気になる出来事

TwitterとFacebook

 Twitterを昨年6/5、Facebookを4/19からはじめてみた。といってもTwitterに関しては1日に何度もツイートする人に圧倒され、たまに見ているだけ。それがフォローしている人から何故か逆にフォローのリクエストが来て戸惑ってしまっていた。
 少し時間的余裕がでてきたので試しにFacebookに登録してみると、結構知っている人が参加しており、いろんな使い方ができそうに感じた。まだ使い方がよくわかっていないが、芸能人などが活動を広げるためにはTwitter、お互いを知り合いネットワークを広げていくためにはFacebookを利用するとよいのではないだろうか。
 ここで書いていたこと(といっても時間的余裕がある時に気まぐれに)はFacebookに記載した方がよいように思うので今後はFacebookのノートを活用してみたい。(Facebookの私のページ)(2011.4.23)

マラソン大会中止

 日本人の横並び体質か、自粛ばかりである。岐阜県で開催される大会を何故中止してしまうのか。日本が元気なところをみせ、大会を開催して義献金を募るべきだろう。(2011.4.2)

国勢調査速報

 2005年から比べて0.2%の増加という結果に驚き。日本の人口ピークは2004年の12月だったはず。新聞記事によるとその要因として「外国人の増加や出生率の上昇が影響した」と書かれているが、出生率の上昇であれば、毎月発表されている人口推計に反映されているはず。人口推計では2005年以降、減少傾向が続いていたはずだ。「今回から、郵送やインターネットでの回答受け付けも認めるなど、調査方法を改善したことが影響した可能性もある」と指摘しているが、もしそれが原因だとすると前回の国勢調査の数値が大きく異なっていたことになる。人口推計結果にも影響が出る可能性がある。今回、不詳がどれだけあるのか。この点も興味深い。(2011.2.25)

小舟木エコ村

 ゆとり協の見学会第2弾。グーグルアースでみると開発前の様子(工業団地開発頓挫による塩漬け地)がよくわかる。価格は通常よりも高価。30〜40代が中心だが、こだわりのある層が入居。通常の新規開発地と比べると、リタイヤ組の入居割合が高い。持続可能な開発を標榜しているが、入居者層の面でもそれが実現するか。興味深いプロジェクトである。(2011.2.4)

2つのエコハウス

 全国20のエコハウスのうちの2箇所(飯田、近江八幡)に偶然相次いで訪れる機会に恵まれた。近江八幡では全国で唯一、実際に居住中(滋賀大の大学生)。近々、全国一斉で居住実験を実施するとのこと。(2011.2.4)

大森エコタウン

 ゆとり協の見学会。住宅1棟のモデルハウスを「エコタウン」と称しているのは、5年間は活用という補助の期間が終了した後は、この営業所の一角を分譲住宅地として処分するという思惑があってとのこと。国の補助をうまく活用しているなあ。(2011.1.21)

住宅バウチャーと公営住宅

 日福大の丸山先生に住宅バウチャーのお話を伺い、日本の方向として、公営住宅と住宅バウチャーの共存という提案になるほどと感じた。これまで、今後の方向として「公営住宅から家賃補助へ」という主張に全面的に賛成になれなかったのは、公営住宅が一定の役割を果たしており、それを民間に処分することに疑問を感じていたからだ。 しかし、公営住宅を市場家賃化し、行政を大家として残しつつ、住宅困窮者に対しては、住宅バウチャーによって、民間住宅に入居しようが、公営住宅に入居しようが補助をすればいい。公営住宅に低所得者ばかりが集中するという大きな課題解決にもつながる。公営住宅を地域の拠点として活用することも可能だ。民間ができることは民間でというのが今の流れだが、むしろ行政が金もうけをして、それを福祉にまわしてもよいのではないだろうか。(2011.1.20)

樹齢1000年のクスノキ

 旧東海道を歩いていて赤坂宿杉森八幡社で樹齢1000年のクスノキに出会った。確かに巨木で迫力があるが、本当に1000年?と疑問も。ネットで検索してみたら、縄文杉以外にも1000年を越える巨木は沢山あるようで。樹齢1000年以上の巨木画像ギャラリーというのもあった。(2010.12.5)

国勢調査提出 市が呼び掛け(中日新聞朝刊)

  「市は実施中の国勢調査で、調査票を未提出の世帯が多数あることを受け、・・・」
 当然予想されたことである。国勢調査票が配布された時驚いた。今回から郵送での提出が可能になるとは聞いていたが、「名古屋市では、調査票を郵送によりご提出いただくようお願いしております」と書いた紙が配布されていたためだ。調査員による回収が原則ではなく、郵送が原則とは・・・。名古屋市の2005年調査の提出率が91.7%とあったが、今回の調査方法では8割にも達しないのではないか。回収に伴うトラブルが多数発生したことが要因であると推察されるが、未提出の場合は単に文書を配布するだけでなく、個別訪問が必要なのではないだろうか。(2010.10.23)

国勢調査

 この10月1日は5年の1度の国勢調査の調査日。日頃、仕事で国勢調査を使わせてもらっている身としてはしっかりと回答してほしいと思うのだが果たしてどうなることやら。前回の調査でも「不詳」の数が一挙に増えた。以前は不詳がわずかしかなく、人口推計する場合、年齢不詳は按分すればほんのわずかであり、ほとんど影響はなかった。しかし、年齢不詳が増えてしまうとそれをベースとした推計があやしくなってしまう。先の年金の不正受給を狙いとした家族のウソのようなケースも問題だが、一番問題なのは「個人情報保護法」。過剰反応が回答拒否を生んでいる。統計データが信用できなくなってしまうのが心配だ。(2010.9.26)

学校、庁舎 低層は木造に(中日新聞朝刊) 

 かつて学校木造禁止令をだした国の方針が180%転換。木造でも耐火建築物をつくることが技術的に可能となり、規模による制限はなくなった。どんな大きな建築物でも木造でつくることが可能となったのだ。第2の森といわれる都市の木造建築。CO2の固定化に貢献する。もともと、学校を木造で作ってはいけないというのは、日本人の心情として理解できない。やっとスタート地点にたったということだろう。(2010.9.21)

「長寿国日本」信頼ガタ落ち(中日新聞朝刊) 

 111歳とされる男性が30数年も前に死亡していたという事件の第一報を聞いた時、他にもあるのではと思ったが、ほんの数日で所在のわからない百歳以上の高齢者が続出。役所の横並び体質を改めて感じるとともに、すばやい対応に日本らしさを感じた。このようなことが起こったのは、年金の不正受給がねらいだろうと勝手に思っていたのだが、「どこに住んでいるのかわからない」という対応に驚き。コミュニティばかりでなく、家族関係までもが希薄化しているのが現代の日本だ。平均寿命はもとにするデータが違うので今回の事件は関係ないとのことだが、もっとも信頼性が高いと思っていた国勢調査が本当に正しいのか、疑問に思えてきた。(2010.8.7)

人財、人材、人在、人罪 

あるポスターでの表現だが、うまいこと言うと思い紹介しておきたい。(2010.1.9)
 人財:自分で考えて自分で成果を上げられる人
 人材:言われたことなら、自分でやりきれる人
 人在:言われたことを言われた通りにやるだけの人
 人罪:言われたこともできないのに不満が多い人

姿を消しかけた夾竹桃(中日新聞朝刊・中日春秋) 

 その毒性を指摘し、「子を持つ親として心配なので撤去してほしい」という1通の匿名メールによって、福岡市内の小中学校から姿を消しかけたという。1人の特殊な思いを持つ人の声に、もし何かあったら困ると過剰反応する行政の姿勢は他でもよくみられるが、何故そんな世になってしまったのだろうと思ってしまう。夾竹桃の一件は、伐採方針が伝えられると、逆に批判が殺到し撤回したとのこと。「子どもにしっかりと危険性を伝えればよく、安易に切るべきではない」。当然の反応だろう。(2010.1.4)

近所の信号

 歩行者用の押しボタン信号が変わった。以前は次の信号の合わせて変わるということで、タイミングが悪いとずいぶん待たされたものだが、今は押せばすぐ青に変わる。車の利便性を考えていたものから、ようやく歩行者の利便性を考えるようになったのだ。こんな考えが当たり前に広がっていってほしい。(2009.12.31)

貧困率15.7%

 日本は豊かな国になった、総中流の国だと思っていたのに・・・。可処分所得の中央値の半分未満の所得の人の割合という定義。これほど貧困率が高いと公営住宅の入居者の低所得化が進むのも無理はない。最近、若い女性のホームレスも見かけるようになった。日本はどうなってしまうのだろうか。 (2009.10.21)

設楽ダム事業評価水増し、環境保全は「へ理屈」(中日新聞朝刊)

 環境保全の名目でダム工事が正当化されているとは・・・。単純に考えてもダム工事による生態系のマイナスは明らか。仮にダムが「瀬切れ」に対して効果があったとしても、その効果だけを見込むのはおかしい。さらに、その効果の試算ができないからといって、ダムの工事費を効果額とみなすという論理に納得できる人がいるだろうか。「環境」という御旗のもとに都合のいい論理ですすめられる日本。この国はどうなってしまうのだろうか。 (2009.10.11)

日本を上回るすごいことが起きている国-韓国

 ソウル集合住宅視察ではじめてソウルを訪問し、高層住宅の多さや交通渋滞に驚いていた時に、星野さんのメルマガで紹介されていた「“超”格差社会・韓国〜あの国で今、何がおきているのか〜」を読み、そのすさまじさに唖然とした。
 加熱する受験戦争で夜中まで塾に通うのは当然、就職難で大学の卒業を延期、平均在学期間5年11カ月、新卒の正規雇用は20%・・・。米国や中国にいる留学生は韓国が一番多く、年間2.5万人が海外へ流出。米国への移民は不法も含め200万人だという。日本で非正規雇用が問題となり、格差が広がっているといわれるが、それを上回るすごいことが起きている。こんな国では子どもを育てる気もなくし(出生率:1980年2.83→2005年1.08)、海外にでていきたくなるのも当然か・・・。
  「“走りながら軌道修正”する国」と著者の九鬼太郎氏は指摘する。日本の行く末を考える上でも韓国の動向に注目していく必要があるだろう。 (2009.10.10)

50年後、多くの人が残したいと思えるような建築が作られているか

 明治生命館は1997年に昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定されたが、この建物は1934年に当時の三菱二号館(コンドル設計)を取り壊し、新社屋としてを建設されたものである。当初は三菱二号館に隣接して新社屋を建設する予定で、指名コンペが行われ、岡田信一郎氏の案が採用されたが、岡田氏の強い考えのもと旧社屋も取り壊しての建設となったという。コンドルの設計であれば、現代なら間違いなく保存対象となったはず。その建物を壊してまで作った建物。それが63年後に文化財指定された。従来の建物に負けない、むしろそれを上回る価値を創出したということだ。
 現在、建築されている建築物を見てみると、50年後に人々から「残したい」という声が起こってくるような建物がどれほど建設されているだろうか。特に超高層のビルや住宅が50年後に保存の対象となるかと考えると疑問を感じざるをえない。(2009.9.11)

緊急雇用創出事業

 コンサルタント業務でも緊急雇用関係の業務が多数出されているが、本当に必要な業務なのか。お金を使うことが目的になっていないか。業務の7割を人件費に、その業務に従事する人の75%以上を失業者でいうのが要件だが、専門知識のない人ができる仕事は限定されており、質の高い成果が出せるわけがない。2000万円でガイドブックを作成するという業務があるが、緊急雇用創出事業でなければ2000万円も使わないだろうし、実際1000万円もあればかなり質の高いものができると思われる。雇用の受け皿確保という名目で、ここでも将来にツケを残す無駄金が使われているような気がする。(2009.9.2)

小選挙区制度の恐ろしさ

 民主党の圧勝だ。予想されていたこととはいえ、ほんの少しのことで大きさな差がでる。小選挙区制度のおそしさだ。この結果を受けて、民主党のマニュフェストがすべて国民に支持されたものとして推し進められることが恐ろしい。高速道路の無料化しかり。比例区の定数が80も減らされてしまっては、独走に歯止めをかけることができなくなってしまう。こんなことも理解した上で国民は投票しているのだろうか。 (2009.8.31)

鳩山郁夫&まわたり龍治

 最初に見たとき民主党のポスターと思ってしまった。自民党の候補が誰と一緒にポスターに写真を載せるか。選挙の結果を暗示しているようで興味深い。 (2009.7.26)

国債、市債は借金ではない(河村市長議会答弁・雑誌インタビュー) 

  「民間が借りてくれない分・・・もし国が借りないと、銀行はつぶれるし、大不景気になる。・・・今の金余りにおける国債、市債は借金ではない」(6/30中日新聞)。「市債、国債を発行してお金を循環させなければ、大不景気になって税金も入らない。しかし、教育、福祉、医療などの公共的要素の強い事業は、市債を発行してでも、投資しないといけない」(建築ジャーナル 2009.7)。
  銀行を助けるために国債を発行するとなると本末転倒だろう。国民が国債を買おうと思ううちは謝金ではないという都合のいい解釈も成り立つのかもしれないが、今の膨大な国債の負担を解消するには昔の徳政令のような借金棒引きをするしかないのでは。そのことに国民が不安をいだき、国債が購入されないようになったらどうなるのか。もうそんな時代も近いのではないかという気がしている。 (2009.7.5)

1人640万円、僕らが返すの?(日経新聞朝刊) 

 国に地方を合わせた借金が2009年度末で816兆円・・・。5/9の記述とオーダーは同じだが、微妙に数値が違っていると思ったら、カラクリは2つの公表数値にあった。財務省の補足説明はここ。重複している部分を除くと、あわせて2009年度末の数値で1,044兆円!!!。1人あたり820万円!!!。日経新聞の右肩あがりのグラフが恐ろしい。 (2009.6.27)

東海道五十三次で「行ってみたい宿場」の第2位が「桑名」(朝日新聞夕刊) 

 第1位「箱根」は納得だが、第8位の「関」(東海道で唯一の伝建地区)を差し置いて「桑名」が2位になるとは・・・。全国的には「桑名」の知名度の方がかなり高いということか。「その手は桑名の焼きはまぐり」 (2009.6.9)

「ブログ市長」再選のワケ(中日新聞朝刊) 

 「標的 市議会、市役所 次は市職労」と記述するマスコミ論調の短絡さ。これまでのマスコミ報道で変な市長との印象を持っていたが、初めてブログを読んでその内容に納得。良識ある市民に賛同。今後の動きに注目したい。 (2009.6.6)

名高速 3割値下げ(中日新聞朝刊) 

 この記事を喜んでいる人がいるから、首都圏、関西圏が実施しているのにやらないと文句をいわれるから、余所が国の税金を使っているのに使わないと損だから・・・
  そんな理由で天下の愚策といわれても実施されてしまうのだろうなあとイヤになってくる。河村市長の税金を使わずに100円値引きするという提案はどうなったのだろう。徳山ダム導水路問題で振り回された愛知県がこの点では独断で見切り発車したというところか。 (2009.5.27)

日本の借金 

 平成21年3月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務残高 846.5兆円はこの数値が公表された平成8年6月末の334.1兆円の2.5倍。1人当たりの借金は13年間で265万円から662万円と397万円も増えた。 (2009.5.19)

医療の危機的状況 小説で警鐘を鳴らす海堂尊

  「厚生労働省をブッつぶせ」。日本の医療がここまで危機的状況だったとは。こんな官僚にまかせていては日本はどうなってしまうのか。国家中枢の会議を忠実に再現した(かのように思わせることができた)小説「イノセント・ゲリラの祝祭」は興味深い。
 下記の順で読んだが、この順番で読むのが一番よいのではないか。
チーム・バチスタの栄光→ナイチンゲールの沈黙→ジェネラル・ルージュの凱旋→螺鈿迷宮→ジェネラル・ルージュの伝説→イノセント・ゲリラの祝祭→極北クレーマー→ブラックペイン→医学のたまご→ジーン・ワルツ   (2009.5.16)

美山と並び、関西を代表する茅葺き民家の集落−在原

 仕事での雑談で滋賀県の話題がでたのに知らなかったことにショック。 秘境の雰囲気の漂う集落らしい。 (2009.5.12)

津島信用金庫の保存再生と道路の美装化

 懸案だった保存再生が実現したことは喜ばしいことだが、ペンキであの色に塗ることはなかったのでは。美装化された道路両側のコンクリート擬石?も疑問。今はきれいに見えても時間がたった時にどうなるだろうか。  (2009.4.29)

高速道路1000円−天下の愚策

 安くなることを歓迎する声も多いが、朝日新聞の記事に納得。定額給付金と同じ「天下の愚策」だ。
 1)割り勘負け 2)平日利用の減少、休日の渋滞 3)環境施策に逆行  (2009.4.4)

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