エーゲ海、トルコクルーズと北イタリアの旅

第一日目
8月11日(金曜日)
 7時47分のひかりにて出発、東京駅で成田エキスプレス15号に乗り換え第二空港へ。
アリタリア航空787便13時05分に乗る、所要時間12時間30分、余り乗りたくない飛行機です、不潔だし、電気系統の故障でリモコンが上手く動かない、毛布の予備もなかった。
 座席の前の女性がエアーアテンダントに数回注意されても外の景色を見たいと窓を閉めてくれないので昼間の明るさ、眠らないといけないのに眠ることが出来ない。
 ミラノの道路には駐車してある車が多い、道路上に青い線で描かれている駐車場所は有料、黄色い線の所は無料、縦列駐車をしてあって、間隔無く車は詰めておいてあり、出るときには前後の車のバンパーに当てて動かしから出発する必要があるからサイドブレーキを引かないで置いてあるのだそうです。
 ホテルのCNNテレビでイギリスでテロリスト20人以上が逮捕。 アメリカ行きの飛行機で同時テロを計画と騒いでいた。


   8月12日 土曜日(曇り、小雨)
 スフォルツア城の堀には丸い石の砲弾が積み上げられて小山になったのが数カ所有る。
 今日はかの有名な最後の晩餐の予約をしてあり、時間に凄く厳格なのでそれに合わせての行動です。
スフォルツア城〜場内博物館〜サンタ.マリア.デッレ.グラッツエ教会内の「最後の晩餐」〜スカラ座〜ミラノ中央駅〜ベネチア〜ゴンドラに乗る。 
 最後の晩餐のチケットです、裏にはバーコードと日にち時間などが書いてあり、6.30ユーロになっております。
 各人チケットの絵は違っております、主人のチケットが偶然にもダビンチコードで話題になっているヨハネの絵でした。
 ヴェネチアにはミラノ中央駅から汽車でまいりました、発車間際までプラットホームが決まっていなくて日本とは違います。
 鉄道沿いは侘びしい佇まいの家が多い。
「特に屋根瓦がぼろぼろね」と言ったら、添乗員さんが「日本と違ってイタリアでは町の古さを大切にして、使い物にならない瓦だけを一枚ずつ取り替える」
のだそうです、アパートの窓には鮮やかな緑色の日よけやカーテンが目についた。
 ヴェネチアに近づくと、辺りが水、水、水、其れには驚きをとおり過ぎて感動です。
汽車から降りてホテルまでは水上タクシーに乗る、聞いてはいたけれどホテルの裏まで水上タクシーが行く。
 チェックインをすまして夕食までの時間はゴンドラに乗る。
 歌手とギターリスト付きのゴンドラ、狭い水路では声が綺麗に響きわたります、橋の上に観客が集まっていると、歌手は俄然張り切って歌たいだします。
 船着き場に帰り着いた時に、待っていた私達のガイドさんに「7曲も歌ったよ。」と自慢していたので、特別だったのでしょう。
 ゴンドラが狭い水路を奥に入っていくと、流れもなく、空気の流通の悪いところでは、トイレの匂いが酷い。
 とある古い煉瓦造りの建物の上階で、歌声を聞きつけて父親らしい人が少年をだいて窓枠に載せた、どうも足が悪いように見受けた。
 船着き場に帰り着いたときにはもう薄暗くなっていました。
 Caravellaが今日のレストランです、夏用のお庭での夕食会は大きな白いパラソルの下にてムードがあって素敵です。
 途中から激しい雨が降ってきて、パラソルの下に入り切れていないお客様達は慌てて移動しました。
 椅子を移動しても水滴がかかる所もあるので、私の並びの女性客に店長さんが毛布持ってきて肩に掛けてくれた。
 ガイドさんがホテルから持ってきてくれた傘は二人で一つ、雨に濡れた路地裏をホテルまで帰るのはロマンチックでした。 

8月13日 日曜日 晴れ
 サンマルコ広場〜ドゥカーレ宮殿〜サンマルコ寺院〜リアルト橋〜昼食Antico Pignolo~クルーズ船スプレンダー.オブ.ザ.シーズ
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 夜明けを見たくて一人でホテルを抜け出しサンマルコ広場へ、広場はコンサート会場の準備の為に椅子やテントで埋まっておりましたが、水辺の方角に綺麗な朝日に染まった景色を見ることが出来ました。
 ホテルのボーイさんに地図を書いて貰ったのに、ホテルに入る路地が見つからず三度も人に尋ねてやっと到着、朝食の時間に遅れて主人に大目玉を貰いました。
 観光案内の方のお話し
< サンマルコ寺院の絵はガラス絵です、400年かかって作り上げた物だそうです。サンマルコのシンボルは羽を持ったライオンです。サンマルコが守護神になったのは、彼の遺体をエジプトから箱に隠してその上に豚肉を載せて船で運んできてからです。>
 日曜でも観光地ベネチアは沢山のお店が開いていたが、お店によっては11時頃にお店を開いて、12時にはもう昼休みに入っている。此処の習慣?それとも夏休みムードなのか?
  路地に布を敷きその上に似せブランドを並べる人達が数人います、彼等が慌てて品物を敷物の布で包んで退却するのであれ?
と、思ったら、二人の警官がお喋りしながらのんびり歩いてた。
サンマルコ広場〜ドゥカーレ宮殿〜サンマルコ寺院〜リアルト橋〜昼食Antico Pignolo~クルーズ船スプレンダー.オブ.ザ.シーズ  
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