フィジー雑感/家族旅行(98.9.12〜16)

 名古屋から9時間でフィジー共和国のナンディ空港に着く。ヨーロッパからみるとちょうど地球の反対に位置しており、南国の天国としてのあこがれがあるようだ。たまたま飛行機で上映していた映画「トゥルーマン」でもフィジーがあごがれの国として口に上っていた。常夏の国ではあるが、今は冬で朝夕は涼しい。夏ならドルフィンウォッチングも楽しめるということだが、冬場はほとんど見ることはできないという。

 2人の子連れ(それも1歳と5歳)ではまちを見学することもできず、もっぱら海とホテルでのんびりしただけであったが、フィジー人の人柄には南国特有のおおらかさが感じられた。「ブラ」(こんにちは)といつでも声を掛け合う。最初は、とまどっていた5歳の息子もそのうちに慣れてきて「ブラ」「ブラ」と挨拶ができるうようになった。1歳の息子の言葉「ブー」もなんとなく「ブラ」と言おうとしているようにも聞こえてくる。

 本島は火山でできていることとトウモロコシ栽培の影響で海はあまりきれいとはいえなかった(もちろん、日本の海のようにゴミが浮いているようなことはない)が、離島に渡ると白い砂浜に透き通った海が広がっており、南の島にやってきたということを実感できた。少し泳ぐと珊瑚や魚の群を見ることもできるのだが、子供ではせいぜい死んだ珊瑚と数匹の魚をみることができた程度。それでも結構楽しんでいた。もっとも一番楽しんでいたのは体験ダイビングに参加できた女房だが。(その間、私は2人の子供を海に入れようと悪戦苦闘していたことを付け加えておこう)

 日本との時差は3時間。時差ボケもあまりなく、手頃な料金で手軽にでかけることのできるところだ。なによりも治安がよいのが子連れにとっては一番。次に来るときはじっくりまちを歩いてまわりたいと思う。

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