岩倉市の変貌
(1999.1.28)

 土地利用研究会で岩倉の都市計画マスタープランについて報告することになり、策定後の状況などを聞くために、久しぶりに岩倉を訪れた。

 95年度に都市マスと緑マスを手がけて以来なので3年ぶりということになる。当初は話しを聞くだけのつもりであったが、まちがかなり変わっているようで、その確認のため、まちを歩いてみた。

 この3年ぐらいの間に、岩倉自然生態園(96.4)、岩倉市史跡公園、地域交流センター(中央公園内)、音のアート(新柳通)、公園の再整備(大矢公園他)、五条川右岸処理センター(工事中)、消防署の移転(跡地は市役所に隣接しており、ここに新庁舎が建設される)が行われていた。

 また、長年の懸案事項であった、東口の再開発も来年、都市計画決定予定とかで、立派なパンフレットも作成されていた。

 しかし、もっと驚いたのはマンションが増えたこと。駅周辺の商業400%のところに高層マンションが建設されている。西部の自然生態園あたりからみると、一見、新宿の高層ビル群のような感じもする。このような開発が進んだのがよかったのかどうか。用途見直しの調査の時、容積率を下げるように提案すべきだったのかなと考えさせられた。

 まちは生きているということ改めて感じた。定期的にまちを訪れることの重要性を再認識した次第である。

(1999.2.1)

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