NOMADオーナーに捧げる一本を紹介!
メガドライブソフト黙ってこれをやれ!
数あるメガドライブの秀作ソフトの中でも、
特に厳選してよいものをご紹介するこのコーナー。
今回のソフトはこちら
メガパネル
パッケージ
そのほかのレビューソフト
・鋼鉄帝国
・バトルマニア
・ソーサルキングダム
・JAGUAR XJ220
・ジョーモンタナフットボール
・CRYING〜亜生命戦争〜
・デザートストライク-湾岸作戦-
ソフトレビュー3回目の今回、ようやくシューティングを脱し、メガドライブ史上最高のオリジナルパズルゲーム、メガパネルを紹介します。
メガパネルは各メーカーが本格的にメガドライブに参入しはじめた1990年の11月21日、当時積極的にメガドライブソフトを供給していたナムコから完全オリジナル作品として発売されました。
発売当時はそれほど目立ったセールスは記録してませんが、いろんな意味で話題になったことは確かです。
単純にルールを紹介すると、いわゆる15パズル(4x4のマスの中で15個のパネルを動かして絵を作るってヤツ)を応用、発展させたものです。下からせり上がってくる様々な色のパネルを、縦横どちらかで3つ以上同じパネルを並べると消えるというシステムでとにかくひたすら消してゆき、最後にいちばん上まで積みあがってしまうとゲームオーバーとなります。
さて、あえて先ほどなにが目的かを書かなかったんですが、それはこのゲームには3つのモードがあり、それぞれクリア目的が違うからです。まずは、、、「1P
EXERCISE」つまり練習モードです。内容は要するにクリア条件が毎ステージごとにあり、それを満たすとクリア、なんですが、・・・・これがあんまり面白くありません(笑
ステージが進むこごとに難しくなっていくのはわかるんですが、その条件がかなり厳しい上にボーナスもなにもないだけに、ホントの意味で練習にすぎないっていうのも・・・・(^^;
ただ、画面中央にいるスナ○キンにもさも似たりの怪しいおっさんがかなりいい味を出してます(笑 そして、「ぴょろぉ〜」ってな感じのBGMが非常にシュールでやる気を失わせてくれます(ぉ
初心者が練習するにしても役にたたないし、個人的にはこのモードはスナフ○ンだけが見所って感じですね(^^;
さてもうひとつのモードは、正直1Pのモードはこれだけでも良かったような気がする(笑 ピンナップモードです。こちらは各ステージごとに画面右の絵がブロックで隠されており、左のブロックパネルでパネルを消すと右側のパネルが上から爆弾が落ちてきて壊れ、後ろに隠されている絵が見えてきて全てのブロックを壊して絵を全部表示させると1ステージクリアというルールのモードです。実はブロックの消し方で爆弾が落ちる数が違ったりするんですが、そこは今回は省略(笑
で、実は私、このモードをこよなく愛していたりするんですが、んじゃなぜか?というと、まずはこれがメガドラギャルゲーの中でもトップクラスのかわいい女の子が出てくるというポイント(笑、そして、NOMADでやるには短時間で集中して楽しめるものがあると嬉しいんですが、このピンナップモードのステージ1、2あたりは単に下からブロックをせり上げても勝手に連鎖してくれます。これが最高に気持ちよかったりします(^^)
うまく行けば、ブロックを一個も移動させずにせり上げただけでもクリアできるというのが個人的にはたまらなく熱くて気に入ってる点です。
では逆にちょっと困るのが、このピンナップモード、全30もステージあるんですが、すでに18、19ステージあたりから普通の人には反応できないスピードでブロックがせり上がってくることでしょう。あ、それよりもなによりも、全30ステージをクリアしようと思うと、時間にして2時間くらいかかってしまう時点でもう目からは涙ぽろぽろ状態になってるでしょうね(^^;
(というか、これクリアできる人って恐ろしく指先が器用な人だと思う(^^;)ゲームシステムとして、スピードに対しての対抗策がほとんどないというのもバランスを考えるとなんとも残念な点です。ぷよぷよなどでは、ある程度復活がしやすい状況を作れますが、メガパネルでは後半ははじめから大量にたて消しができるようにあらかじめしくんでおかなければ100%復活できないというのも苦しいですね。
しかし、当時女の子が登場するゲームがほとんどなく、ギャルゲーという言葉すら無かった時代だけに、かわいい女の子が数多く出てくるこのモードは当時のメガドライバーにとっては複雑な思いであったことは事実です。が、表向き硬派な態度をとっていても、実際には萌えながらやっていた方も多かったことでしょう(笑。とくに中央にいる説明と応援をしてくれる女の子にマスクをかけることができる裏技は開発者のお遊びとしては非常にいいセンスだと思いますし、ピンナップもけっしてエッチでは無いけど、今見てもけっこうイケてる絵なので一見の価値ありです(^^)
最後に2人用対戦モードです。基本ルールは1Pのモードと変わりませんが、4つ以上のブロックを同時に消すと相手側に普通では壊せないブロックを送り込むことができるという点がおおきく違います。さらに、20個以上ブロックを壊すと、アイテムブロックとして「攻」と「守」の2種類のブロックが出てきます。「攻」は3つ並べて消すと、相手にこわせないブロックを送り込めて、「守」は3つ並べて消すと壊せないブロックをいっぺんに消すことができます。つまり、いかに早くブロックを消して、かついっぺんに4つ以上消せるように常にしくんでおく必要が出てくるわけです。ということは、この対戦モードはかなりやりこんだ人同士でないとあまりにあっけなく決着してしまいますが、逆に言えばこのメガパネルをこよなく愛するメガドライバーにとって最も熱いバトルができるゲームであるということにもなります(笑
とにかくこの対戦、消すことのみを考えてひたすらブロックを移動させるので、恐ろしい早さで十字キーを動かし続け、かつ、頭をつかって4つ以上消しを狙わなくてはいけないため、メガドライブの対戦ゲーム史上最も指先の筋力と体力をつかう、ハードなゲームでもあるわけです(笑
しかもうまい人同士でやるとすさまじく早い決着を見るか、長期戦になるかのどちらかだけに余計に熱くなるのです。初心者お断り的な感じだけに、一見さんにとってはかなりつらいですが、はまったら最高にたのしいというのがこのモードの特徴なのです(^^)
このように、3種類のモードの中でもとくに2つが熱くそして面白いのですが、ではなぜ私がNOMADで常にこれを持ち歩いているのかと言えば、文中にもありましたが、短時間でより楽しいものを、というときにピンナップモードは丁度5面くらいやるとキリの良い時間なんですねぇ(^^;
もし長時間やるにしてもピンナップモードは槍込めば2時間でも飽きずにやっていられますし、対戦するにしても画面が液晶表示で見るとさらによく見えてやりやすいというのも非常にいい感じです。(ただし、赤とピンクは多少見分けが付きにくいけど(笑)このため、私は対戦以外ではほとんどNOMAD専用ゲームと化しています。あ、ただし、このゲーム、オプションでセピア調のカラーに変更できるという素晴らしいモードがあるんですが、これ、NOMADでやるとパネルの判別がほとんどできなくなります(笑
そのため、テレビ画面ではノスタルジックな雰囲気でとても良いんですが、NOMADではやらない方が身のためです(^^;
メガパネルは某SFCのパ○ルで○ンにそっくり(当然発売はメガパネルが先(笑)とか、確かにクセが強いしなかなか取っつきにくいという事もありますがいろいろな意味でメガドライバーにとっては必須の1本であるように思います。特にNOMADユーザーにとってはお手軽にできるソフトとして是非ラインナップに入れて欲しいです。「パズルならぷよぷよやコラムスでも・・・」と思われたあなた、ぷよぷよやコラムスはゲームギアでもできるんです。NOMADであるなら、是非ともメガパネルをやって欲しい!!(^^;
マジでそう思います。
ちなみに現在、メガパネルはやや値段が高くなる傾向が見られます。一時的な物とはおもいますが、秋葉原をはずせばまだまだ安価で買えるソフトですので見かけたら是非Getして欲しい1本です。
今回は結構力をいれてメガパネルを紹介してみました。なにしろ、未だ持って私はこのゲームの対戦がパズルゲームでは最も楽しいと思っているからです。
だがしかし、残念なことに対戦してくれる方が最近ほとんどいません(^^; 私も一時期に比べてピンナップモードで15面クリアできなくなっていたりと相当腕が落ちてしまいました(^^;
でもやっぱりこのゲームの対戦は他のゲームでは味わえない心地よい疲労感と熱さがあるんですよねぇ・・・
もしメガパネルをやっていらっしゃる方で、何らかの機会でお会いすることがありましたら是非とも対戦やりましょう(^^)
何とかそのときまでには送り込みが普通にできるように腕をあげておきますので是非とも御願いします(^^;
ちなみに次回はまさに佳作RPGというにふさわしい、「ソーサルキングダム」についてがんばって特集してみたいと思います。・・・できるかな(ぉ
さてさて、例によりましてもしご意見、反論等ありましたら私宛までメールいただけるとありがたいです。今回はとくに、対戦募集も一緒に・・・(^^;
それではまた次回におあいしませう(^^)
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