8月13日 続き
 観光の後いよいよスプレンダー.オブ.シーズに乗り込みました海賊のような雰囲気を出した船員さんが陽気に迎えてくれ、記念撮影です。
 船に乗ると直ぐ荷物を片づける暇もなく避難訓練の練習をします、船室のテレビでは避難訓練のやり方を繰り返し放送しておりました。
 七つ短く、一つ長く鳴ると、戸棚にあったオレンジ色の救命具を身につけて、4Fまで階段で下りて集合、私達の船室は8階の038室なので8番のグループになります。
 混雑の中を押されながら、止まらずに八階まで歩いて階段を登るは辛くて、足が棒のように感じました。
 飛行機を降りてより、涙が止まらず、目が赤くて目やにが沢山でます。
サングラスを掛けて誤魔化してきましたが、痒くもあり、痛くもあるので、チャンスとばかりに船医さんに見てもらいに行く。  
 患者第一号です、若くて優しい先生曰く「ミゼラブルな目」だそうです。
 英語がつたない私が間違えるといけないと、親切に図を書いて目薬や軟膏の付け方を説明してくれました。
 点眼剤は八時間毎に二滴目の中央にさす、それと寝る前に下の目蓋を折り返して、其所に目頭から目尻にかけて塗る軟膏を頂く。
 この軟膏をさすのが大変です、鏡の前でないと眼球を傷つけそうで上手につけられない、べたついた軟膏を目に入れると目が見えない、後は手探りでベットに辿り着きます。
 「困ったことがあったら何時でもいらっしゃいと」と、先生は言ってくれたけれど、診察料とお薬代で174ドル、保険に入っていて良かった。

8月14日
 夜が明ける前から部屋のデッキに出て、朝日が昇るのを待ちかまえました、二度寝をするつもりで寝間着のままです。
 暗闇から少しずつ変化していく光の変化は感動的です、水平線に太陽が顔を出し海の波も、空もゴウジャスに....夢中でカメラを押し続けました。
 今日の予定は一日中クルージングなので、4階のエレベーター前に集合して船内を案内して貰いました、広くて迷子になりそうです、食事をするところと、自分たちの船室だけは何とか確保したつもり。
船内観光と催し物
9時   ショッピングエリア<五階>
9時半  タキシードレンタル<五階>
10時  ナプキンのたたみ方教室<四階>Scooner Bar
10時  写真展示場<六階> 船内で移して貰った写真は此処で買います
10時半 メレング フイットネス、<九階>プールサイド
10時45分 ビンゴ<五階>トップハット ラウンジ
13時   セクシーな足の男性コンサート
16時半  ウオーク ア マイル<十階>ロッククライミングの壁
20時   写真撮影 4.5階中央
 (音楽とダンス)
*ライブバンド&DJ 
  12〜1:15PM  3:30〜4:15PM  4:30〜5:15PM 
  8:15PM〜9PM
   <九階> プールサイド
*ダンスミュージック
  6〜7PM  7:15〜8PM  8:15〜9PM  
   <四階> シャンペンテラス
 5時半より船長主催のカクテルパーティが5階のトップハットラウンジであるので服装はフォーマルウエアーです。
 出発前に、日本人は着物を持って行く方もいらっしゃいますよ、と聞いていただけに、肩を出した正式のドレスを着た方、スパンコールなどでキラキラしている等、目を奪われました。
でも私のように、街着に毛の生えたような方もいらっしゃいます。
 夕食の後4階シアターでモ−タウンショー、ソウル音楽、ブルースなどを楽しみました。
 カジノを抜けたところにあるこのシアターでは、毎晩様々なショーが催され、夕食後から寝るまでの時間を楽しく過ごしました。 

 8月15日(祭日)ピレウス港
  船の振動は心地よい眠りをもたらします、久しぶりに熟睡出来ました。
 部屋のデッキから朝日が昇るのを又見たくて夜明け前に目を覚ましカメラを構えた。
 他にも同じ考えの方達がいるようで、カメラの音が聞こえてくる、寝間着のままなので慌ててしまった。
 昼食後に4階エレベーター前に集合して寄港地一号です、胸が高鳴ります。
 シーパスをしっかり持って、(パスポートは乗船するときに預けて、代わりに頂いたシーパスが総ての身分証明書です)桟橋の下のてんとを通り、ピレウス港に降り立ったときは、飛行機から降りるのとは又違った、旅人になった気持ちです。
 観光の予定「アクロポリス、バルテノン宮殿、博物館〜オリンピック競技場〜大統領官邸〜国会議事堂〜プラカ地区」
 アクロポリスに着き、バスから降りると途端に想像以上の強烈な暑さです。
 パソコンの前で、今思い返すと、本で読んだことはあっても、目の前に見た時のパルテノン宮殿の不思議な光景に感動を覚えますが、あの石段を登ると言われたときは<どうしよう?参ったな〜>と、考えてしまいました。
 オリンピック競技場は皆さんが降りて見にいらしたのに、私はバスの涼しい中から見ただけでパスしました。
 でも、多分大統領官邸の前だと思うのですが、衛兵交代が余りに可愛らしくて、歩き方が変わっていて、写真を撮りに暑い中に降りていきました。 
 プラカ地区で銀製品を買い、喫茶店でフラッペを飲む。
今夜のタオルの芸術作品は、オットセイ? スワン?