高遠さくらホテル(長野県高遠町)
○2回目の利用(2002.9.14)
はじめて宿泊したのは7年前(1995.12.2)。上の子供が1才8カ月の時のことで、よく覚えていない。タイトルと前文だけしかないページになってしまっていたので気になっていた。ようやく、ここで紹介することができる。
高遠町は高遠城の桜で有名である。高遠城跡も普段は無料で入場できるが、花見の時だけは入場料が必要となるらしい。そんなところから、このホテルの名前が付けられたのだろう。シンボルマークにも桜の模様を利用している。
ダムでできた湖のほとりに位置しており、高遠城から眺めることができると同時にこのホテルから高遠城の桜も遠くに眺めることができる。聞くところによると花見の時期は早くから予約が満杯になるらしい。今回、訪れたのは9月。紅葉の時期には少し早いし、やや時期はずれというところか。立地がよいので紅葉の時期にも景色を楽しめそうだ。
このホテルの魅力は風呂だ。広めの浴室でゆったりできる。露天風呂も広めで、眺めもよく、なめらかな湯質が非常に気持ちがよい。宿泊定員が多くはないので、風呂が混雑することもなかった。
食事も配慮がされている。夕食は和食と洋食が選べるのだが、和室の場合は広間で、洋食の場合は食堂でとることになっている。最初の数品はテーブルに準備されていたが、その後は1品1品提供してくれた。何よりも良かったは、1つ1つの量が多くなく、最後のご飯まで食べられたことだ。量が多くて食べつかれてしまうことが多いだけにうれしい配慮である。小学校4年生の子供には大人と同じ料理を頼んだのだが、子供でもおいしく食べられるものが多かった。
もう1つこのホテルの特徴として、近所にある屋内テニスコートが無料で借用できることがあげられる。ラケットなどはレンタルだが、これも1セット500円と安いのがよい。ドーム型で2面のコートがとれるところを4人の家族が独占して使えるのは気持ちがよかった。
立地や風呂などの満足度は高いものの、部屋は8畳の和室でやや物足りないのが我が家における評価を下げている。この次の日に泊まった駒ヶ根ビューホテル四季の部屋が広くて魅力的だったので余計にそう感じたのかもしれない。宿泊料金は手頃で料金から見れば満足度は高いだろう。
大浴場 |
露天風呂 |
食堂からの景色もよい |
夕食(最初の配膳) |
大きなドームを独占できる |
トイレの洗面 |
【基礎データ】
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