用語集 あ−お |
青道(あおみち) Bule Lined Area
公図上での水路,あるいは水路であった場所。昔は青く塗ることが義務づけられていた。通常は道ですらない。
赤道(あかみち) Red Lined Area
公図上で赤く塗られる(現在は着色義務はない?)里道。道路法制定時に市町村道になれなかった小道を指す。赤く見えるケースはたぶん希。
赤水(あかみず) Red
Water
給水栓が黄褐色に着色していたり,または赤褐色に濁っていたりする現象。給水栓での異常は鉄に由来するケースがほとんど。
アロケ allocation
一つの事業が複数の補助事業の対象になる場合や,一部分については補助対象にしてもらえない場合などで,一つの事業費を複数の事業費に割付けること。比率をアロケ率と呼ぶ。私は一つの工事費を9つに分割させられた経験がある。
アンチモン Antimony
元素の一種で水道水において水質基準(監視項目)が設定されている項目。ヒ素と同属で共沈が可能らしい。
イオンクロマトグラフ
Ion Chromatograph
イオン交換カラムを用いた高速液体クロマトグラフの一種。高速で多数の無機項目を測れ,多数のサンプルがある場合に有効。
井戸水源(いどすいげん)
井戸により地下水をくみ上げ水源とする,その水源のこと。
色水(いろみず) Colored Water
給水栓水が着色する現象。赤水が有名であるが,白,黒,青,緑,ピンクなども報告されていて,そのほとんどは給水器具に起因する。
飲供(いんきょう) Water
Supply Facilities
飲料水供給施設の略称。水道の定義をもっともよく説明している名前がついているが,水道法で謳う水道の定義からは外れている。
ふき取り掃除などに使うぼろ布のこと。語源は Waste らしい。
ビールを飲むこと。泡を吹いてのどを潤すためと思われる。
右岸(うがん)
川の流れの方向を見て右側に位置する岸のこと。私は間違えて覚えていて恥をかいた。
埋殺し(うめころし)
使用済みの配管などを放棄して使用しなくすること。工事の時にこれが出てくると,生きているか死んでいるかわからないので非常に困る。エアモルタルなどで中を詰めない場合,陥没事故の原因になることも。
石綿セメント管の俗称。「エタニットパイプ」の略。
塩素消毒(えんそしょうどく)
水道法において,給水栓水で保持すべき残留塩素の量が規定されており,厚生省の通知によって,水道水の消毒には塩素剤以外の使用を認められていない。
黄金(おうごん)
し尿,それもふれっしゅなやつのこと。衛生工学用語ではあるが水道用語ではない。食事中の人,済みません...
お経(おきょう)
各種の報告書や申請書の頭書きなどで,至極最もかつありがたいことが書いてあるにも関わらず,だれも真剣に読まない部位のこと。
おそれ That's
as maybe
あらゆる可能性についてカタストロフィバイアスを協調する目的で使用される政治・行政用語。
オゾン処理(−しょり) Ozonation
酸素より生成する強力な酸化剤,オゾンの力で,水中の可酸化物質を酸化分解する処理。強力だが,それゆえの配慮が必要な技術。
汚泥(おでい) Sludge
浄水処理の過程で原水から取り除いた水の不純物を濃縮したもの。雰囲気はばっちりで良い名前ですが,実際は,べつに汚くない場合もあるのです。
親元(おやもと)
出向者の出向元のこと。出向者の立場は親子(親が出向元,子が出向者)に似ている。