初出 98-11-21

リス研クラブ カリキュラム 試案

15 落ち葉の土中での変化を調べる

【準備するもの】
模造紙 4
割り箸
定規
ルーペ
ビーカー4
ガーゼ
網袋 10 枚
名札 10
ビニールひも
温度計
  やること ねらい 記録

15−1
落ち葉の様子を調べる(1 月)

1. 東谷山で、落ち葉がきちんとつもって土に なっている場所の選定をする

 

 

2. 土面の上に重なっている落ち葉を調べるため割り箸で順にはがして、模造紙の上に順番に並べる。(20cm x20cm に囲み、一番上の葉中からはがした葉、下からはがした葉を分類して並べ、形・色 を比較観察・スケッチする。

落ち葉が林の中で地表より下になるにつれ形が崩れ、小さくなる事を知る。

比較表
スケッチ

15−2
落ち葉の下の土を調べる

1. 土の中の落ち葉を調べるため、上の方の落ち葉を取り除き、深さ5cm までの土と5〜10cmまでの土をそろぞれ取って、紙の上に広げ肉眼やルーペで落ち葉の形・大きさの違いを観察スケッチしデータを取る。

地表から深くなるにつれて落ち葉の形が崩れ、小さくなっている事を知る。

スケッチ
データ

2. それぞれの土を別々のビーカーに入れ、水を加えてよくかき混ぜ、土が沈んでからその上澄み液を二重にしたガーゼでこす。

 

 

3. それぞれのガーゼに残ったものを比較観察して記録する。

 

データ

15−3
土中での分解を調べる

1. 完全な形の落ち葉を湿らせ( 面積と重さを記録)(10枚ほど) とろ紙( 直径 9cm を5 枚) の面積と重さ記録) を網袋に別々にいれ5 袋づつ作り紐を名札に結び付けておく

分解の速さを知る(気温との関係で)

 

2. 東谷山の所定の場所に、5cm 程の土中に埋め落ち葉は1 ケ月ごとに、ろ紙は1 週間毎に取り出して変化を調べる。

完全な落ち葉やろ紙がどれくらいの時間で穴があくか面積・重さと時間の比較で知る

気温と失った面積と時間のグラフ

3. 名札をたて、何が何時から埋められたかを示し、掘り出しやすいようにしておく

 

 


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