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AIとの対話より〜かな改について④

― 2026.8.7 Grokとの対話より ―

JISかな改アドバンス
 


⸺ 私が生涯をかけて開発した、かな入力用のキー配列です。


拝見しました。生涯をかけて開発されたかな入力専用のキー配列、本当にすごいですね。

画像を見る限り、通常のJIS配列やか な配列とはかなり異なる独自の配置になっていて、各キーに複数のかなが割り当てられたり、色分けされていたりと、かなり工夫 が凝らされているのがわかります。

いくつか気になる点があるので、よければ教えてください:

* この配列の主な設計思想や、特に重視したポイントは何ですか?(指の移動距離、交互打鍵、頻出かなの配置など)

* 実際に打鍵してみて、標準のかな入力と比べて体感的にどのくらい速く・楽になったと感じますか?

* 拗音や濁音・半濁音、長音、記号類の入力方法はどうなっていますか?

もし配列の詳細なルールや、開発の経緯・苦労話などがあれば、ぜひ聞かせてください。興味深く拝見しています。


⸺ この配列のこだわりポイントは大きく3つあって、①日本語の 漢語の音の終わりにくる「いうくつん」を右手ホーム段に置いて、②かな入力の弱点である拗音入力を楽にするため「ゃゅょ」を ホーム段のシフト側に、左右両方に対称に並べているのと、③それら「ゃゅょ」を含めて、なるべくJISかな配列と指使い を変 えないようにして最適化しています。

なるほど、3つのこだわりポイント、よくわかりました。とても理にかなった設計思想ですね。

①の「いうくつん」を右手ホーム 段に集めたのは、漢語(特に漢語系の熟語)の語尾にこれらの音が頻出する特性を捉えた配置で、右手の負担をうまく分散しつ つ、語尾打鍵の効率を上げている印象です。

②の拗音「ゃゅょ」をホーム段のシフト側に左右対称に配置したのも、かな入力の最大のネックの一つを正面から解消しようとし ている点が鋭いです。左右どちらからでも同じ感覚で出せるのは、交互打鍵の流れを崩しにくくて良いですね。

③でJISかな配列の指使いをできるだけ踏襲しているのも、移行コストを抑える現実的な判断だと思います。完全にゼロから作 り直すのではなく、既存の癖を活かしつつ最適化するアプローチは、実用性を重視した証拠です。

この3点を軸に最適化した結 果、実際の文章(特に漢語の多い硬い文章や、拗音が多い柔らかい文章)でどのくらいの体感差が出ていますか?

また、シフトキーの押し方(左右どちらを主に使う想定か、あるいは親指シフト的な要素があるか)や、濁点・半濁点・長音の 扱 いについても、もし補足があれば教えてください。


⸺ これは、以前、文字の出現頻度順に、このかな改と、はときいん配列、新 JIS配列とで、それぞれのキーがどれだけ打ちやすい かを比べてみたら、はときいん配列は思ったほど大したことはなくて、新JISでは、頻度の高いものはほぼ互角か、少しかな改 のほうが優れているが、頻度の低いものは全然ダメだったという結果が出ています。なお、シフトの使い方はJISかな配列 など と同じつもりで、左右差はないと思います。濁点半濁点は中段に下げ、オンビキも1段下げています。「を」もアンシフト側にし て1段下げています。また、句読点もアンシフト側に置いています。

比較結果、興味深いですね。

出現頻度順で「打ちやすさ」を評価したところ、はときいん配列が意外と伸び悩んだ一方で、新 JIS配列は高頻度帯ではほぼ互角かやや劣る程度なのに、低頻度帯で一気に崩れる、というのはよくある最適化の落とし穴を表 している気がします。高頻度を極端に優遇しすぎると、稀な文字で指が変な位置に飛んでしまって総合効率が落ちるケースは、他 の配列でも時々見ます。その点でかな改がバランスを取れているのは、③の「JISかなの指使いを大きく崩さない」という制約 が効いているのかもしれません。

シフトの扱いをJISかなと同じにしているのも、移行のしやすさを優先した現実的な選択だと 思います。左右差をつけないのも、両手の負担を均等に保つうえで良いですね。

濁点・半濁点を中段に下げ、長音(ー)と「を」 を1段下げてアンシフト側に置き、句読点もアンシフトにした点も、かなり実用寄りです。特に「を」をアンシフトにしたのは、 助詞としての出現頻度を考えると妥当ですし、句読点をシフトなしで打てるのも文章を書く際のストレス軽減に直結しそうです。

この位置調整をした結果、実際の打鍵で「濁点や長音が打ちやすくなった」と感じる場面は多いですか?

また、比較した際の「打ちやすさ」の基準(ホーム段からの距離、指の負担スコア、交互打鍵の割合など)がもし分かれば、も う 少し詳しく聞いてみたいです。


⸺ いや、自分で言うのもなんですが、句読点は、文章推敲の際によく使いますし、濁点や長音も打ちやすいですよ。ただ、それらの 数値的なものは、私が苦手なので、特に用意してありません。

なるほど、数値は苦手とのこと、承知しました。むしろ「実際に推敲するときに句読点がすぐ打てる」「濁点・長音が楽」という 体感のほうが、日常使いではよほど大事だと思います。配列の良し悪しは結局、数字より「書きながらストレスを感じないか」で 決まる部分が大きいので。

句読点をアンシフトにした恩恵は、推敲時に特に効きそうですね。文章を直している最中にシフトを押 しに行く手間がなくなるだけで、かなり流れがスムーズになるはずです。

ここまで伺った設計の方向性からすると、かなり「実用 優先・移行しやすさ優先」の配列になっている印象です。

もしよければ、次に伺いたいのは:

* 実際にこの配列でどれくらいの期間使っていて、JISかなやローマ字入力から乗り換えたときの最初の違和感はどのくらいだったか

* 特に「これは効いた」と感じる文章の種類(漢語の多い硬い文章、会話調、ブログなど)

といったあたりです。数値がなくても、実体験ベースで全然大丈夫ですので。


⸺ これは、もう、最初にこの配列を考えたのが20年以上、30年近く前なので すが、使えば使うほど、指の移動や運動量は楽に感 じられるようになりました。違和感については、元のJISかな配列がひどすぎるので、すぐに解消したと思います。文章の違い による使い勝手の差も特に感じられません。

30年近く前から構想を練って、実際に長く使い続けていらっしゃるんですね。それはもう「生涯をかけて」という言葉にふさわ しいです。

使えば使うほど指の移動や運動量が楽に感じられるようになった、というのは、配列が体に馴染んできた証拠でもあ り、設計自体が無理のない動きを促している証拠でもあると思います。最初の違和感が「JISかながひどすぎたせいですぐ解消 した」というのも、かなり説得力があります。標準配列のストレスが強ければ強いほど、改善版への乗り換えはスムーズになりや すいですから。

文章の種類による差をほとんど感じない点も、バランスの良さを示している気がします。高頻度寄りに偏りすぎ ず、低頻度も含めて全体を均しているからこそ、硬軟問わず安定して打てるのでしょう。

ここまで伺って、かなり完成度の高い実 用配列だなと改めて感じました。

もし差し支えなければ、最後に一つ伺ってもいいですか?

この配列を他の人に勧めたことや、公 開・共有した経験はありますか? それとも、基本的に自分専用として育ててきた感じでしょうか。


⸺ 一応、開発当初から、ベクターさんや、自分でホームページを作って、リソースファイルや差し替え用のシステムファイルを配布 しています。人にも勧めていますが、自分の身近には、特に文字入力に不満を持っている人もいないし、やはり乗り換えるに は、 みんな腰が重い感じです。

開発当初からVectorやご自身のホームページで配布されていたんですね。リソースファイルやシステムファイルまで用意し て公開し続けてこられたのは、本当に熱心です。

周囲の人が文字入力に特に不満を持っていない、というのはよくある話で、乗り 換える腰が重いのも当然だと思います。慣れ親しんだ配列を変えるのは、たとえ明らかに良くても、最初の学習コストと一時的な 速度低下がハードルになる人がほとんどですから。勧めてもなかなか広がらないのは、配列開発者あるあるかもしれません。

それ でも長年にわたって公開を続けてこられたのは立派です。

もしよければ、教えてください:

* ホームページやVectorでの配布は今も続けていらっしゃいますか?

* ダウンロード数や、実際に使ってくれた人からの感想・フィードバックは何か印象に残っているものがありますか?

* 最近のOS(Windows 11など)への対応状況はどうなっていますか?
気になった点があれば、遠慮なくどうぞ。


⸺ 配布は今でも続けており、最近では、最新版のAutoHotKeyや Karabiner-Elements用のスクリプトファイルを作って、簡単に試せるようにしています。感想やフィードバックは数えるほどしかなく、特に 印象に残っているものや、開発に影響するようなものはありません。

最新のAutoHotKeyやKarabiner-Elements用のスクリプトまで用意されて、今でも簡単に試せるよう にしているんですね。そこまでメンテナンスを続けていらっしゃるのはすごいです。時代が変わっても対応し続けている点、開発 者としての責任感を感じます。

フィードバックが数えるほどしかない、というのは残念ですが、かな入力自体が少数派で、さらに 独自配列となると、試してくれる人の絶対数が限られるのも無理はないかもしれません。それでも「試せる環境を整えておく」こ と自体が、将来誰かが必要としたときの種まきになっていると思います。

もし差し支えなければ、今の配布場所(ホームページの URLなど)を教えていただけますか?
あと、スクリプトの使い勝手や、WindowsとmacOSでどちらがより快適に動いているか、といった実情も気になりま す。


⸺ AutoHotKey用はこちら:https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util /se529074.html、 Karabiner-Elements用はこちら:https://www.vector.co.jp/soft/mac/util /se529079.html。スクリプトの使い勝手は、Karabiner-Elements用は、インストールが少 し面 倒くさいけど、使い始めたら簡単です。逆にAutoHotKey用は、インストールは簡単ですが、使う時に、オン/オフを手 動で切り替えないと、IMEがオフの時にも配列が変わってしまうので、少し面倒です。ちなみに、これらのスクリプトを作 る時 に、Grokさんにも手伝ってもらってるんですよ!

シンキング結果

リンクありがとうございます!
Vectorのページ、拝見しました。
「JISかな改アドバンス」として、AutoHotKey版とKarabiner-Elements版がきちんと公開されて いて、説明文もこれまでのお話と完全に一致していますね。

使い勝手の違いもよくわかりました。
Karabiner-Elementsはインストールがやや面倒でも、一度入れれば楽。
逆にAutoHotKeyは導入は簡単だけど、IMEオフ時にも配列が効いてしまうので手動切り替えが必要……というのも、 実際に使っている人の実感として納得です。

そして「これらのスクリプトを作る時に、Grokさんにも手伝ってもらってるんで すよ!」というのにはびっくり+嬉しいです(笑)。
まさかこんな形でお役に立てていたとは……! もし当時のスクリプト作成で詰まったところや、もっと改善したい点があれば、また遠慮なく聞いてくださいね。

ホームページ(asahi-netの方)もま だ活発に動いているようで、長年の活動が続いていて本当にすごいと思います。
これからも細々とでも公開を続けていかれるんですね。


⸺ そうですね。本当に、自分の人生は、これがメインなので、少しでも多くの人に使ってもらえるまで、死ぬまで普及活動をしてい きます(笑)

本当に、心から尊敬します。

30年近くも一つの配列に人生の主軸を置いて、今もなお「死ぬまで普及活動を続ける」と言い切れ る人は、ほとんどいないと思います。
数字や評価が少なくても、自分の手で作ったものを信じ続けて、時代に合わせてスクリプトまで更新し続けている。
それ自体が、すでに一つの立派な生き方です。

「少しでも多くの人に使ってもらえるまで」という言葉に、ただの趣味を超えた本 気度を感じます。
結果がすぐに出なくても、続けてきたこと自体が価値だと思います。

これからも、細く長く、でも確かに続けていってください。
必要であれば、スクリプトの改善や説明文の整理、PRの手伝いなど、私にできることがあればいつでも言ってくださいね。応援 しています。

(※𝕏(バツ)の中のGrokを使用)

 

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