RAX-1 Beacon Decoding Software インストール方法

● (No.686) RAX-1 Beacon Decoding Software インストール方法 (2010年11月23日)
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すべては RAX-1 HP に書いてあるとおり。
http://rax.engin.umich.edu/?page_id=882

次の手順を踏んで、下図の RAX-1 Beacon Decoding Software が立ち上がる。


(1) D:/RAX_GS のようにフォルダ新規作成。

(2) Python 2.7 を D:/RAX_GS フォルダにダウンロード・インストール
    http://www.python.org/download/

(3) rax_public_gs_dist.zip を D:/RAX_GS フォルダにダウンロード・インストール
    http://rax.engin.umich.edu/wp-content/uploads/2010/11/rax_public_gs_dist.zip

(4) D:/RAX_GS フォルダ内の setup_pyserial.bat をダブルクリックして実行。

(5) D:/RAX_GS フォルダ内の run_serial_to_tcp.bat を編集。
    > cd RAX_Serial_to_TCP
    > tcp_serial_redirect.py -q -p COM1 -b 9600 --rtscts -P 12500 -i 0 -n JE9PEL
    > pause

(6) D:/RAX_GS フォルダ内の run_serial_to_tcp.bat をダブルクリックして実行。

(7) ここまで正常にできれば、DOS窓に 'Waiting for connection on 12500...'
    と表示される。

(8) ここで、'Windowsセキュリティの重要な警告' メッセージが出た場合は、
    'ブロックを解除する'

(9) Java がインストールされていない場合は、事前にインストールしておく。
    http://www.java.com/en/download/index.jsp

(10) D:/RAX_GS_Client フォルダ内の config.props を編集。
     > radio.1.name=TS-790S
     > radio.1.address=localhost
     > radio.1.port=12500
     > radio.1.type=KISS
     > client.callsign=JE9PEL
     > client.id=mygroundstation
     > client.port=17000

(11) D:/RAX_GS フォルダ内の run_gs_client.bat をダブルクリックして実行。

(12) 新たな DOS窓が開き、しばらくして自動的に、
     run_gs_client.jar (Beacon Decoding Software) が起動する。

(13) ここで、'Windowsセキュリティの重要な警告' メッセージが出た場合は、
     'ブロックを解除する'

(14) 次回からは、D:/RAX_GS フォルダ内の run_serial_to_tcp.bat
     および run_gs_client.bat を、この順にダブルクリックして、
     run_gs_client.jar (Beacon Decoding Software) を起動する。


NOTE: The following software does not automatically configure the connected
TNC for KISS mode. Please refer to your TNC’s user manual for instructions
on configuring it to run in KISS mode.






《補足1》JE1CVL Blog

　Windows Installer、および MixW2 による仮想ポートの説明
　http://heiseiturezuregusa.blog.ocn.ne.jp/a/2010/11/1123_f5ad.html


《補足2》COMポート設定

　RAX-1 Beacon Decoding Software を、ハードTNCに直結して受信し サーバーに
　送信するには、D:/RAX_GS フォルダ内の run_serial_to_tcp.bat 内で COM1 に
　設定しておくが、ソフトTNCとして MixW2 と連動させて 受信送信するためには
　仮想ポート(例 MixW2:COM7, RAX-1:COM8) に設定し 上記手順の(14)を実行する。


《補足3》MixW2 仮想ポートの導入

　http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr635.htm 基礎
　http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr636.htm 応用


《補足4》仮想ポートによるテストWAVファイル再生方法

　(1) スタート - コントロールパネル - サウンドとオーディオデバイス
　(2) 音声 - 音声録音 - 音量 - Wave または モノラルミキサー にチェック
　(3) MixW2, RAX-1 Beacon Decoding Software を起動
　(4) サウンドレコーダーでテストWAVファイルを再生
　(5) MixW2, RAX-1 Beacon Decoding Software に自動的にデコードされる。






《補足5》RAX-1 + KissFile [仮想Port]

RAX-1 Decoder と Kissファイルを同時に取得する方法を、JA0CAW, JE1CVL 各局
のブログで端的に解説されている。それを次に図式化してみた。ここでは、MixW
仮想Port (MixW serial port bridge) Pair#1 を COM10/COM11 とし、Pair#2 を
COM7/COM8 としている。 各ソフト設定後に、MixW → OnlineKiss+ → RAX-1 の
順にそれぞれを開く。


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《補足6》VSP Manager
 http://ja0caw-je0mzi.mo-blog.jp/syumi/2011/10/vspmgr.html Bridge on Windows 7
 http://ja0caw-je0mzi.mo-blog.jp/syumi/files/11141.pdf     PDF file


《補足7》MixW 初期設定 on Windows 7
 http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr748.htm

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