あたたかくなったと思ったら、いきなり寒くなったり。皆さん、体調くずしていませんか？　気をつけて下さいね。
　かく言う私は、今、カゼ気味です。
　
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　納谷悟朗さんが亡くなりました。　昔、私は『燃えろアタック』という作品に出演したことがありました。この作品のナレーションを、納谷さんが担当していました。
　その日は、台風が近づいていました。東映東京撮影所のアフレコルームで、アフレコを行なっていました。納谷さんもいらっしゃいました。私の出番が終わり、外へ出たら、なんと、ものすごい強風。それでもなんとか、大泉学園駅へ。
　またまたなんと、電車が不通になっていた。どうしようかと、駅舎でウロウロしていたところへ、納谷さんがナレーションを終えて、駅へ到着。
「電車、止まってますよ！」
　私が声をかける。
　二人で「困りましたねェ」　なんてことをしゃべっていたら、アフレコルームに居た女の子の一人が寄って来て、「友達に電話して、車で送ってもらうので、良かったら一緒にどうぞ」と言ってくれました。
　納谷さんも私も喜んで「よろしく」とお願いしました。しばらく待っていると、迎えの車がやって来ました。運転していた人が降りて私達に挨拶をします。その人を見て、納谷さんと私は、思わず顔を見合わせました。その人は（失礼ですが）、強面で、どう見ても、そのスジの人のように見えました。何はともあれ、車に乗り込みます。運転している人が「ちょっと食事をしていきましょう！」と言い、大きな焼肉屋さんへ。
　私達は、「いや、大丈夫だから」と言ったのですが、「マ、入りましょう」と、店の中へ。個室へ入り、メニューを開く。（タッカー！！）これは私の心の声。下から二番目ぐらいの物を注文する。が、却下される。男性が、次から次へと注文を始めた。ここまで来て、私も、腹を決めました。この状況を楽しむ事にしました。そうなると、肉は、おいしいし、話も楽しい。納谷さんもニコニコしている。途中、用を足しに席を外す。納谷さんが、すぐ後に部屋から出て来た。私のすぐそばへ寄って来て言う。
「お金、足りるかな？」「どうでしょうね？」と私。結局、二人、持ってるだけ全部出して足りなかったら、後で、という事に決めました。部屋へ戻り、楽しい時間を過ごし、あっという間に3時間近く。台風も遠ざかりました。
　さあ、帰りましょうかという事になり、席を立ちました。納谷さんと私は、財布を手に出口の方へ。そうしたら、男性は、私達を外に出し、支払いを済ませてしまいました。その後、ちょっとしたやりとりがありましたが、最終的に、ご馳走になってしまいました。この後、家まで送ってもらいました。納谷さんもです。納谷さん、この出来事を結構楽しんでいて、いろんな人に話していたそうです。
　納谷さんというと、この日を思い出します。あんなに親しく話す事が出来るなんて、まるで夢を見ているようでした。私が何か言うと、あの声が私だけに向けられる。今考えれば、本当にぜいたくな時間でした。
　納谷さん、もう一回、会いたかった。
　
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　モモミドリさん、書き込みありがとうございます。青影の髪型ですが、魔風編からカツラではなく、自毛で後ろの曲げを結んでいます。それまでは、後ろ半分の半カツラをかぶっていました。また、何か、気づいた事があったら、書き込んで下さい。お願いします。
　
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　花粉も本番ですね。つらいでしょうが、あと少しです。頑張りましょう。
　　　　　　それでは　また。

金子吉延