEOにおける、のださんの「PEPSHI」という表記はわざとなんでショッカーーー。

●野間美由紀さん
　では今度、堺邸にご案内します。わたしは中に入る勇気はありませんが野間さんならだいじょうぶでしょう。
しかし、「犯罪者の部屋とか犯行現場とかの作画資料」にはならないと思います。
「いくらなんでもこんな部屋に住んでる人間がいるわけがない。リアリティがない」と編集者に却下されることでしょう。

　西澤さんの新刊はまた思いきり暗そうですね。でもあのあとがきはどうかと思った。読者との距離感を考えたほうがいいと思います（笑）。

＞野尻さん
＞＞何度でも言いますが女子高生をかどわかすあんな美形の気象予報士はいないしいたら許しません。
この話わかる人、少ないですって。(笑)
ただ、「仕事場で僕がモデルじゃないの？　と言われました」という内容のメールは
気象予報士の方から二通ほどもらいました。をいをい。(^^;;;;

ところで、ご本人の報告によると、西澤さんは後二ヶ月ほどでパソコン入手＆ネット接続
とのことですので、西澤さんがまだの今、対抗されてもあまり意味がないような気がします。
西澤さんが来たら、とっくりやりましょうよ。(^-^)

＞堺さん
はじめまして。堺さんも大森さんのご近所だったんでしょうか？　それでしたら
私とも徒歩圏内かも知れません。どうぞよろしくお願いいたします。