産声をあげるまで・2
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鉄塔建設現場の人々へ

2本目の腕金 3本目の腕金
(組み立て中の新京葉線−71)

 新京葉線−71号基の組み立て工事が始まって、どういう順番で腕金を取り付けていくのか、とても興味ありました。このページの写真は、すべて同じ方向から撮っていますので、順番の確認をすることができます。
 「産声を上げるまで」のページでは、向かって左の1番下の腕金取り付けまででしたが、その次は左下から2番目でした。そして、3本目の腕金は、右下になりました。
千葉県野田市にて

4本目の腕金 5本目の腕金
(組み立て中の新京葉線−71)

 その次は、右下から2番目、そして3番目です。
 右側の写真では、腕金が、取りつける方向と逆向きになっています。どうなることかと見守っていたら、鉄塔に上って作業している作業員が、ぶら下がっている腕金の一部を「ちょい」と押して回転させました。そして、うまい具合の方向の所で「がっし」と捕まえて位置合わせをしていました。さすが、プロ!

最後の腕金 できあがり
(最後の腕金を取り付ける)  (そしてできあがり)

 いよいよ、腕金の取り付け作業の最後。
 左上部の腕金を取り付けます。
 最初の腕金をクレーンで持ち上げてから、既に4時間近く経ちました。冬至を明日にひかえ、太陽もほとんど沈んでいます。(写真は明るさを補正してあります)
 気温もだいぶ下がり、風が指先をさすような感じがするほどです。
 鉄塔のはるか上部で作業している人は、この風をどのように感じているのでしょう。たった2人で、鉄塔への腕金取り付け、という作業をしているのです。もちろん、命綱をしてはいましたが、一歩間違えば大変なことになるのです。

 とにかく、今日はお疲れさまでした。

 なお、後日、最上部に2本の角のような腕金を取り付け、右側の写真のようになりました。(写真は、反対方向からの撮影)


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