研究テーマ->ドラム演奏->シンバル(クラッシュシンバル・サイドシンバル)

 

大阪で活躍中のSugarSweetでドラムを担当しているH氏(仮名)による、ドラムと演奏法の解説です。

 

 

 

 

名称と外観 クラッシュシンバル スプラッシュシンバル  チャイナシンバル 大きさ比較 取り付け スタンド セッティング 構成例   クラッシ ュ奏法 シンバルストップ シンバルロール
 
シンバルのセッティング
サイドシンバルが一枚の場合のセッティング 右側のライドシンバル(トップシンバル)をクラッシュシンバルとしても使用することが可能ですので、たいていはその反対側(左手側)に配置します。
右手でショットした直後に左手でミュート(音ののびをストップ)する奏法のため、左側のクラッシュシンバルは左手で楽につかめる位置にあるのがよいです。
セッティングのバリエーション クラッシュシンバルを例えば2枚使用の場合は、左右に1枚ずつにする場合がほとんどです。
右側のクラッシュシンバルは、ライドシンバルを好みの位置に置いたあとに位置調整する事になります。
角度 基本的に水平セッティングに近いほど、サスティーンが長くなります。水平に近いセッティングを基本とした上で、高さとショットの当たりの角度を考慮して、多少傾けるのもよいです。
ただ、ネジの締めすぎ(抑えすぎ)はサスティーンを消すだけでなく、シンバルの自由なブレを抑えることで割れやすくなる危険もあります。
高さ 見栄えと、ドラマー自身の動きの大小に影響します。
集音マイクの位置も考えて高くしたほうが良い場合もあります。
スプラッシュシンバルのセッティング すばやいショットが多いため、比較的近い位置になります。
左手からも右手からもショットしやすいような位置が一般的です。
チャイナシンバルのセッティング 大きなアクセントショットであり、音量も大きいため、体が開ききった位置が自然です。
最も外側(主に右側)の高い位置にセッティングする事が多いです。
 
   
 
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