産声をあげるまで
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鉄塔建設現場の人々へ

腕金取り付け前
(組み立て中の新京葉線−71と仮71)

 ついに、鉄塔を組み立てている現場を目撃することができました。

 右側が、新京葉線−仮71号基。左側が、組み立て中の新京葉線−71号基です。まだ腕金のついていない鉄塔は、その天辺に玉掛け用のクレーンをつけています。このクレーンで、腕金を吊るして持ち上げるのです。
 この日は12月20日で、生憎の曇り空。腕金の取り付け作業は午後から始まりました。
 なお、既に何回か「新京葉線」の写真をご覧頂いていますが、この工事の名称は、
  『新京葉線増強工事』
 というもののようです。
千葉県野田市にて

見上げる
(鉄塔工事の現場・まだ休んでいる腕金)

 鉄塔の根元。4本の足はコンクリートの土台にがっちりと固定されており(当たり前ですね)、周りには吊り上げられるのを待っている「腕金」たちが休んでいます。赤や白に塗られた真新しい腕金の間を縫うように、6〜7人の作業員がそれぞれ動き回っていました。
 土台の中心には、黄色い鉄骨の構造物が見えますが、これはクレーンを支えている支柱です。
 青いビニールシートの手前にいる作業員は、クレーンを操作する人です。

最初の腕金
(吊り上げられた最初の腕金)

 いよいよ、腕金の取り付け作業の始まりです。
 クレーンを操作する作業員は、ゆっくりと腕金を持ち上げていきます。鉄塔への取り付け部分にいる2人の作業員は、今や遅し、と待ち構えています。

・・・この項、つづく。

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