相生山根学童30年の歩み（はじめに）

　

　相生山根学童保育所は1975（S50）年に開設され、今年（2005年）で30周年を迎えました。30年というと一世代がたったわけであり、学童OBが父母として戻ってきてもおかしくない年がすぎました。代々の父母が先輩方の残してくれた貴重な経験を引き継ぎながらここまできたわけですが、どんどん変化していくものもあり、この時期に記録として残しておくことが重要だと考え、ここに30年の歩みをまとめることとしました。
　とはいえとりかかったのが遅く、短期間のとりくみではしっかりした記録とすることは不可能であり、これまで作成されたものを活用する形で30年の歩みができるだけわかるような形にすることを試みました。まず参考にしたのが、1988年に発行された「相生学童の歩み」です。このおかげで設立当時のことがよくわかりました。その後については、1984年から発行が始まった父母会ニュースが大いに役立ちました。たくさん記事を書いてくれた先輩父母のみなさんのおかげです。ちゃんと記事として残しておくことは大切ですね。学童の主な出来事をまとめた年表を作成したかったのですが、よくわからずに空欄になっているものもあります。資料の読み違いから間違っているところもあるかと思います。みなさんのご指摘でこの記録が充実したものになることを願っています。
　最後に忙しい中をこの冊子のために原稿を書いていただいた福家さん、高井さん、貴重な資料を提供いただいた炭さん、いつもながらいろいろ無理に応えてくれた指導員のみんなに感謝します。