ほりで〜ゆ〜四季の郷(長野県掘金村)
信州安曇野には公共の宿が多い。−昨年泊まった梓水苑からほど近くにこのほりで〜ゆ〜四季の郷がある。安曇野の観光資源を生かし、村の活性化を図ろうということなのだろう。1995(平成7)年にオープンしているが、早くも今年の4月に増築し、リニューアルオープンしている。もとは14室しかなかったが、それが一挙に41室へ。宿泊者専用の大浴場も作られた。人気の高い施設といえそうだ。
和室が中心だが、我々は本館のスイートルームに泊まることにした。2名定員だが、エキストラベッドで3名まで宿泊可能だ。幼児は添い寝できる。スイートルームに泊まるとしたら今しかないからだ。最初、エキストラベッドが用意されてなくて、2つのベッドで寝ることになるのかと思ったら、夜寝る前に準備に来てくれた。和室のふとんを敷く準備があるからだろう。通常のホテルだと、最初から準備されているため、じゃまになることがあるが、その点、ゆったりと使えた。広さには満足したが、やや使いづらかったのが、クローゼットの位置。荷物を置く位置との関係がよくない。また、当初、冷蔵庫の位置を想定していなかったのか、洗面所に置かれているのには違和感を感じた。
スイートルーム |
隣接してコテージもある |
大浴場は大きく、露天風呂もついているが、日帰りの利用者もいるため混雑している。増築で宿泊者専用の浴場が設けられたのも、そのためだろう。我々は夜の大混雑を避け、夜は宿泊者専用浴場を利用し、日帰り利用者のいない早朝に利用した。
食事は大広間を利用。人数が多いのに驚いた。宿泊人数が増築で急に増えて、その対応にまだ慣れていないようなところが感じられた。人が多いと落ち着かないところがある。いくつかの部屋にわけた方がよいのではないだろうか。
大浴場 |
露天風呂 |
周辺には一昨年訪れたちひろ美術館をはじめ、見所は多い。今回は安曇野ガラス工房を訪れた。ここではガラスづくり体験ができるほか。自然探索コースやビレッジ安曇野(これも公共の宿)もある。わさび田などもあり、著名な観光施設ではないが、気軽に楽しめるところだ。
安曇野の里の案内 |
ガラスづくり体験 |
このホテルの人気の1つが農業体験にあるらしい。ほりがね通信というものが発行されていて、いろいろなツアーが紹介されている。子供を誘ってみたが、いやがられてしまった。なかなかできないことなので、ぜひ体験させてみたいと思っているのだが、そんな気になってくれるのはいつのことやら。
【基礎データ】
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